大学入試へ向けて

 

今朝は公立高入試の合格発表でしたが,当塾の新高1生は本日も高校履修内容の予習に明け暮れています。

本日は18名が出席して授業を行ないました。

 

先日のブログでもお伝えしたように,新高1生は先週の土曜日から高校部の授業を開始しており,英語・数学 I・数学 A・古典の先取り学習を行なっています。

高校入試は “小さな小さな通過点に過ぎない” ということを理解し,頑張ってくれていることが非常に嬉しいです。

彼らは当塾の大学合格実績にも刺激を受けており,大学受験は全国規模の戦いになることと,高校入試とは比べ物にならない競争倍率に,春休みは遊んでばかりではいけないと考えているようです。

 

彼らの春からの進学先は岐阜高,岐阜北高,加納高,岐山高,長良高などの公立高の生徒が12名,岐阜東高などの私立高の生徒が 6名です。

春休み中は進学先を問わず合同で実施しておりますが,4月からは学校群別で 2クラスに分割し,また 3年後に向けて頑張っていくことになります。

 

新高1生の募集はまだ継続しておりますので,興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

本日から新高1生の授業を開始しました

 

本日より新高1生の授業を開始しました。

 

受講生は大半が公立高入試を 2日前に終えたばかりの中3生です。

合格発表の前ではありますが,高校受験は通過点でしかありませんから,すぐさま “次” へ向かうべくこうやって集まってもらったというわけです。

 

本日は数学 I と英語の授業を行ないました。

彼らには英語・数学 I・数学 A・古典の 4科はおよそ 2ヶ月分のカリキュラムを消化して高校へ入学してもらいます。

 

TOEIC

 

先日,教え子が顔を出してくれました。

 

彼は以前のブログでも紹介したことのある,京都大学工学部情報学科に通う大学3年生。

現在の学びに関する報告,これから AI が向かう方向性,今後の進路に関する相談など話は尽きませんでしたが,大学へ進学しても教え子とこうやって話ができるのは本当に嬉しいです。

 

近くで彼と私との話に耳を傾ける高校生の姿もありました。

こういった機会があるのも当塾ならではと言えます。

 

 

国公立大前期入試の合格発表を来週に控えておりますが,中期や後期を受験する生徒は各大学から課される科目の学習に余念がありません。

それらの科目の質問や添削指導に加え,小論文が課されている大学を受験する生徒には教員が 1 : 1 で対応する姿も見られます。

 

来週末でようやくこの状況も一段落となります。

 

 

当塾には私大へ進学する生徒を含め,国公立大の後期入試を受けないという生徒もおります。

それでも自習室へ来て各自の学習に取り組んでいるのですが,そのうちの 1名に TOEIC を解いてもらいました。

 

Reading セクションは 100問中の正解数が 83問で,Listening セクションは同じく 100問中の正解数が 82問。

私も同じ問題を解きましたので,彼女が間違えたところを簡単に解説し,あとは辞書を使って自身で解決していました。

 

彼女の換算スコアは Reading が 390 (推定) と Listening が380 (推定) で合計スコアはおよそ 770 となり,昨年の夏前に取り組んでもらった頃と比較して大幅なスコア向上が見られました。

大学への入学前と考えるとなかなかの出来です。

 

以前のブログでも紹介したことがありますが,彼女はこの春から ICU へ進学します。

11月末に ICU への進学が決まって以降も,彼女は当塾へ通い続けて学習の手を緩めることはありませんでした。

センター試験も普通に受験しており,英語は筆記が 191点 (満点は 200点),Listening が 50点 (満点は 50点),数学 IA は 94点 (満点は 100点) など優秀な成績を残しました。

 

推薦入試で合格を勝ち取ると,途端に学習への意欲が失せてしまうという話を耳にします。

“大学への入学” が目標だった高校生は,大勢がそうなのだと思います。でも,大学への入学も小さな通過点に過ぎないというのが現実です。

 

彼女のように推薦での合格であっても,入学までの期間を学習に多く向けられるかどうかは本人次第ですし,そのように頑張れる高校生はおそらく少数派です。

進路探究塾 Mirai は受験合格を最終目標に置いた指導をしておりませんから,彼女のような生徒がいることは,私たちの想いをしっかりと理解してくれているという意味で非常に嬉しく思います。

 

センター試験・自己採点会

 

2日間の試験日程を終え,当塾の生徒たちが20時からのセンター試験の自己採点会に続々と集まってきました。

寒波の影響による降雪と路面の凍結により,試験の行き帰りも自己採点会へ来る際も非常に足元の悪い中でしたが,予定通り15名が出席してくれました。

 

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どの生徒も終始にこやかな表情で採点会は進みました。

得点結果に関しては,その一部を『塾生たちの頑張り』のページに掲載しておりますので併せてご覧ください。

 

 

 

目標点に到達した生徒,自己ベストを更新した生徒,予想される志望校のボーダーを超えた生徒…。

科目ごとに高得点が出るたびに歓声を上げ,拍手で称え合っている姿が印象的だったことと,生徒が担当してくれた教員に感謝の言葉を述べている場面が見られ,彼らの成長を感じました。

 

頑張っているのは自分だけではない。当塾の生徒たちはこのことをよく理解しています。

昨年も同じことを述べましたが,これがあるべき姿と私は考えます。

 

 

合計点が出た後は,1人ひとりと懇談を行ないました。

多くの生徒が高2生の時点で掲げた志望校に予定通り向かうことが決まり,受講生たちと改めて気を引き締めた次第です。

 

2月25日(土) (・26日(日)) に実施される国公立大の二次試験に向け,週明けの 1月17日(火) からはどの科目も志望校別の個別指導へ切り替えます。

 

教え子との再会 Vol. 013

 

本日,各務原市の新成人の式典が行なわれ,その帰りに教え子たちが会いに来てくれました。

 

まず,男子生徒の 4名。

うち 1名は高専に入学して以来の約 5年ぶりの再会でしたが,3名は中学生の頃から高校受験 (岐阜高・岐阜北高・長良高) を経て,高校卒業まで私が指導した教え子たちです。

 

政治学や電気電子工学など専攻は様々ですが,それぞれ目標を持って日々勉学に励んでいるという話を聞き,非常に嬉しくなりました。

また春に帰省をした際,皆で食事をしながらゆっくり話を聞こうと思います。

 

  

 

続いて女子生徒の 4名。

現在はそれぞれ看護学・教育学・芸術学・建築学を学んでおり,彼女らも高校卒業まで私が指導した教え子たちです。

 

予定のある中,素敵な姿を見せてくれてありがとう。

 

 

 

各務原市の式典には参加しなかったものの,先日,晴れ着で顔を出してくれた 3名。

卒業後もこうして会いに来てくれることが本当に嬉しいです。

 

『冬特講 2016』 2日目・3日目

 

『冬特講』で恒例となっているのが,高1生から高3生が参加する『学年を縦断して数学 IA の対決』 です。

今年度は35名の高校生がこれに参加しました。

 

センター試験の数学 IA は国公立大を志望する大学受験生にとって最も早く修了する科目です。

高1生にとっては 2年後,高1生にとっては 1年後を見据え,数学 IA は早い段階で完成度を高めておくことが,難関大受験に向けて不可欠です。

 

 

題材は河合出版の『センター試験予想問題パック 2017』で,35名の平均点は 69.7点という結果でした。

上位 5名は以下の通りです。

 

1位 91点 (岐阜高・理系 高3生)

1位 91点 (加納高・文系 高3生)

1位 91点 (滝高・理系 高1生)

4位 90点 (岐阜高・理系 高2生)

5位 88点 (岐阜高・理系 高3生)

 

高3生に交じり,高1生と高2生から 1名ずつランクインを果たしました。

しかし,全体で見ると,問題数が多く処理に時間のかかった生徒もいたこともあって,高1生と高2生は生徒間で得点にかなりの差が出ました。

長い目で見て,ここを埋めていく指導をしっかり行なう必要があると再確認しました。

 

2年間にわたって多くの場数を踏んできた高3生は,学年全体で見て「さすが」という結果でした。

昨年の同様の取り組みではクラス全体の平均点は 70.9点でしたが,ここ最近はクラス全体の平均点が 90点を超える時もあり,1年間で確実に得点力を向上させてきています。

2週間後に控えたセンター試験本番においても,大きな成果を残してくれるものと確信しています。

 

 

本日は卒業生が 4名,当塾へ顔を出してくれました。

現在のそれぞれの学び,生活全般,卒業を見据えての話など,私と彼らの話は尽きませんでしたが,目標を持ち,着実に歩を進めてくれていることが本当に嬉しいです。

 

後輩たちに各科のアドバイスをしたり,志望する大学・学部に通う学生の “生の声” を受験生に聞かせる場面もありました。

こういった機会を通じ,モチベーションを上げるきっかけの 1つにしてくれればと願っております。

 

『冬特講 2016』 1日目

 

当塾の冬期行事の 1つである『冬特講』が,本日より本格スタートしました。

 

『冬特講』の対象学年は中3生から高3生で,受験学年である中3生と高3生は本日と明日は10時から22時までの12時間,明後日は10時から18時の 8時間にわたって各科の学習に励みます。

午前からのスタートである中3生と高3生は開始10分前には着席し,その表情からも良い緊張感を持って『冬特講』に臨んでくれていることが窺えました。

 

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高3生は 3日間で河合出版の『センター試験予想問題パック 2017』の受験に必要な科目すべてに取り組み,各科とも演習後に解説・質問受付を実施して来るべき本番に備えます。

英語・数学 IA・数学 IIB・国語にとどまらず,理系生の物理・化学・生物,文系生の化学基礎・生物基礎,日本史・地理・倫理政経・現代社会にいたるまで “すべて” というところがポイントです。

 

 

『冬特講』を受講する高1生と高2生にも『センター試験予想問題パック 2017』を配布しています。

高1生は数学 IA,高2生は数学 IA と国語は現時点でも取り組むことが可能ですから,これらの科目は学年を縦断して得点を競い合わせる取り組みを行なっています。

 

高1生・高2生の時点で,センター試験を直前に控えた受験生にも肉薄できる科目があるということは,その後の受験に向けた各種取り組みを行なっていくうえでも非常に重要です。

昨年も同様の取り組みを行ない,現高3生の受講生たちも各科の完成度を高めてきたという経緯があります。

同学年内での競い合いだけで満足することなく,1つ,2つと上級生にも肉薄できる科目をつくることで全体の完成度を高めていく。

これは目先の結果に捉われない,当塾の指導の核心の部分と言えます。

 

 

中3生は既に全科とも中学履修内容を修了し,日頃の授業においては高校受験レベルにとどまらない指導を行なっております。

 

しかし,この『冬特講』においては,各科とも 3月の高校受験を見据えた演習・解説を行ないます。

高校合格は小さな通過点ではありますが,その先の “大きな目標” の達成に向けた第一歩を記すべく『冬特講』の 3日間を共に頑張っていきたいと思います。

 

将来設計講座《11月度》

 

今月の将来設計講座『みらい』は,岐阜北高を経て現在は神戸大の工学部建築学科で学んでいる大学3年生に講演を依頼しました。

 

本日実施した講演の骨子は以下の通りです。

 

・中学生および高校生の頃を振り返って (取り組み全般,高校受験,大学受験)

・建築士を志すきっかけとなった出来事

・建築学科に通う大学生の 1日

・現在,取り組んでいる作品の紹介

・北欧への留学を通して学んだことと気づき

・今後の目標

 

彼が歩んできた “決して平坦とは言えなかった” 岐阜北高の合格への道のり,高校 3年間の学びのプロセスの講話に中学生は引き込まれていました。

さらには,普段耳にすることの少ない大学生の学びや,ほぼ目にすることのない 2D および 3D の設計図面に生徒たちは興味津々でした。

 

 

彼は中1生の11月から高3生 3月まで指導した私の教え子で,彼が神戸大の合格を勝ち取って報告に来てくれた際は,彼のご両親も交えて共に涙しました。

高校受験・大学受験ともに,志望校合格に向かう過程において本当に紆余曲折のあった生徒でしたから,合格の喜びは格別のものでした。

あれからもう 3年近い月日が流れましたが,私にとって本当に良い思い出です。

 

今年 1月の成人式の式典に出席した後に駆けつけてくれて以来,約10ヶ月ぶりの再会でした。

将来設計講座『みらい』で当塾の子どもたちを前に話している姿を見て,また一歩成長したなと喜びを嚙み締めておりました。

 

長時間の学習 &『塾長ブログ』300回

 

本日は祝日だったこともあり,14時前の時点で自習室 (中学生用に用意した16席,主に高校生用に用意した30席) の座席が埋まりました。

 

中3生は13時30分にほぼ全員が着席し,このまま22時30分までひたすら自習に取り組みました。

教員への質問と夕食の休憩時間 (約20分間) を除き,誰一人として私語をすることなく,黙々とそれぞれの課題に向かっていました。

 

校内実力テストでもこれまでの頑張りが数字に表れてきておりますが,年明けに実施される各種テスト結果はもちろんのこと,高校入試結果が今からとても楽しみです。

彼らがこれまでに出してきた結果は,過去問や予想問題といった “お手軽なもの” で捻り出した結果とはわけが違いますし,何より彼らは当塾で努力することの意味を学んできました。

「楽をして成績を上げたい」などという甘い考えは彼らには微塵もありません。

 

彼らに言わせると,「夏以降,塾での 9時間はあっという間に感じる」そうです。

ここまで成長してくれたことを非常に嬉しく思いますし,これからもますます成長してくれると確信しています。

 

 

『塾長ブログ』が今回でちょうど300回目となりました。開塾間もない2015年 3月 8日(日) より開始し,およそ 1年 8ヶ月かけての300回達成です。

2016年に入ってからは多忙な日々が続いており,更新頻度が下がってしまいましたが,今年度中に500回達成を目指してまた頑張ろうと思います。

 

以前のブログにて,進路探究塾 Mirai のホームページならびに『塾長ブログ』の 1ヶ月間の総アクセス数 (以下 PV ) が 10,000 を超えたという話題を紹介しました。

3月以降も 1ヶ月あたり 8,000 から 10,000PV を維持しており,多くの方にご覧いただいていることに感謝するとともに,意義のある発信を続けていかなければならないと改めて痛感した次第です。

 

今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

中学生用の自習室

 

明日,蘇原中や稲羽中,中央中 (中1生・中2生) で後期中間テストということもあり,中学生用に開放した自習室は28席が満席となりました。

 

私語をする生徒や携帯電話に触れる生徒は当然ながら皆無で,どの生徒も淡々とすべきことを熟していました。

教員が 2名入って質問受付も行ないましたが,悲壮感の漂う生徒もいなかったようで本番に向けて順調に仕上がっていることが窺えました。

 

明日のテストで,これまでの頑張りを遺憾なく発揮してくれることを切に願います。