センター試験 2019

 

大学入試センター試験が終わり,本格的な受験シーズンが到来しました。

 

高3生は19時頃から続々と集まり始め,14名の在籍生全員が出席のもと,各科担当教員が見守る中で20時からの自己採点会に臨んでもらいました。

自己ベストを更新した生徒もいれば,思うような結果を残せなかった生徒もいましたが,どの生徒も今回の得点をもとに 2月の入試に臨んでいくことになります。

 

 

主要科目である英語・数学・国語の上位 3名と各科の平均点は以下の通りです (高3生の在籍者数は14名)。

 

[英語・筆記 (200点満点) ] ※ 当塾平均 158.5点

198点 (滝高・理系),187点 (岐阜高・理系),185点 (岐阜北高・文系)

[英語・リスニング (50点満点) ] ※ 当塾平均 36.3点

50点 (岐山高・理系),46点 (滝高・理系),44点 (岐阜高・理系)

[数学 IA (100点満点) ] ※ 当塾平均 74.8点

99点 (滝高・理系),84点 (岐阜東高・文系),78点 (岐山高・理系),78点 (岐阜東高・理系)

[数学 IIB (100点満点) ] ※ 当塾平均 74.4点

100点 (滝高・理系),87点 (岐阜北高・文系),85点 (南山高・文系)

[国語 (200点満点) ] ※ 当塾平均 152.2点

177点 (岐阜北高・文系),172点 (岐阜北高・文系),171点 (滝高・理系)

 

 

続いて理科・社会の結果です。こちらは 各科とも当塾 1位の結果のみ掲載します ( 2名以上が受験した科目のみ)。

 

[化学 (100点満点) ]

94点 (滝高・理系)

[物理 (100点満点) ]

100点 (滝高・理系)

[生物 (100点満点) ]

92点 (滝高・理系)

[化学基礎 (50点満点) ]

48点 (南山高・文系)

[生物基礎 (50点満点) ]

50点 (岐阜北高・文系)

[日本史 B (100点満点) ]

100点 (岐阜北高・文系)

[地理 B (100点満点) ]

81点 (岐山高・理系)

[現代社会 (100点満点) ]

81点 (岐阜東高・文系)

 

なお,5教科 7科目 (900点満点) の当塾 1位の生徒は 856点 で,得点率は 95.1% という結果でした。

 

センター試験で 95% 超という得点率は,東京大をはじめとする国内すべての大学・学科のボーダーラインを超える結果で,本当によく頑張ってくれたと思います。

私たちは彼女に 9年間にわたって指導を続けてきましたから,国公立大の二次試験までの残り期間も合格に向けて共に頑張っていきます。

 

 

岐阜県内だけを見渡しても素晴らしい指導を行なう塾や予備校が多数ありますから,当塾の生徒たちよりも高得点を収めた生徒が相当数いるでしょうし,まして全国となれば尚更です。

間もなく開塾から丸 4年を迎える当塾も,地域の皆様にとって必要な存在となれるよう,今後も子どもたちの将来に向けたサポートを全力で行なっていく決意です。

 

塾生の頑張り《高校生》

 

岐阜高が来週の金曜日から,岐阜北高⋅加納高が再来週の火曜日から前期期末テストが始まるとあって,高1生⋅高2生用に開放した自習室の32席が埋まりました。

どの生徒も熱心に自身の課題に取り組み,質問もしつつ頑張っている姿が印象的でした。

 

当塾の自習室は,当然のことながら私語はなく,スマートフォンに触れることもない環境。飲食しながら自習ということもありえません。

塾生諸君には,集中できる環境,かつ周囲も真剣に取り組んでいる環境で,学びを追求してもらいたいと考えております。

 

なお,当塾では中学部と同様に,高校部でも過去問や予想問題に取り組ませるといった “付け焼刃” の定期テストおよび実力テスト⋅各種模試の対策指導を一切行なっておりません。

先日のブログでも紹介した通り,学習の仕方が身についていれば,そんなものに頼らなくともある程度の結果は残せるからです。

 

過去問や予想問題の類に縋って捻り出した結果と,そんなものに頼ることなく真摯に学習に取り組んで出した結果のどちらに価値があるかは言わずもがなです。

 

 

高3生は『全統マーク模試』『進研模試』⋅ 大学別『実戦模試』など模試結果の返却が相次いでいますが,どの生徒も着実に歩みを進めてくれているとの印象を受けています。

 

当塾は開塾から 3年 6ヶ月が経過しました。

4期生にあたる今年度の高3生は,中学部から当塾で学んでいる生徒が大学入試を迎える初年度となります。

 

来春の合格実績を皮切りに,今後より大きな成果を残してくれるだろう高校生諸君が今日も黙々と学び,歩みを進めています。

 

夏特講 2018

 

今年度も,受験学年を対象とした集中講義である『夏特講』を実施しました。

早いもので『夏特講』の開催は今回で 4回目となりますが,受講生数は一昨年の50名,昨年の53名を超えて年々増加しています。

 

 

中3生は高校入試に向けた内容で 5科の授業を行ないました。

英語を例にとると,彼らは通常授業では 6月時点で中学内容を修了して現在は高校履修内容を学んでもらっていることから,この『夏特講』は中学内容の復習の期間と位置づけています。

7ヶ月後に控えた高校入試でしっかりと結果を残せるよう,英語だけでなく他の科目もしっかりと学んでもらいました。

 

 

高1生は数学 IA・国語,高2生は英語・数学 IA・数学 IIB・国語の講義および『センター試験』型の “テスト & ゼミ” を実施しました。

当塾の高1生は 7月で数学 IA を修了しており,まだ高校に入学して 4ヶ月程ではあるものの『センター試験』の問題に取り組むことが可能です。

高1生には,高2生・高3生が『夏特講』で取り組む数学 IA の同じ問題を,60分の制限時間で解答してもらいました。

 

高1生は『センター試験』から『共通テスト』に切り替わる世代であり,数学 IA に関してはマーク式のみの出題に記述式が 3題追加され,試験時間が10分延長されることが予告されています。

早い段階で現行の受験生が取り組む問題を熟せる力をつけ,『共通テスト』にも対応できる力を身につけさせたいと私たちは考えております。

 

 

同じく,当塾では高2生も既に数学 IIB を修了しております。

つまり『センター試験』まであと17ヶ月の時点で,当塾の高2生は国語・数学 IA・数学 IIB と文系生の生物基礎・化学基礎など多くの科目において入試レベル問題を解答することが可能です。

来春までに全科目で『センター試験』に向けた準備を一通り終え,彼らには早い段階で国公立大の二次試験に向けた準備に入るカリキュラムで学んでもらっています。

 

 

高3生は『センター試験』で必要となるすべての科目の “テスト & ゼミ” を行ないました。

『全統マーク模試』などの『センター試験』を想定した模試でも大きな成果を残してくれている彼らですから,大学合格実績もこれまで以上の結果を残してくれると大きな期待を寄せています。

 

  

 

今年も夕涼みに,受講生たちにかき氷を振る舞いました。

授業中や授業の合間の休憩時間は机に向かう彼らも,この時間はとても楽しそうです。

 

進研模試で全国 2位!《高2生》

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当塾の高2生が 2月実施の『進研模試 センター試験早期対策模試』において,5教科 7科目理系の総合順位で全国 2位 (偏差値83.0) を獲得しました。

 

11月実施分の『進研模試』では同じく 5教科の総合順位が全国38位 (偏差値84.0) でしたから,志望校合格に向けて着実に歩を進めています ( 1月実施分は未受験)。

私たちは彼女が小4生だった頃から指導していることもあって,指導開始から 9年目を迎える今,このような結果が出ていることが本当に嬉しいです。

 

ただ,『センター試験早期対策模試』は学区内で言うと岐阜高の生徒たちは受験しておりませんし,同学年のみで競い合う『進研模試』には当然ながら浪人生も含まれておりません。

そういうこともあって,彼女には昨年から 1つ上の学年が受験する模試を受けてもらっており,高3生および浪人生を対象とした『全統マーク模試』や『オープン模試』がそれにあたります。

 

彼女はこういった模試でも全国偏差値で70を超える結果を残していますが,これは彼女が意欲的に学んでいることに加え,当塾の指導でどの科目も早い段階で修了しているからこその結果です。

過去問や予想問題に勤しんで “捻り出した結果” ではない,というところがポイントです。

 

 

 

今日は定期テストが終わって束の間のオフということで,彼女はパズルに取り組んでいました。

 

東京大学宇宙線研究所の『スーパーカミオカンデ』が生み出す美しい絵柄に惹かれて私が東急ハンズで購入し,宇宙物理学に関心のある彼女に楽しんでもらおうと私がプレゼントしたものです。

難解であると評判のこのパズルを彼女は 3時間あまりで仕上げ,終わってからはいつものように黙々と数学の自習に励んでいました。

 

冬特講 2017

 

12月29日(金) から31日(日) の日程で,中3生から高3生を対象に『冬特講 2017』を実施しました。

 

 

 

『冬特講』は中3生が高校入試に向けた講義および演習,高1生から高3生がセンター試験に向けた各科の演習および解説を実施する集中講義です。

当塾は年末のこの時期に開塾から 3年連続して『冬特講』を実施しており,受講生数は年々増加しています。

 

  

 

中3生と高3生は初日⋅ 2日目が10時から22時の12時間,最終日は10時から18時の 8時間にわたって学び,3日間の合計は32時間に達します (高1生と高2生は 2日間で17時間)。

受講生たちはスマートフォンや各種娯楽から切り離された “学びに集中できる時間” を過ごします。

 

 

途中,授業ごとの休憩や食事の休憩を挟みます。

この時間帯もスマートフォンに触れることはありませんが,教員と歓談したり生徒同士で話したりと楽しく過ごしてくれています。

 

  

 

食事の時間帯,『冬特講』では希望者にカップ麺を振る舞っています。

『夏特講』ではかき氷を振る舞っておりますが,この時間を楽しみにしてくれている受講生もいるようです。

 

 

 

『冬特講』の期間中は卒塾生の来訪も相次ぎます。

 

実家から大学へ通っている卒塾生や,進学や就職で各地に散らばった卒塾生の来訪で塾内はとても賑やかになります。

塾内で話すこともありますし,時間が合えば私と食事に出たりと様々です。

 

写真の 5名は折りを見てよく顔を出してくれる大学1年生⋅大学2年生で,どの生徒も小学生や中学生の頃からと私との付き合いが長く,特に可愛がっている卒塾生たちです。

京都大名古屋大ICU など進学先も学んでいることも異なりますが,教え子たちが目標を持って日々しっかりと学び,元気に過ごしてくれていることが私たちにとって何より嬉しいです。

 

  

 

また,教え子たちの来訪に伴い,当塾の高校生が自分の志望する大学や学部に通う現役大学生に話を聞く場面が見られます。

 

写真は医師を志して医学部医学科で学ぶ教え子とジャーナリストを志して政治経済学部で学ぶ教え子で,当塾の高校生に受験に向けてのアドバイスと大学での学びを語ってくれました。

シラバスを手に語りかける姿は頼もしく感じましたし,大きな成長を感じました。

 

現在は高校生である彼らにも,数年後には “語る側の立場” に回るべく頑張ってもらいたいものです。

 

卒塾生からのメッセージ

 

進路探究塾 Mirai では中高生に対し,将来設計指導の一環として卒塾生の講話を聞かせる機会を設けています。

 

当塾での学びの振り返り,日々の学習に向かう姿勢や受験時の悩みに至るまで,中高生の頃の取り組み全般を後輩たちに伝えてもらっています。

今回は,昨日のブログに登場した ICU に通う卒塾生に担当してもらいました。

 

 

高1生と高2生を対象に実施した本日の講話。

卒塾生の話にどの生徒も真剣に耳を傾け,メモを取っていました。

 

 

卒塾生の講話を通じ,在塾生に成長してもらいたいと願っています。

 

夏特講 2017

 

8月10日(木) から12日 (土) の日程で,中3生から高3生を対象に『夏特講 2017』を実施しました。

 

昨年一昨年もお盆前のこの時期に同様の集中講義を実施しており,今回が開塾から 3回目の実施となります。

中3生と高3生は 3日間 (32時間),高1生と高2生は 2日間 (17時間) で,どの学年も入試に向けての内容で演習および講義を行ないました。

 

 

写真は高1生の授業の様子で,センター試験型の数学 IA の問題演習を行なっている時のものです。

 

当塾の高1生は数学 IA を 7月末でほぼ修了しており,現時点でセンター試験型演習に入ることが可能です。

高1生にとっては 2年 5ヶ月後に実施されるセンター試験に向け,1日も早く “得点を読める科目” をつくるべく今後も演習を繰り返します。

 

 

今年度も夕食時にかき氷を用意しました。

  

  

 

みんな楽しそうで良かったです。

 

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開塾から 2年 5ヶ月が経過しました。

2年前の夏は塾生数が 70名ほどでしたが,現在の塾生数は当時の倍以上になっており,良い意味で “賑やか” になっていくことが本当に嬉しいです。

 

学ぶ時は思い切り学び,抜くところは抜く。

今年度の『夏特講』も,良い意味で “賑やか” に終えることができてほっとしています。

 

教え子との再会 Vol. 014

 

大学進学に伴い,学びを求めて各地へ散らばっていった卒塾生たちが,帰省の際に顔を出してくれました。

 

 

まずは,京都大学の教育学部で学んでいる卒塾生。

彼とは 4ヶ月ぶりの再会でしたが,非常に充実した日々を送れていると聞いて安心しました。

 

 

京都大学を受験する後輩たちにということで,彼から手土産を預かりました。

 

私に英文和訳や和文英訳の添削を出す際,彼もこのレポート用紙を使っていました。

もちろん,彼がその際に使っていたレポート用紙も,私の教え子の京都大学の学生たちが “手土産” として持ってきてくれたものです。

 

 

続いて,大阪府立大学の生命環境学域の獣医学科で学んでいる卒塾生 (写真左端) と,明治薬科大学の薬学部で学んでいる卒塾生 (写真中央)。

彼女らと写真右端の当塾の講師 (名古屋大学の文学部) と同学年で,今春まで苦楽を共にしてきた仲間ということもあり,久々の再会に大はしゃぎでした。

 

 

卒塾生に当塾の高校生と話す時間をとってもらうこともあります。

 

写真は名古屋大学の教育学部に通う卒塾生が,岐阜高校の高1生に話をしてくれている時のものです。

塾生たちにとって,志望する大学の先輩の生の声を聞けることはさまざまな面でプラスになっているようです。

 

高校生の自習室

 

多くの高校で定期テスト 1週間前となり,高校生用に開放した自習室の26席が満席となりました。

 

早い時間帯で満席になったことを受け,収容できなかった10名は中学生用の自習室に案内して対応しました。

高校生用と中学生用の自習室のいずれも,どの生徒も黙々と自身の課題と向き合っていました。

 

私語や携帯電話とは無縁の当塾の自習室。

昨日,説明会に参加された保護者の方も,生徒たちが集中して取り組む姿と自習室の静けさに驚嘆しておられました。

 

Mirai の新コース『Global Gate English Course』

 

今回のブログは,Mirai の新コースである『Global Gate English Course』に関して紹介します。

 

昨日・今日と,新小4生から新中3生に私の Reading & Writing レッスンと連動したネイティブによる Listening & Speaking のレッスンを受講してもらいました。

Stage やクラスにより,木曜日や金曜日,土曜日の受講生もいます。

 

慣れないながらも大きな声でネイティブの問いかけに英語で返す生徒,ネイティブと英語で談笑する生徒,昨日から開始したオンラインレッスンでは受講生たちのさまざまな姿が見られました。

これを毎週にわたって続けていくことで,彼らの Listening のスキルと Speaking のスキルが磨かれていきます。

 

 

『Global Gate English Course』のネイティブレッスン (Listening & Speaking 指導) は 1名の教員に対して 1名の受講生,つまり 1 : 1 の指導であることが特長です。

 

英会話教室は  1名のネイティブ教員に対して多人数の受講生がいるという形態が一般的ですが,多人数の状況だと積極的に話せる受講生とそうでない受講生に差が生まれてしまいます。

1 : 1 のマンツーマン指導で,受講生の性格,それぞれのレベルに完全対応した内容で毎週トレーニングを積むことが Speaking スキル向上には必須であると私たちは考えます。

 

さらに,『Global Gate English Course』のネイティブレッスンは,当塾作成のカリキュラムに沿った指導となっていることも特徴です。

日本人講師によるレッスンと,教材・カリキュラムを連動したネイティブ講師によるレッスンにより,着実に Speaking スキルと Listening スキルを身につけていきます。

 

 

Reading & Writing 指導はこれまで通り私が担当しています。

 

私事ではございますが,子どもたちに英語を指導するようになって 20年という節目を迎えました。

小中学生に対する英語科の指導はさることながら,特にこの 10年は高校生に対する英語科の大学受験指導に力を入れてきました。

 

先日のブログでも紹介しましたが,今年度も ICU南山大といった語学教育に強みのある大学や,高度な和文英訳力 (英作文力) が問われる京都大の合格者を輩出することができました。

これまでの指導で培った添削のノウハウは,今年度の第1回実施分から本格導入される英検の Writing ( 3級以上),同じく,TOEFL iBT の Writing 指導に活かせるものと考えております。

 

4年後に迫った大学入試改革を見据え,小中学生の時点からこれまで以上に大学受験を意識した学習を進めていくことが、現在の新中3生とそれ以下の学年には求められています。

ネイティブと私との “チーム・ティーチング” により,読む・書く・聞く・話すの 4技能をバランスよく指導し,高3生の時点で “使える英語” (Academic English) を身につける。

これが『Global Gate English Course』の指導を通じて目指す着地点です。

 

 

『Global Gate English Course』で使用している教材を紹介します。

 

Stage C では『Basic Grammar in Use』という教材を使用して授業を行なっています。

Cambridge が出版している英語の入門からおよそ日本の高1生履修範囲をカバーした内容で,日本語の記載は一切ない洋書です。

生徒たちには 4ページ分を予習して授業に臨んでもらっています。

 

Stage C は新中3生を中心としたクラス構成ですが,飛び級で新小6生も受講しています。

『Global Gate English Course』は要件を満たしていれば,こういった飛び級の受講も可能です。

 

新たに誕生した英語コース『Global Gate English Course』にご期待ください!