秋の冠模試

 

秋実施の冠模試結果が返却され,受験した当塾10期生の 6名から帳票の提出がありました。

 

6名のうち総合 (共テ型模試+冠模試) で B判定以上を獲得したのはそれぞれ東京科学大・一橋大・名大のオープンを受験した 4名で,夏の冠模試以降も順調に推移していることが結果から窺えます。

もちろん秋の時点で判定が芳しくなかった場合でも現役合格を勝ち取る卒塾生はいましたが,本番に向けて自信を深められるという点で冠模試の総合 B判定以上の獲得は価値があると考えています。

 

写真は東京科学大オープンを受験した10期生の帳票で,得意の物理で偏差値 82.6 を獲得するなどして総合 A判定を獲得し,東大に進んだ 4期生らに続く当塾通算 5人目の冊子掲載も達成しました。

現在,共通テストまでちょうど 1ヶ月,前期までは 2ヶ月強という局面となりましたが,当塾の塾生たちを含め,全国の受験生の諸君には焦らず平常心で本番に向けた準備を進めてほしいものです。

 

 

先述したように,当塾のような小規模塾でも冠模試で成績優秀者として冊子掲載されたり,または第一志望の学科に首席で合格するような事例もありました。

 

こういった成果は塾生諸君の頑張りは当然のことながら,高校部の理社各科の授業指導や質問受付を担当してくれている学生講師諸君の頑張りもあってのものです。

当塾には受験生から “神” と崇められるようなプロ講師はいませんが,授業指導や個に合わせた対応を通じて塾生諸君の夢の実現を今後もサポートしていければと考えています。

 

現在は紹介の方に限り新入塾生を募集しています

 

 

当塾は現在,紹介の方に限り新入塾生を募集しております (チラシ画像をクリックまたはタップすると拡大します)。

 

受付学年は集団指導コースが新小5生と新中1生から新高3生,個別指導専科コースが新中1生・新中3生・新高1生で,各学年とも定員に達した時点で募集を終了します。

なお,集団指導コースの新小6生は定員に達しているため入塾受付を停止しています。

 

受講説明会のご予約はお電話にて受け付けており,受講説明会は一斉の形式ではなくご家庭ごとの実施で,所要時間は約50分間です。

受講説明会と併せ,新小5生から新中2生のお子さまは入室テスト,新中3生から新高3生のお子さまは入室面談も同時に実施します。

 

 

当面の受講説明会および入室テストの日程は以下の通りです (平日枠は新中3生から新高3生と,入室テスト免除ラインに到達している新中2生のみ)。

 

・12月27日(金) 19時30分から20時20分

・1月10日(金) 19時30分から20時20分

・1月11日(土) 13時30分から14時20分

 

お問い合わせや受講説明会のご予約は,お電話の場合,毎週火曜日から土曜日の13時30分から19時の時間帯で承ります。

インターネットでの受付は24時間対応ですが,フォームにご入力いただいたお電話番号またはメールアドレス宛へ折り返し連絡後に日時が確定となりますので予めご了承ください。

 

2024年12月18日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : ito

2025年 新入塾生募集日程 (一般受付)

 

当塾は12月14日(土) をもって2024年の一般の新入塾生受付を終了いたしました。

2025年 2月 4日(火) に一般募集を再開するまでの間は,ご紹介の方に限り入塾を受け付ける形となりますのでご了承ください。

 

当塾は2015年の開塾から間もなく10年という節目を迎え,おかげさまで累計の入塾者数は500名を超えました。

各務原市内だけでも複数の校舎を構えるような大手塾なら 1校舎で年間100名以上の入塾があるでしょうが,1学年10名前後といった当塾の規模感であれば年間30名の入塾があれば十分な数です。

当塾はこれからも開塾時に掲げた少人数定員制の指導を継続すると共に,経営側の観点で複数校舎を展開して戦力 (指導力) を分散させるようなことは絶対にしませんのでご安心ください。

 

2025年の新入塾生募集日程は以下の通りです。

 

[春期募集] ※ 新年度入塾はこちら

2025年 2月 4日(火) から 2025年 4月19日(土)

 

[夏期募集]

2025年 6月10日(火) から 2025年 7月19日(土)

 

[秋期募集]

2025年 9月 9日(火) から 2025年10月18日(土)

 

[冬期募集]

2025年11月 4日(火) から 2025年12月13日(土)

 

上記の期間以外にご入塾を希望される場合,塾生およびその保護者の方,ならびに卒塾生とその保護者の方からのご紹介,または紹介状をお持ちの方に限りご入塾を承る形となります。

なお,高3生は夏期募集までが入塾受付期間となります (ご紹介の場合は応相談)。

 

宜しくお願い致します。

 

2024年12月14日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : ito

進研模試 (ベネッセ総合学力テスト)《2024年11月実施分》

 

11月に実施された進研模試 (ベネッセ総合学力テスト) の結果帳票の返却が始まっており,塾生諸君から 7月実施分に続いて好結果が寄せられています。

 

写真は当塾在籍の高2生 (当塾11期生) の成績帳票で,3年前のブログで紹介した当塾 8期生 (のちに名古屋市立大の医学部医学科に現役合格) に肩を並べる結果を残してきました。

志望校合格に向けて順調に推移しており,小学部から当塾で学びをコツコツと積み重ねてきた成果を遺憾なく発揮していることを嬉しく思います。

 

岐阜県 No.1 を謳い,県内に多くの校舎を構える大手塾は進研模試の対策を熱心にやっているそうですから,当塾の塾生諸君より好成績を残す生徒が何百,何千と在籍しておられることでしょう。

当塾のような 1学年10名程度の小規模塾はそういった一流の塾の足元にも及びませんが,当塾に通ってくれる塾生諸君が将来の夢を実現できるよう今後も細々とサポートしていこう思います。

 

12月の月次お知らせと冬期時間割

 

 

12月の月次お知らせと冬期時間割です (画像をクリックまたはタップすると拡大します)。

 

いずれも当塾の LINE アカウントで既報のものとなりますが,特に季節講習会時間割は PDF ダウンロードのご希望も多かったことから今後はブログでも月次お知らせと季節講習会日程を掲載します。

 

以上,宜しくお願い致します。

 

2024年12月1日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : ito

直近 5ヶ年の国公立大合格状況

 

春先のブログで当塾の直近 5ヶ年の公立高合格状況を紹介しましたので,今回のブログは直近 5ヶ年の国公立大合格状況を紹介しようと思います。

 

直近 5ヶ年の卒塾生 (当塾 5期生から 9期生) 総数は57名で,そのうち34名が国公立大に現役合格を勝ち取っています。

これを率で表すと59.6%ですから,当塾は卒塾生のおよそ 5名に 3名が国公立大に現役合格する塾ということになります。

 

なお,59.6%を細分化すると以下のようになります。

 

名古屋大など旧帝大に現役合格 … 9名 (構成比 15.8%)

国公立大医学部医学科に現役合格 … 3名 (構成比 5.3%) ※ 3名とも地域枠ではなく一般枠

上記以外の国公立大に現役合格 … 22名 (構成比 38.6%) ※ 名古屋工業大 5名・岐阜大10名を含む

 

当塾は直近 5ヶ年で旧帝大と国公立大医学部医学科に合わせて12名の合格者がおりますので,これを率で表すと21.1%,つまり卒塾生の 5名に 1名以上がそれらに現役合格している計算です。

なお,開塾からの通算 ( 9ヶ年) だと卒塾生99名に対して旧帝大と国公立大医学部医学科に合わせて17名の合格者ですから,率としては17.2%で近年は向上を続けていると見て取れます。

 

 

県内に複数の校舎を構えるような大手塾だと 1学年の在籍数が何百,何千といて,国公立大の合格者数も膨大で,例えば旧帝大だけでも100名を超える規模の合格者がいらっしゃることでしょう。

当塾のような 1学年の在籍数が10名前後の小さな塾は,合格者数ではそういった素晴らしい大手塾さんと全く勝負になりませんから,悲しいことに率でしかそれらに立ち向かうことができません。

 

ただ,現在の当塾の中学部高校部に在籍している塾生たちの頑張りや成績状況からすると,旧帝大や国公立大医学部医学科といった難関大への現役合格率は近いうちに30%を超えると見ています。

塾生諸君の頑張りに応えられるよう,授業指導はもちろんのこと自習室質問受付添削指導を通じて,彼らにとって居心地の良い学習空間をつくっていけるよう今後も努めて参ります。

 

後期中間テスト結果など《中1生・中2生》

 

今回のブログは,直近の定期テストで結果を残した中1生・中2生の得点を紹介します。

 

[後期中間テスト素点 3傑 (実施形態の異なる蘇原中を除く) ]

475点《桜丘中・中2生 (通塾歴 1年10ヶ月) 》

〔内訳:国語 97点,数学 94点,英語 90点,理科 94点,社会 100点

466点《桜丘中・中1生 (通塾歴 0年 8ヶ月) 》

〔内訳:国語 95点,数学 98点,英語 92点,理科 90点,社会 91点

462点《中央中・中2生 (通塾歴 2年10ヶ月) 》

〔内訳:国語 91点,数学 96点,英語 80点,理科 100点,社会 95点

 

[蘇原中の10月実施分の中間テスト 3傑] ※ 500点換算

497点 (174点/175点)《中2生 (通塾歴 1年 1ヶ月) 》

〔内訳:国語 100点 (35点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 97点 (34点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 100点 (35点/35点)〕

491点 (172点/175点)《中2生 (通塾歴 1年 9ヶ月) 》

〔内訳:国語 100点 (35点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 91点 (32点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 100点 (35点/35点)〕

480点 (168点/175点)《中2生 (通塾歴 0年 8ヶ月) 》

〔内訳:国語 85点 (30点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 100点 (35点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 94点 (33点/35点)〕

 

以前のブログでも取り上げたことがありますが,当塾の近隣には定期テスト対策指導に強みがあり,各中学校の学年トップが何名も在籍していることをアピールしている大手塾があります。

そんな塾であれば当塾よりも高得点を収める生徒さんが何百,何千と在籍していらっしゃるでしょうし,当塾は定期テスト対策指導はもちろん高校受験対策指導の全般において足元にも及びません。

 

当塾は小中学生であっても大学受験や将来の夢の実現に向けた指導を行なう塾ですから,眼前のテストで得点させるために過去問や予想問題を取り組ませることに否定的な立場です。

決められた範囲をきっちりとやり抜いたうえで,子どもたち自身が何をすべきか考えて行動する力を養うことが,高校進学後のみならずその後も成長し続ける礎を築くことにつながるのです。

 

 

中3生は公立高入試まで間もなく100日を切りますから,彼らがここから重視すべきは定期テスト結果ではなく実力テスト結果です。

もちろん定期テスト結果は内申確保のために不可欠ではあるものの,岐阜高を志望する塾生,その中でも滝高を併願受験する塾生には定期テストの準備に時間をかけすぎないよう指示しています。

 

写真は当塾の中3生の返却されたばかりの実力テスト結果帳票で,1年前の入塾以来目標にしてきた450点台の到達に成功しました。

彼が以前に通っていたのは定期テスト対策が充実した高校受験対策指導に長けている大手塾でしたが,不思議なことに当塾へ移ってからのほうが定期テスト結果と内申が向上しているのです。

 

さらに,1年かけて過去問や予想問題に頼らない姿勢を身につけた結果,実力テスト得点も目に見える形で右肩上がりを続けていますから高校に進学して以降も伸びる可能性を秘めています。

現状に満足することなく,高校受験は小さな通過点に過ぎないという姿勢で取り組む彼を私たちはサポートし続けます。

 

英文和訳演習 上級編

 

写真は個別指導専科コースで指導している高2生 (当塾11期生) に,自習用教材として渡した駿台文庫の『英文和訳演習 上級編』という問題集です。

 

以前のブログでも紹介したように『英文和訳演習 上級編』は私が高校生の頃に取り組んでいた問題集で,左に写っているものが私が実際に使用していた同問題集です。

右に写っているものが今も書店に並んでいる現行のもので,装丁こそ変わりましたが中身は当時ものと全く変わっていません。

 

 

先述した11期生がこの10月で,同じく自習用に渡した『英文和訳演習 中級編』を終えたと報告があったので,11月に入って『英文和訳演習 上級編』を渡しました。

 

私自身が使用していた『英文和訳演習 上級編』に取り組んだ当時の日付を記していて,それを見るとちょうど私も高2生の11月から『英文和訳演習 上級編』と “格闘” を開始していました。

指導にあたっている11期生も当時の私と同じペースで歩みを進めてくれているのが嬉しいですし,彼の志望校の合格に向けては必須と考えられるこの問題集と格闘して成長してほしいものです。

 

名古屋工業大学合格!

 

写真は岐阜東高の高3生 (当塾10期生) で,予てから第一志望先だった名古屋工業大学の工学部社会工学科に総合型選抜で合格し,高校の先輩にあたる当塾の国語科教員と記念撮影した際のものです。

 

彼女は小6生の 9月に入塾し,当塾の小学部中学部を経て高校に進学してからも当塾の高校部で学び,早いもので入塾から 6年が経過しました。

2年 8ヶ月前の公立高入試では悔しい思いをさせてしまいましたが,大学受験では今日こうして第一志望の合格を勝ち取ることができ,最高の形で受験生活を終えられたことに安堵しています。

 

11月にこうして早々と大学受験を終える形となったものの,彼女のこれまでの頑張りからすれば 2月の一般選抜でも合格を勝ち取っていた可能性が高かったことは間違いありません。

平日は夕方の早い時間から軽食持参で自習をして夜の授業に臨むサイクルを欠かさず,土曜日も学校のある日でさえ13時30分には塾に到着して22時30分まで授業に自習に励む毎日でした。

 

 

以前のブログでもお伝えしたように,高校合格は小さな通過点に過ぎず,大切なのは大学合格とその先です。

 

当塾の中学部集団指導コースは在籍半数以上が岐阜高・岐阜北高へ進学しますが,残念ながら公立高に不合格となって併願先の私立高へ入学する塾生もいます。

下記は県内の私立高に在籍して高校卒業までの間を当塾の高校部で学び,国立大の現役合格を勝ち取った卒塾生たちです。

 

[2016年 春] 1期生

岐阜東高 → 岐阜大学 教育学部 (一般選抜・前期日程)

 

[2017年 春] 2期生

岐阜東高 → 名古屋大学 文学部 (一般選抜・前期日程)

 

[2019年 春] 4期生

岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・前期日程)

 

[2020年 春] 5期生

鶯谷高 → 名古屋大学 教育学部 (学校推薦型選抜)

岐阜東高 → 名古屋大学 工学部 物理工学科 (一般選抜・前期日程)

岐阜東高 → 岐阜大学 教育学部 (学校推薦型選抜)

 

[2022年 春] 7期生

岐阜東高 → 奈良女子大学 生活環境学部 食物栄養学科 (学校推薦型選抜)

岐阜東高 → 岐阜大学 応用生物科学部 生産環境科学科 (一般選抜・前期日程)

 

[2023年 春] 8期生

岐阜東高 → 岐阜大学 社会システム経営学環 (一般選抜・前期日程)

 

[2024年 春] 9期生

岐阜東高 → 名古屋工業大学 工学部 情報工学科 (一般選抜・前期日程)

岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・前期日程)

岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・後期日程)

 

彼らは私立高へ進むことになりましたが,大学入試は納得のいく形で終わらせたいという気概を持って高校卒業まで当塾で学び,それぞれ上記の大学の現役合格を勝ち取りました。

 

ただ,彼らが不合格となった公立高へ進学した生徒たち全員が,大学入試においても順風だったかと言えばそんなことは絶対にありません。

公立の上位高に合格したからといって胡坐をかいていると,いつの間にか “中学卒業時の序列” が崩れ,取り返しのつかない事態に陥っていることが往々にしてあります。

 

当塾のチラシにも謳っている通り,高校合格はゴールではなく通過点であるという意識を持つことが重要です。

 

公立高校の定員に関して

 

間もなく岐阜県の公立高校の定員が発表される頃かと思います。

 

先日のブログでもお伝えしたように,当塾の中学部集団指導コース在籍生で公立高を受験する塾生は,そのほとんどが岐阜市の普通科高に進学します。

特に直近 2年間の進学先は岐阜高・岐阜北高・加納高 (普通科)・岐山高 (普通科)・長良高の 5高校のみで,全員が岐阜市内の普通科高へ進学しました。

 

ただ,現在の各高校の状況を鑑みると,当塾から多くの塾生が進む先ではあるものの,岐阜市内の普通科高は定員を減らすべきだと考えます。

これは岐阜高や岐阜北高も例外とは考えませんし,入試直前のブログでも申し上げましたが,2年以上連続して定員割れとなっている多治見北高,関高,可児高も定員削減を実施するべきでしょう。

 

なお,県教委が 1月に発表した『県内公立高等学校への進路希望状況』の時点でも,多治見北高,関高,可児高は定員割れとの予測が出ており,結局そのまま入試本番を迎えることになりました。

高校受験をメインに据えている塾は学区トップ高が定員割れする今の状況を歓迎しているのかもしれませんが,これは長い目で見ると大きな損失になることは間違いありません。