高1生 (当塾10期生) も頑張っています!

 

先日,高1生 (当塾10期生) の諸君が挑んだ英検の結果が返却され,二次試験 (面接) へ進んだ塾生は全員合格となりました。

 

昨年10月実施分の結果と合わせると,これで10期生の半数以上が英検 2級に合格したことになります。

なお,10期生は難関大を志望している塾生が非常に多いことからも,彼らには高2生の 1年間で準1級に挑んでもらおうと考えています。

 

 

以前のブログでもお伝えしたように,当塾は英検を急いで取らせることはせず,中3生で 3級と準2級,高1生で 2級,高2生で準1級を “目指すべきペース” として伝えています。

 

各級に該当する英語力が担保されていることを証明する意味でも,一次試験の得点率は 3級までは 9割以上,2級と準2級は 8割以上で合格することが望ましいでしょう。

そのため,基本的に各級で問われる文法事項の指導を修了してから英検に臨んでもらうスタンスを取っており,語彙に関しても毎週の単語テストとプラス課題で塾生たちに準備してもらっています。

 

将来を見据え,“焦らずじっくりと” が当塾の基本姿勢です。

 

名古屋市立大学の医学部医学科に 2名が現役合格!

 

当塾に在籍する高3生 (岐阜高) が名古屋市立大学の医学部医学科に一般入試 (前期日程) で合格を勝ち取り,先日の推薦入試に続いて 8期生で 2人目の国公立大医学部医学科の合格となりました。

 

彼は高2生 7月の進研模試で 3科全国偏差値 80.7,同じく高2生 2月の駿台模試で 3科全国偏差値 72.9 と結果を重ね,高3生になって以降も本当に頑張っているなと感心する場面が多々ありました。

私の担当科目である英語科に関して言うと,彼が私に寄せる和訳や英作文が夏以降は回を重ねるごとに上達し,洗練されていく様が添削の度に見て取れ,大きな成長と手応えを感じる日々でした。

 

併せて,彼がこうして無事に医学部医学科の現役合格を勝ち取ることができたのは,彼の頑張りはもちろんのこと,ご家庭の温かな支えがあったからに他なりません。

彼のご家庭とはもう 5年を超えるお付き合いをさせていただいておりますが,彼のお父様,お母様ともに本当に素敵な方で,彼のような真っすぐな子が育つのも頷けます。

 

 

当塾には昨年度は 1名,今年度は 2名の医学部医学科志望の塾生がおり,結果的に 3名全員が自宅から通学圏内の国公立大医学部医学科に現役合格を勝ち取りました。

昨春の 1名は岐大 (一般入試),今春の 2名は名市大 (推薦入試と一般入試) に計 3名が国公立大の医学部医学科に現役合格ですから,合格率は 100% ということになります。

 

また,以前のブログでも紹介したように,3名全員が地域枠ではなく一般枠での合格というところも大きなポイントです。

 

 

先日のブログでも申し上げたように,通学圏内には名大・名市大・岐大と 3つの医学部医学科がありますから,ますはこれら 3校の一般入試を乗り越えられる努力をするところから始まります。

名市大の医学部医学科の岐阜県の高校出身者による合格者数は昨年が 1名 (浪人生),一昨年にいたっては合格者さえいない中,当塾から 2名の現役合格者を出せたことを非常に誇らしく思います。

 

今後も当塾から彼らに続く医学部医学科の合格者が出てきますが,安易に地域枠という選択をすることなく,彼らと同様に一般枠で合格を勝ち取れる努力をしてほしいと考えています。

 

学年末テスト《中学生》

 

当塾に在籍する中2生 (当塾12期生) の 2名が,学年末テストで素晴らしい結果を残してくれたのでブログにて紹介します。

 

473点《桜丘中・中2生 (通塾歴 1年11ヶ月) 》〔中1生前期中間から中2生学年末までの 8回の定期テストの平均は479.3点!〕

453点《中央中・中2生 (通塾歴 1年 5ヶ月) 》〔後期中間テストより31点アップ! (自己ベスト更新)

 

5科の合計が473点の塾生は安定感が素晴らしいのですが,今回は解答欄のミス等もあったとのことで480点を切る結果に終わってしまったことを悔やんでいました。

次回 (中3生の前期中間テスト) こそは,この塾生が 1年前に獲得した自己ベストである491点を超えてほしいと思っています。

 

もう 1名は,入塾時は 5科で320点 (中1生の前期期末) だった合計点が入塾後は388点,402点,422点と段階的に向上させ,今回はついに目標としてきた450点を超えて 5科で453点を取りました。

過去問や予想問題に縋らなくとも,学習習慣を確立すれば結果は自ずとついてくると証明してくれたことを嬉しく思うと同時に,ふと名大に現役合格した 5期生のことを思い出しました。

 

週 3日の授業に加え,週 2日の自習で積み上げた “確たる学力” は,やはり力強いなあと改めて思いました。

 

 

中学生が通う普通の塾であれは,定期テスト前は過去問や予想問題でひたすら対策し,お子さま方が高得点を取れるサポートをすることが一般的だと思います。

しかし,これまでのブログでもたびたびお伝えしている通り,当塾はそういった指導は行なわず,指定されたテスト範囲を徹底して理解するのを促すにとどめています。

 

中学部でそのように指導してきた塾生たちが高校へ進学し,大学受験で次々と大きな成果を上げてくるのを見ると,“与え続ける” ことが必ずしも成功につながるわけではないことが明白です。

 

岐阜県内各学区トップ高の競争倍率《2023年》

 

先日のブログでもお伝えしたように,中3生 (当塾11期生) の諸君は来週金曜日の入試本番に向けて最後の追い込みの時期となり,日に日に緊張感が高まってきています。

 

本日,変更期間を経て出願が締め切られ,各高校の競争倍率が出揃いました。

当塾は高校受験対策指導をメインで行なう塾ではありませんが,公立高入試は中3生にとって大きな舞台ですから,合格に向けてできる限りのサポートをしたいと思います。

 

岐阜県内の各学区におけるトップ高の競争倍率は以下の通りです。

 

[岐阜高 (岐阜学区) ]

出願 386名/定員 360名 (1.07倍) ※ 昨年度の競争倍率は1.18倍

[大垣北高 (西濃学区) ]

出願 328名/定員 320名 (1.03倍) ※ 昨年度の競争倍率は1.14倍

[多治見北高 (東濃学区) ]

出願 265名/定員 280名 (0.95倍) ※ 昨年度の競争倍率は1.09倍

[関高 (美濃学区) ]

出願 278名/定員 280名 (0.99倍) ※ 昨年度の競争倍率は1.05倍

[可児高 (加茂学区) ]

出願 232名/定員 240名 (0.97倍) ※ 昨年度の競争倍率は0.78倍

[斐太高 (飛騨学区) ]

出願 231名/定員 240名 (0.96倍) ※ 昨年度の競争倍率は0.96倍

 

ご覧の通り,多治見北高・関高・可児高・斐太高の 4高が定員割れを起こしており,岐阜高と大垣北高は定員割れとはならなかったものの非常に低倍率となりました。

 

当塾には愛知県の公立高を受験する塾生もおりますが,入試システムが岐阜県とは異なるとはいえ,当塾の塾生が受験する高校を含む上位高にこのような倍率になっているところは見当たりません。

私の個人的な意見ではあるものの,3年後を見据えると学区のトップ高は最低でも1.25倍くらいの競争倍率 ( 5名に 1名が不合格) であってほしいと思います。

 

以前のブログでもお伝えしたように,可児高はもう何年も連続して定員割れ,多治見北高や関高も定員割れは今年に限った話ではないとなると,大幅な定員削減や統合も検討すべき段階と言えます。

 

 

高校合格はゴールではなく,小さな小さな通過点に過ぎません。

特に学区トップ高への進学となるとそれが顕著ですから,先日のブログでも申し上げた通り,合格したことに浮かれることなく 3年後に向けて 1日も早く動き出す必要があるのです。

 

競争倍率が 1倍台前半に収まる高校入試とは異なり,大学入試は競争倍率が 2倍,3倍に達することが一般的です。

大学入試で私立中高一貫校生や過年度生と対峙することを考えると,公立高の入試であっても適度な競争を勝ち抜いて合格を掴み取ることは非常に重要なことだと考えます。

 

公立高入試まであと10日

 

先日,岐阜県の公立高を受験する中3生 (当塾11期生) 13名に2022年度の入試問題を取り組んでもらったところ,彼らの平均点は442.2点となりました。

 

岐阜県の公立高入試の問題は非常に易しく,記述量が少ないことも相まって得点差がつきにくい構成のため,ミスなく熟して高得点を取り切れるかが重要になってきます。

11期生の受験先は岐阜高から長良高までと幅広いものの,彼らの得点力からすれば,例年と同様に在籍の半数以上が岐阜高と岐阜北高に落ち着くことでしょう。

 

 

当然ですが,上記した平均点は生徒たちの自己採点によるものではなく,各科とも中3生の授業担当者が添削して算出した得点です。

 

当塾の中学部の担当教員は高校部の授業も担当しており,日頃から旧帝大医学部医学科に進む塾生の添削も行なっていますから,中学生であっても特に英語と数学は厳しめに採点しています。

そういうこともあって,高校入試後に塾生たちから寄せられる開示得点結果は私たちの想定よりも高めに出てくるのが通例です。

 

当塾は高校受験対策指導をメインに行なう塾ではありませんから,この高校なら現場で何点取ればよいというような大手塾がお持ちであろう細かいデータは持っていません。

しかし,塾生たちの多くが例年とも岐阜高や岐阜北高にきちんと合格してくるのを見ると,当塾で頑張ってきた成果が現場でもきっちり出せているのだろうなあと思います。

 

大学合格速報《2023年 2月18日 時点》

 

国公立大二次試験の前期日程 (一般入試) まであと 7日となり,日に日に緊張感が高まってきています。

当塾 8期生は 7名がこれに挑み,3月 6日(月) から始まる合格発表を待つことになります。

 

 

合格実績のページでもご案内している通り,当塾では既に 3名が学校推薦型選抜 (いわゆる推薦入試) で国公立大の現役合格を勝ち取り,進学先を確定した塾生たちがおります。

 

名古屋大学 工学部 マテリアル工学科 (岐阜北高) ※ ブログはこちら

名古屋市立大学 医学部 医学科 (岐阜高) ※ ブログはこちら

岐阜大学 教育学部 社会科教育講座 (加納高) ※ ブログはこちら

 

今回の彼らの合格は,共通テスト結果はもちろん,評定を取るための 3年間の努力,志望理由書や面接の準備など,二次前期日程の準備と並行して取り組んできたことに対する評価です。

彼らは前期日程にも全く同じ大学・学部・学科へ出願していたのですが,彼らのこれまでの模試の結果からすれば,仮に推薦で合格できなくても前期日程で合格していたことは間違いありません。

 

 

併願先の私立大の合格報告が 8期生の諸君から寄せられていますが,当塾は私立大の合格は例年ほとんどが共通テスト利用によるもののため,私立大の合格者数は非常に少ないのが特徴です。

 

併願の私立大は基本的に共通テスト利用でササっと終わらせるというのが当塾の流儀で,併願数も例年 1名あたり平均 2校に満たない数で落ち着きます。

また,共通テストから前期日程までの間はひたすら二次の準備に充て,前期日程で出願するところに推薦入試の募集があって,条件が揃っていればそれも受験する期間と当塾では位置付けています。

 

 

海外大を受験する 1名を除く当塾 8期生の11名 (理系 9名・文系 2名) が本日までに勝ち取った私立大の合格は以下の通りです (すべて掲載しています)。

 

自治医科大学 医学部 医学科 (岐阜高) ※ 正規合格 (いわゆる最終合格)

東京理科大学 薬学部 薬学科 (岐阜高) ※ 乾坤の真理奨学金の採用候補者として合格

東京理科大学 薬学部 薬学科 (岐阜高)

東京理科大学 工学部 工業化学科 (岐阜高)

東京理科大学 先進工学部 マテリアル創成工学科 (岐阜北高)

関西学院大学 生命環境学部 生命医科学科 (加納高)

立命館大学 情報理工学部 情報理工学科 (岐阜北高)

芝浦工業大学 工学部 材料工学科 (岐阜北高)

中京大学 経営学部 経営学科 (長良高)

中部大学 経営情報学部 経営総合学科 (長良高)

 

 

東京理科大の奨学生合格は 3年前にも当塾の塾生が勝ち取っており,これまでの頑張りを評価してもらえたという意味で非常に光栄なものと受け止めています。

ただ,高校入試と同じで,国公立大が第一志望の受験生にとっては “滑り止め” に過ぎない私立大にどれだけ合格しようとも,肝心の第一志望先に合格できなければ何の意味もありませんからね。

 

前期日程を受験する当塾 8期生の 7名を含め,全国の受験生諸君が納得する形で春を迎えられるよう祈るばかりです。

 

近隣にある国公立大の医学部医学科

 

岐阜学区や西濃学区で通学圏内にある国公立大の医学部医学科といえば,県内の岐阜大と,愛知県の名古屋大・名古屋市立大の 3校が現実的なところだと思われます。

 

当ブログをお読みいただいている方々は,2022年春のこれら 3校の医学部医学科における岐阜県の高校出身者の数をご存じでしょうか。

以前のブログで目ぼしいところのみ概況を出したことがありますが,それぞれ岐阜県の高校出身者の数を申し上げると,岐阜大が36名,名古屋大が10名,名古屋市立大が 1名となっています。

 

もちろん,この数には過年度生 (浪人生) も含まれていますから,現役でこれら 3校の医学部医学科,中でも一般枠で合格を勝ち取るのは非常に難しいということは言うまでもありません。

 

 

岐大の36名の高校別内訳は,岐阜高が11名,大垣北高が 7名,美濃加茂高が 4名,恵那高・岐阜北高・斐太高・鶯谷高・高山西高が 2名,関高・多治見北高・岐阜東高・済美高が 1名です。

 

岐大は地元であることに加え,以前のブログでも申し上げたように定員の多くが地域枠に割り当てられていることからも,ご覧の通り岐阜県内の幅広い高校から合格者がいることがわかります。

定員110名に対して36名ということは占有率は32.7%ですから,岐阜大の医学部医学科はおよそ 3名に 1名が岐阜県の高校出身者ということになります。

 

続く名大の10名の高校別内訳は,岐阜高が 7名,関高・鶯谷高・高山西高が 1名で,隣県ではあるものの,旧帝大の一角で全国区ということから占有率は 9.3% (定員107名) に留まっています。

ただ,一昨年は岐阜高と多治見北高からそれぞれ 1名ずつの計 2名 (占有率 1.9%) でしたから,一昨年に比べると大躍進と言えます。

 

 

名市大の 1名は岐阜高の 1名のみで,調べてみると現役生ではなく過年度生 (浪人生) による合格であり,岐阜県の高校出身者による占有率はわずか 1.0% (定員97名) に過ぎない状況です。

 

高校別で見ると東海高・滝高・南山高の中高一貫 3高で占有率が30%を超え,旭丘高や岡崎高といった愛知県の公立高に加え,灘高やラ・サール高,西大和学園高といった全国区の名前もあります。

岐大の医学部医学科には東海地区以外の名だたる私立高の名前が多くは見当たらないことからも,名市大と岐大との間にはいろいろな意味で差があるのだと思います。

 

つまり,名市大の医学部医学科は岐阜県から距離的には近いところにあるものの,難易度的には手が届きそうで届かないところにあるということです。

 

 

ちなみに,一昨年前の名市大の医学部医学科における岐阜県の高校出身者の数はというと,驚くべきことに 0名でした。

こうなった理由を当塾なりに分析し,医学部医学科を受験する塾生たち (岐高生) に話したところ「なるほどぉ…」と唸っていました。

 

先日のブログでもお伝えしたように,当塾の 8期生が名市大の医学部医学科に現役合格を勝ち取りましたから,今回のブログを作成しながら改めて彼の頑張りとその凄さを実感した次第です。

 

名古屋大学合格!(工学部マテリアル工学科)

 

彼は小学部から当塾で学んでいる岐阜北高の生徒 (中央中出身) で,名古屋大学の工学部マテリアル工学科に学校推薦型選抜で合格しました。

 

彼は共通テストで722点 (得点率80.2%) を獲得し,2月に国公立大を受験する当塾 8期生のうち10名 (海外大を受験する 1名と私立大に進学する 1名を除く) で当塾内 5位の成績を収めました。

ちなみに,900点満点で722点という彼の結果は,模試パックを含むあらゆる練習を通じての自己ベストであり,コツコツと頑張り続けてきた成果を大舞台で発揮した “強者” です。

 

余談ではありますが,高校受験の際も目に見える『右肩上がり』で得点力を伸ばし続け,公立高入試の本番も 5科計で469点と好結果を残しています。

 

 

彼は高2生の11月の進研模試で 5科総合が岐阜北高内で 3位 (354名中),岐阜県内で42位 (6,905名中) を獲得したのを皮切りに,以降は岐阜北高内で概ね10位以内をキープしてきました

 

高校に入学してからの継続した頑張りが 1年半後に花開き,以降はそれを大学入試まで保持して走り切ったイメージで,決して “逆転合格” といった軽い表現で済ませる話ではありません。

彼はこちらから取り組むよう指示したものは,どんなに忙しくても徹底してやり切るという持ち前の素直さが功を奏し,大きな結果につながったということを私は強調したいと思います。

 

 

彼も名市大の医学部医学科に合格した塾生と同様に共通テストでボーダーを 5%以上も上回り,二次力も申し分ないものでしたから,一足早く志望校に合格できたことに何ら驚きはありません。

また,彼の合格で当塾の名大合格者は通算10名 (文学部 1名,教育学部 2名,工学部 6名,農学部 1名) となり,一つの節目を迎えました。

 

この 2月で彼の指導を始めてちょうど 7年が経ちますが,高1生の夏に彼が志望校に定めた名大工学部のマテリアル工学科の合格に立ち合えたことを非常に嬉しく思います。

 

名古屋市立大学合格!(医学部医学科)

 

彼は中学部から当塾で学んでいる岐阜高の生徒 (鵜沼中出身) で,3.1倍の競争倍率を勝ち抜いて名古屋市立大学の医学部医学科に学校推薦型選抜の “中部圏活躍型” で合格しました。

 

彼は全統模試で記述マーク共に名市大の医学部医学科の A判定を連発していたので,結果的には推薦入試で合格となりましたが,前期日程まで縺れたとしても合格を勝ち取っていたと思います。

また,先日のブログで紹介した塾生と同様に,彼も 1月の共通テストで志望校のボーダーを大きく超えていましたから,一足早く大学入試を終えたことに何ら驚きはありません。

 

昨年から 2年連続で国公立大の医学部医学科に合格者を出せたことが嬉しいですし,以前のブログでも申し上げたように,彼らが安易に地域枠という選択をしなかったことも非常に誇らしいです。

 

 

彼は中学生の頃に華々しい成績を残していたわけではなく,実力テストでは400点に届かない (岐阜高合格の目安は450点前後) こともありましたが,愚直に学び続けて岐阜高に合格しました。

そして,高校入学後は部活動と両立しつつ当塾で学び,高2生の11月の進研模試で 5科総合が岐阜高で15位 (355名中) を獲得したのを皮切りに,以降は岐阜高内で20位以内をキープしてきました

 

彼の合格は当塾が掲げる『高校合格はゴールではなく,夢への通過点』を体現するものであり,高校入学前や高校入学時点の順位は参考程度に過ぎないということを改めて証明してくれました。

こういうことからも,中学校で「学年 1位」など長い目で見れば何の関係もないことがわかりますし,その結果が高校入学後も担保されるものではないということが彼の合格からも明らかです。

 

彼は私の歴代の教え子たちの中でも人間的にすばらしく,模範的な存在であることも含め,彼は医師に相応しい人材だと断言します。

夢の実現に向けてコツコツと学び続け,長きにわたって第一志望に据えてきた名市大の医学部医学科に現役合格を勝ち取った彼を,私は心から称えたいと思います。

 

岐阜大学合格!(教育学部社会科教育講座)

 

彼は当塾に在籍する高3生 (加納高) で,岐阜大学の教育学部社会科教育講座に学校推薦型選抜の “ぎふ清流入試” で合格し,当塾 8期生による国公立大学の合格者第一号となりました。

 

今回,彼はいわゆる推薦入試での合格となりましたが,彼の共通テストの出来と二次力からすれば 2月25日(土) の前期日程で合格できると確信していました。

なお,彼以外にも共通テストで志望校のボーダーを大きく超え,前期日程と同じ受験校に推薦で出願している塾生がおりますので,彼と同様に一足早く大学入試を終える塾生が出てくると思います。

 

 

彼が当塾へ通い始めたのはコロナ禍の2020年 7月のことでした。

あれから 2年 7ヶ月が経ちましたが,生徒会活動や部活動も熱心に行ないつつ,順調に力をつけて入塾時の面談で話していた志望校の学部学科に合格を勝ち取ってくれたことに安堵しています。

 

昨年のブログでもお伝えしたように,当塾は開塾から切れ目なく岐大の合格者がおり,彼の合格によって当塾の岐大合格者は通算14名,8期連続の合格となりました。