中学生向けの塾を選ぶ際の指標として

 

中学生向けの塾選びをする際,何に重きを置くかはご家庭により基準がまちまちだと思います。

 

当塾のような進学塾から学校準拠の補習塾まで方向性は塾によりさまざまですし,指導形態が集団指導なのか個別指導なのか,もちろん受講料の多寡も塾選びの重要な指標の 1つと言えるでしょう。

一口に進学塾と言ってもどういったレベルの塾生が多いかにより塾内の雰囲気もまちまちなので,塾全体のレベル感を知るにはその塾の直近 3ヶ年から 5ヶ年の合格実績を確認すれば一目瞭然です。

 

直近 5ヶ年の累計でその塾からの進学者数が最も多いのはどの高校か,例えばそれが岐阜高や岐阜北高であれば上位寄りで,長良高や各務原西高なら中位寄りということになります。

単年のみの合格実績だと偶々その年が “当たり年” や “外れ年” だった等もありますから,やはり直近 5年分くらいのまとまったスパンで見るのが妥当ではないでしょうか。

 

当塾を例に挙げると,2020年春から2024年春までの直近 5ヶ年に中学部集団指導コースで学んだ55名の塾生が岐阜県内の公立高校を受験し,うち46名が合格を勝ち取りました。

高校ごとの合格者数は以下の通りです。

 

岐阜高 … 17名 [構成比 30.9%]

岐阜北高 … 12名 [構成比 21.8%] ※ ここまでで 52.7% (塾生の 2人に 1人以上)

加納高 … 3名 (普通科 3名) [構成比 5.5%]

岐山高 … 2名 (普通科 2名) [構成比 3.6%]

長良高 … 6名 [構成比 10.9%]

各務原西高 … 4名 [構成比 7.3%] ※ ここまでで 80.0% (塾生の 5人に 4人)

県立岐阜商業高 … 1名 [構成比 1.8%]

岐阜総合学園高 … 1名 [構成比 1.8%]

公立高に不合格で私立高へ進学 … 9名 [構成比 16.4%]

 

ご覧の通り当塾の中学部集団指導コースで学んだ塾生の直近 5ヶ年の最多進学先は岐阜高であり,これは直近 5ヶ年に限った話ではなく開塾以来ずっと変わらない傾向です。

 

また,直近 5ヶ年の率で見ると当塾生の 30.9% が岐阜高へ,21.8% が岐阜北高へ進学しており,岐阜高と岐阜北高の 2高で半数を超えています。

岐阜高は公立中学校のおよそ成績上位 5%,同じく岐阜北高は 10% が進学する高校ですから,当塾は中学校の40名学級で言うと 1位から 4位の生徒が半数以上を占める塾ということになります。

 

なお,昨春のブログでも申し上げたように,昨年・一昨年は当塾からの公立高受験先は岐阜高・岐阜北高・加納高・岐山高・長良高の 5高校のみで,今年度の出願も同様の結果となりました。

将来的に岐阜高など岐阜市の普通科高の合格を目指したいと考えている新小5生から新中3生のお子さまがいらっしゃるご家庭は,当塾も選択肢の 1つに入れていただければ幸いです。

 

 

当塾は直近 5ヶ年で55名が岐阜県内の公立高を受験し,残念ながら 9名が不合格となりました。

 

私は岐阜高や岐阜北高にチャレンジしたいという塾生に対し,得点力や内申が不足しているので不合格の可能性があるという話はするものの受験を止めることはありません。

9名が不合格というのは決して少なくありませんが,先日のブログでも申し上げたように,併願先の私立高へ進むことになっても 3年後の大学入試で結果を出せれば問題ないというのが私の考えです。

 

岐阜高に合格しても 3年後に名古屋大に合格できる保証はありませんし,同じく岐阜北高に合格しても 3年後に岐阜大に合格できる保証はありませんからね。

 

 

当塾の Q & A ページ記載の入塾基準をご覧になられてのものだと思われますが,当塾は優秀なお子さまだけを受け入れる塾だという ”批判” ともとれるご意見を 6年ほど前から耳にしています。

 

当塾がなぜ学年が上がるにつれて入塾基準を厳しくしているかと言うと,新入塾生が各学年の中心となる成績層とあまりにかけ離れていては両者とも不満を抱える結果になってしまうからです。

既存の塾生と新規の塾生いずれにとっても競い合い高め合える環境,自習室や質問受付の品質を維持する目的で当塾は入塾基準を設定しているということをご理解いただければ幸いです。

 

なお,当塾は小学部から継続して学んでいる塾生が多くいるのですが,当塾は中1生の10月以前の入塾基準は非常に緩いので,その批判は間違ったものだということもご理解いただけるはずです。

 

 

当塾の近隣に「岐阜高 2名・岐阜北高 3名・加納高 4名など岐阜 5校+各西に24名 (塾生の 3人に 2人) が合格!」という表記をしている大手塾があります。

 

あえて岐山高・長良高・各務原西高の合格者数を掲載しないところに,例えば24名の合格者が各西に偏っているとか加納高には美術科や音楽科も含まれる等,何かを隠したい意図が透けて見えます。

また,普通科進学校の合格実績だけを前面に出し,それ以外,例えば実業高校へ進む塾生は評価しないというスタンスも理解に苦しむところですが,普通科でなければだめなのでしょうか。

 

上記したように当塾からも実業高校へ進む塾生はいますし,塾生諸君には望むところに進んでほしいと願っていますから,私には高校は普通科でなければだめだという考えは一切ありません。

私は上が社会人 (大卒)・下が大学生と子育てをしてきた経験からも,頑張ってきた塾生の進学先を伏せるこの大手塾のやり方は保護者の視点が欠落している一例と言え,その子たちが不憫です。

 

なお,この大手塾は市内の系列校舎で公立高「合格率100%」を昨年 3月から 4月にかけてホームページに記載しておられましたが,現在は修正されて「100%」の記載が見当たらなくなりました。

これも保護者の視点が欠落した事例の一つと考えられますし,以前のブログでも申し上げたように “言ったもん勝ち” の風潮には辟易するばかりです。