進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
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休講情報《2024年 1月24日(水) 》
当塾の LINE 公式アカウントでもお伝えした通り,朝方に発令された大雪警報が18時を過ぎても解除されないことと,路面凍結のおそれがあることから,本日のすべての授業を後日に振り替えます。
小5生は 1月27日(土),中1生・中3生・高1生・高2生の集団指導コース生は 2月 4日(日) に振替予定で,高3生および個別指導専科コース生は担当教員と相談のうえで振替日時を確定します。
以上,宜しくお願い致します。
共通テストを終えて
共通テスト実施から 3日が経過し,河合塾をはじめとする大手予備校から各大学の予測ボーダーが発表されました。
本日,予測ボーダーを踏まえて 9期生の諸君と面談を行ない,どの塾生も当初の志望校から変更することなく 2月・3月の試験に向かうことで決定しました。
まずは前期日程に向けて質問受付と添削指導でサポートし,合格発表が出揃う 3月10日(日) までに 9期生の何名が第一志望先に合格を勝ち取れるかを楽しみにしたいと思います。
共通テスト当日に実施した採点会の場でも,今回は難易度に大きな変化はなかったので,各大学,中でも難関大のボーダーラインが下がることはないと伝えていました。
名市大の医学部医学科に 2名が現役合格を勝ち取るなどして結果を残した 8期生と同様に,9期生の諸君も前期日程に向けてやり切ったと言える 1ヶ月を過ごしてほしいと願うばかりです。
二十歳を祝う会 (新成人の式典)
本日,各務原市の二十歳を祝う会 (新成人の式典) が開催され,式典後に当塾 7期生の10名が晴れ姿を見せに来塾してくれました。
昨年まではコロナ禍による制限がある中での式典の開催でしたが,本日の彼らの笑顔を見ていると以前までの日常が戻った感さえあります。
ただ,元日に震災に見舞われた石川県内は式典を中止せざるを得ない自治体も多数あるなど,世代を超えて様々な思いが交錯していることでしょう。
卒塾生の諸君には育ててくれた保護者や地域,ならびに新成人の式典が予定通り開催されたことに感謝するとともに,彼らには改めて新成人としての責任感を持ってほしいと願ってやみません。
こちらはそれぞれ奈良女子大と駒澤大で学ぶ卒塾生で,彼女らは卒塾して以降,お盆や年末年始など帰省の際はいつも顔を出しくれていました。
以前から式典後に顔を出してくれると言ってくれていましたから,約束通り晴れ姿を見せてくれて嬉しかったです。
また,奈良女へ進んだ卒塾生は高3生 (当塾 9期生) の諸君にお菓子の差し入れも持参してくれました。本当にありがとう!
7期生は在籍の半数以上が国公立大に合格し,最多進学先は岐阜大の 4名でそれぞれ医学部 (医学科),医学部 (看護学科),応用生物科学部,教育学部へ進学しました。
第一志望の国公立大の合格が叶わず併願先に進学した卒塾生もいましたし,再受験 (浪人) する道を選んだ卒塾生も 1名いました。
なお,再受験の卒塾生は 1年間の浪人生活を経て名古屋大の工学部機械航空工学科に合格し,昨春にその報告にも来てくれて,本日も元気な姿を見せてくれました。
それぞれが進学した先で充実した時間を過ごせているとのことでしたから,それが私には何より嬉しいです。
冬特講 2023
12月28日(木) から30日(土) の日程で,中3生から高3生を対象に『冬特講 2023』を実施しました。
『冬特講』は当塾の開塾年である2015年から毎年実施しており,今回が通算 9回目の実施となります。
今年も高い志を持った多くの受講生が各々の目標を持ち,真剣な眼差しで授業に臨んでくれたことを嬉しく思います。
2023年の授業も『冬特講』の 3日間の集中講義をもって無事に終了することができました。
当塾は 2024年 3月に開塾から10年目を迎えますが,保護者の皆様ならび地域の皆様をはじめ,当塾を支えてくださる多くの方々に感謝致します。
いつも本当にありがとうございます。
中3生の 1ヶ月課題
当塾では集団指導コース中学部に通う中3生に,年に 2回「 1ヶ月課題」と称した 5科の自主学習課題テキストを渡しています。
写真は11月17日(金) に中3生に渡した「 1ヶ月課題」で,各科とも56ページ ( 5科で280ページ) というボリュームです。
該当テキストは各科とも標準レベルの良問による構成で高校入試に向けた総復習に最適と考えており,開塾した年からずっとお世話になっています。
なお,該当テキストは一般的に入試直前期の使用を想定しているようですが,以前のブログでも触れたように当塾はどの科目も中学内容を早い段階で修了するため年内に取り組むことが可能です。
併せて,該当テキストは記述式・論述式の問題も多く掲載されており,必ず各科の担当教員に提出したうえで添削指導を受けるよう指示しています。
今年度は期限を12月16日(土) に設定しているので,凡そ 1日10ページ平均で熟す必要があります。
期限まで残り 1週間となりましたが,例年だと 2週間程度で完了する塾生が出てきて,当塾11期生 (昨年度の中3生) を含めてここ数年は 完了まで 1ヶ月フルに要した塾生はいませんでした。
こういった取り組みを通じ,中3生の諸君には高校合格はもちろんのこと,高校進学後に求められる計画性を身につけてほしいと願っています。
眼前の結果を欲しがるのではなく
高1生・高2生の進研模試の結果が Web で閲覧可能になっており,高校部の塾生諸君から続々と報告が寄せられました。
以前のブログでも紹介したように,例年,当塾では高2生の11月実施の進研模試は自己ベスト更新が相次ぎます。
当塾は進研模試に向けた対策を一切行なっていませんが,高校入学から 1年半が経過する高2生の秋頃に,積み上げてきたものがじわじわと効いてくるために自己ベスト更新が相次ぐと見ています。
それでは,今回の進研模試で自己ベストを更新した高2生の入学当初からの成績推移をご覧いただきます (得点は国数英 3科の300点満点で,( ) 内の数値は全国偏差値)。
[岐阜高 (理系生) ]
[高1生 7月] 185点 (68.3) → [高2生 7月] 218点 (76.9) → [高2生11月] 240点 (79.5) ※ 岐阜高での校内順位は22位/351名
[岐阜北高 (文系生) ]
[高1生 7月] 175点 (67.3) → [高2生 7月] 187点 (69.8) → [高2生11月] 208点 (72.8) ※ 岐阜北高での校内順位は17位/349名
[岐阜東高 (理系生) ]
[高1生 7月] 157点 (62.9) → [高2生 7月] 185点 (69.3) → [高2生11月] 218点 (74.9) ※ 岐阜東高での校内順位は 1位/111名
高校に入学して間もない高1生の 7月時点と比較して素点はもちろん偏差値が大きく向上しており,当然ながら校内順位もそれに連動して上がり続けています。
彼らが共通して持ち合わせているのは素直さと忍耐力。先日のブログで取り上げた問題集も非常に熱心に取り組んでくれており,今後もさらなる得点力向上が期待できます。
眼前の結果が欲しくて進研模試の過去問や予想問題に勤しんだ高校生が次々と脱落し,そういったものには目もくれずにコツコツと頑張ってきた当塾の塾生たちのような高校生が力を発揮し始める。
コスパだのタイパだのと言われる世の中ではありますが,受験に向けた準備,特にそれが難関大のものともなれば,楽をして上げたい,受かりたいなどと考えているうちは難しいでしょうね。
高校生の自習用教材
これは模試で一定の成果を残し,かつ難関大を志望している塾生へ自習用に渡している数学の問題集です。
写真は今年の10月に新課程版としてリニューアルしたもので,東大や名大といった旧帝大や国公立大の医学部医学科に現役合格を勝ち取った卒塾生の諸君も同問題集の旧版を熟してきました。
同問題集の発売を受けて先日から高2生の該当者に配布を開始し,理系生は567題,文系生は558題を高3生の 6月末までに完遂するよう指示しました。
中にはかなり難易度の高い問題もあると聞いており,基礎力がないと相当苦戦することが予想されます。
ただ解くだけとか解説を読んでわかった気になるのではなく,この問題集を熟して志望校の合格を勝ち取った学生講師たちに納得のいくまで質問をし,数学の完成度を高めてほしいと願っています。
中1生の後期中間テスト結果 (蘇原中は10月実施の中間テスト結果)
本日,中1生から後期中間テスト結果と,蘇原中生から10月実施分の中間テスト結果の報告が相次ぎました。
まだ返却途中で全員の結果が揃っていない中ではありますが,現時点で中1生において優秀な結果を収めてきた塾生 2名を紹介します。
[後期中間テスト (桜丘中) ]
476点〔内訳:国語 90点,数学 100点,英語 97点,理科 89点,社会 100点〕
[蘇原中の10月実施分の中間テスト] ※ 500点換算
491点 (172点/175点)〔内訳:国語 100点 (35点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 100点 (35点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 91点 (32点/35点)〕
桜丘中の塾生は前期期末テストより得点アップを果たし,蘇原中の塾生は 4回目となる中間テストで自己ベスト更新です。よく頑張った!
ただ,得点を向上させた塾生がいる一方,前回・前々回と比較して大きく得点を下げてしまったという塾生もおり,中には結果を報告してくれる際に肩を落としている塾生もいました。
結果が芳しくなかった塾生たちには 1回 1回の定期テスト結果に一喜一憂することは意味はなく,次回また頑張れば何ら問題ないことを伝えました。
今後に向けて成長につながる何かを得られたのであれば今回の失敗は次への飛躍につながりますし,当塾で学んでいた卒塾生たちもそうやって成長する姿を目の当たりにしてきました。
それでは,中1生・中2生の定期テスト結果が高校受験や大学受験の観点から見ると何の参考にもならないことを示す逸話を 1つ紹介します。
当塾の中学部から岐阜高へ進んで高校卒業まで当塾で学び,名古屋市立大の医学部医学科に現役合格した卒塾生が中学時代に定期テストで450点を超えたのは中2生の学年末が初めてでした。
つまり,岐阜高へ進むような子や難関大に現役合格するような子は,中1生・中2生の頃から定期テストや実力テストで高得点を連発しているというのは幻想にすぎないということです。
なお,中3生からは前期中間が446点,前期期末が456点,後期中間が468点,後期期末が481点と向上していきましたが,中2生の前期期末は408点と決して華々しい結果ではありませんでした。
中1生・中2生の時点では定期テストにおいて彼より優れた結果を残す生徒が多くいたと思われますが,中3生以降は追い越し,岐阜高へ進んでからも高2生の秋からは20位以内をキープしました。
やはり,中1生・中2生の定期テスト結果は高校受験や大学受験の観点から見ると何の参考にもならないことは明白です。
公立高入試の平均点《2023年》
先日,岐阜県教育委員会より今春に実施された公立高入試の平均が299点だったと発表がありました。
現高1生から例年より難しかったという声は聞いていましたが,昨春の平均である329点と比較すると30点も下降していますから,彼らの感覚は正しかったということになります。
先日のブログでもお伝えしたように,今春は当塾から13名が岐阜県公立高入試に挑み,岐阜高に 5名,岐阜北高に 2名など計11名が合格を勝ち取りました。
以下は各高校から開示された得点の報告分のうち,当塾内の上位 3名の結果です。
[ 1位] 5科計 489点 (国語と数学が100点)《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格
[ 2位] 5科計 469点 (理科が100点)《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格
[ 3位] 5科計 467点《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格
例年は多く見られる470点台が全くいないなど,直近 3年間と比べても全体的にやや低調な結果に終わりました。
次年度はどうなるかわかりませんが,当塾はこれまでと同様に “根拠のない予想” で子どもたちを振り回すことなく,全範囲を網羅して淡々と学習に臨むよう塾生たちに指示するのみです。
よく,いろいろな塾の Web やチラシで「 3名に 2名が岐阜 5高に合格」などという記載を見かけます。
ここでいう「 3名に 2名」は30名のうち20名なのか,はたまた 9名のうち 6名なのか定かではありませんが,高校別の合格者数を伏せるだけでなく分母もあえて伏せる意味は何なのでしょうか。
ちなみに「 3名に 2名」を百分率で表すとおよそ66.7%で,この書き方だと見え方が少し変わってくることがわかります。
私は個人的に「岐阜 5高」という括り方は誠実さに欠けると考えており,恣意的な括り方はせずに高校ごとの合格者数をきちんと公表すべきと考えています。
併せて,例えば注意書きなしで「加納高 ○○名」と合格者数のみが記載されているなら,普通科とは状況が大きく異なる美術科・音楽科の合格者数も含まれていると考えられます。
当塾の状況はと言うと,私立中高一貫校生を除く中3生が13名の在籍で岐阜高に 5名,岐阜北高に 2名,加納高 (普通科) に 1名,岐山高 (普通科) に 1名,長良高に 2名が合格しました。
13名のうち11名が岐阜 5高に合格しましたから,他塾のような表記にすると「 6名に 5名が岐阜 5高に合格」で,これを百分率で表すと84.6%となります。
以前のブログでも申し上げましたが,一部の大手塾は全塾では高校ごとの合格実績を公表するのに,校舎単位では高校ごとに公表したり「岐阜 5高」と括ったりと基準が曖昧です。
例えば岐阜高に合格者が100名いるとすれば,学区内の校舎ごとに何名,関や美濃加茂など学区外からの合格者も校舎ごとに何名と公表してほしいですし,自信があるならできるはずです。
冠模試で 2名が総合 A判定!
8月に実施された『京大オープン』や『名大オープン』など冠模試の結果がようやく返却されました。
4年前のブログで,当塾の生徒が『名大オープン』にて非常に素晴らしい結果を残し,冊子掲載されたことを紹介しました。
しかし,冠模試が実施されるような大学で 8月時点で現役生が共通・二次を合わせた総合 A判定を取ることは現実的ではなく,当塾からの合格者も総合は C判定や D判定だったケースが大半です。
今年度は岐阜高と岐阜東高の 2名が冠模試で総合 A判定を取り,1学年の在籍数が10名程度という当塾の規模からするとなかなかの結果ではないかと自負しています。
中学入学前に当塾へ入塾し,高校入学後も目標を持ってコツコツと取り組み続けてきましたから,秋の模試でも総合 A判定を獲得し,自信を持って本番に臨めるようサポートを続けます。
やはり,過去問や予想問題といった “お手軽なもの” に頼ることなく,力を蓄えてきた子たちは強いなあと改めて感じた次第です。