高校生の授業前自習

 

新高2生の授業前自習の様子です。

 

20時の時点で15名が着席し,20時50分からの私の英語の授業の前に自習に励んでいます。

取り組んでいるのは学校の春季課題や自分で用意した問題集,数学の授業で課された宿題などさまざまですが,理系教員 3名が対応にあたって彼らの質問に答えていました。

 

来月より新高2生の英語の授業前の時間帯は,理系・文系に分かれてそれぞれ化学・生物基礎の授業となります。

進路探究塾 Mirai の高校生集団指導コースの授業はどの科目も入試を見据えた内容に特化しており,学校準拠指導は一切行なっておりません。

よって,どの生徒も基本的には一般入試を経て大学へ進学することを前提としています。

 

2年後の受験に向け,彼らはいよいよ本格的にスタートを切ります。

 

素敵な贈り物 Vol. 01

 

古くよりお世話になった方々から,開塾のお祝いということでこの間多くのお花や観葉植物を頂戴しました。本当にありがとうございます。

今回のブログではこのうちの一つを紹介致します。

 

写真右奥に見える観葉植物はパキラで,配達してくださった業者の方から「 1年経つと今より背丈がもっと高くなりますよ」と説明を受けました。

この観葉植物の成長に合わせ,開塾したばかりの Mirai も大きく成長させていこうと心に誓いました。

 

私を育ててくださった方々への感謝の気持ちを忘れず,そして今 Mirai へお子さまを通わせていただいている保護者の方のご期待に沿うべく今日も頑張ります!

 

質問受付

 

進路探究塾 Mirai では “個別コーチングタイム” を実施していることを先日のブログでも紹介しました。

 

私たちは集団指導がメインの塾でありながらも,個への対応ならびに質問受付は非常に重要視しております。

この仕組みをうまく活用することによって生徒たちにはその可能性を最大限に高めてもらいたいと考えております。

 

私たちは指導に自信を持っておりますが,良質な授業を行なうというだけでは映像授業と変わりありません。

教科内容の質問,学習の仕方,生活面や進路のこと等々。日常的に,そして連続的に生徒たちとかかわることによって確固たる信頼関係は生まれるのです。

 

Mirai に通う生徒たちは,学年を問わず積極的に質問をしてくれます。しかし,以下のような質問には答えないようにしています。

 

・単語の意味や漢字など,調べればすぐにわかるもの

・考えた痕跡がないにもかかわらず,生徒が「全くわからない」と投げ出してしまっているもの

 

質問すればすぐに先生が答える,または教えることは,生徒の自主性を育むこと阻害する行為であると私たちは考えており,それは優しさではないとも考えております。

 

自主性の成長なくしては,生徒たちは成長できません。解答を教えるのではなく,解答にたどり着くための筋道を示す。これが私たちの考える個への対応ならびに質問受付の姿なのです。

 

自習室

 

進路探究塾 Mirai の生徒たちは授業のない曜日にも自習に来ます。

連日,中学生・高校生の多くが自習室でそれぞれの課題に取り組んでいます。

 

当塾の新中3生の授業曜日は火曜日・木曜日・土曜日ですが,彼らは授業のない水曜日や金曜日にも塾へ来て自習に励みます。

ただし,英単語や漢字の練習,計算問題のような自宅で取り組める(レベルの)ものは基本的に自宅で取り組むよう指導しています。

彼らは自宅では集中して取り組めないから,といった安易な理由でただ自習に来るというわけではないのです。

 

授業や宿題を熟していくうえで生じた疑問点を質問して解決したり,さらに発展した内容のものに取り組んだりと,彼らは自習室を有効に活用しています。

私たちやご家庭から促されて自習室へ行くというのではなく,“前向きに取り組む姿勢” を持って学習に臨むことが必要なのです。

 

当塾の自習室で私語をする生徒は一人もいません。音楽を聴きながら自習する生徒もいませんし,携帯電話の画面を見る,または触れる生徒も皆無です。

いずれも禁止の通達を出しているわけではなく,彼らは自主的にそうしているのです。

 

しかし,一つだけ彼らに徹底させていることがあります。それは姿勢を正して取り組むことです。

これは自習中だけでなく,授業中も同様です。

背筋が伸びていない,肘をつく,足を組む。いずれも効率よく学習するのに障壁となりますから,私はこれらを看過できません。

 

椅子を引き,背筋をぴんと伸ばして学習に臨む。もちろん,“ながら学習” も非効率だと理解する。

当塾の生徒たちはこれらを理解していますし,ごく当たり前のことのように思えますが,現実はそうでもないようです。

 

新高1生の募集を開始しました

 

本日は公立高校の合格発表日でした。

これまでは毎年,私は公立高校の合格発表の場に居合わせていましたが,開塾したばかりの Mirai には中3生が在籍していませんので自宅におりました。

 

高校入試は通過点に過ぎない,私は本気でそう考えております。

目標だった高校に合格できた生徒,残念ながら不合格となってしまった生徒。いずれにしても,進学するしないに関わらず大切なのは 3年後です。

それを見据えた,見越した 3年間を過ごしていかなければ,本日合格を掴み取ったとしてもそれは意味のないものになってしまいます。

 

進路探究塾 Mirai では明日から新高1生の授業を開始し,来週から本格的なスタートを切って英語・数学Ⅰ・数学A・古典の予習を行ないます。

本日も数件のお問い合わせをいただき,明日からの授業に参加していただくことになりました。

 

高校合格の喜びに浸るのは本日まで。中3生にとって明日からはまた新しい戦い,本当の戦いが始まるのです。

 

写真は今朝に合格を掴み取った生徒です。入学前課題を早期に終了させるべく夕方から自習に来ており,本日は23時まで自習していくとのことで気合いが感じられます。

 

これと決めた 1冊を究める

 

新高2生の英語の授業の板書です。

 

高校部の英語は,塾長作成のオリジナルテキストにて授業を進めています。

今,生徒たちに取り組ませているのは英文法・語法の客観式問題で,過去の入試やセンター試験で実際に出題されたものから精選して作成したものです。

 

テキストはあえて冊子化せずに 1枚 1枚そのつど配布する形式をとっており,生徒たちはノートの見開き左側にそれを貼り,右側のページに板書内容や口頭での補足事項を書き写します。

1冊分がすべて終了したら冊子化したものを渡し,後日に生徒たちはまたそれに取り組みます。

ノートを振り返れば過去に何をどう間違えたかも把握できますし,解説および解法プロセスがすべて記載されていますから,それをもとに生徒たちは復習に励むことになります。

 

わたしは生徒に繰り返し伝えていることがあります。それは,『これと決めた 1冊の問題集を究める』ということです。

これは科目を問わず有効な手段ですし,高校生だけでなく中学生にも同様のことが言えます。

複数冊を 1回ずつではなく,1冊を 2回・3回と取り組むことで理解が深まり,応用力へとつながる “本質的な力” が身に付くのです。

 

なお,新高2生は集団指導コース生だけで既に15名の生徒が在籍しており,定員まではあと 1名という状況です。入塾をご希望の方はお早めにお問い合わせください。

 

自習に励む生徒

 

お弁当持ちで昼過ぎから自習に励む生徒を写しました。

本日の夜,彼女らは英語の授業があります。もちろん,自習に来るよう指示したわけではありません。本人の意思で取り組んでいるのです。

 

ちなみに,この生徒は新高2生で理系に進みます。1月の進研模試における数学の全国偏差値は67.0ですが,十分に伸びしろがあります。

共に授業を受けているメンバーの中にはまだまだ上の生徒がたくさんおり,競い合う雰囲気ながらも楽しく学んでいるところがこの学年の素晴らしいところです。

 

新高2生は学校からかなりの量の春季課題が出ています。Mirai の生徒たちの多くは自習室に来てこれに取り組みます。

後に溜め込むのではなく,質問もきっちりして理解・納得したうえで早い段階で仕上げる。目標が定まっているからこそ頑張れる,踏ん張れるのだと思います。

 

高校生の個別指導風景

 

写真は岐阜高に通う新高2生 3名の理系数学の授業の様子です。

講義内容のレベルもさることながら,出てくる質問のレベルもなかなかのものです。志望校は学部・学科まで固まっている 3名ですので,2年後の受験に向けての準備は着々と進んでいると言えます。

 

20時50分開始の授業でしたが,19時30分には 3名とも自習室に入って学校の春季課題に取り組んでいました。

この時間に質問をし,授業が終わってからの時間にも質問する。春季課題は遅くとも 3月末までに終了させ,自分の勉強の時間を確保する。こういった積み重ねが後々の大きな成果を生むのです。

 

進路探究塾 Mirai の高校部の授業では,集団指導の数学はセンター対策,個別指導の数学は二次対策と位置付けています。

新高2生のこの時期だと,集団指導はセンター形式の数IA の演習を繰り返し,個別指導は学校カリキュラムを度外視してかなりのハイペースで数IIB の授業を行ないます。

このペースで進めれば高3生の夏前には数III までの理系数学全範囲が修了しますから,早い段階で二次対策に入ることができます。

 

わたしたちは学校準拠の授業を行ないませんし,小手先のテクニックを身につけさせるような短絡的な指導はしません。これは中学部の指導においても同様の考え方を持っております。

“本質を追い求める姿勢”。これこそ,わたしたちが最も大切にしているものなのです。

 

個別コーチングタイム

 

集団指導がわたしたちの基幹指導形態ではありますが,わたしたちは個への対応も重要と捉えて指導を行なっております。

その実践のため,小学部・中学部は集団指導と併せて毎週の時間割に『個別コーチングタイム』を設定しております。詳細につきましては『わたしたちの指導』のページをご覧ください。

 

写真は新中2生の様子です。本日は 4名ずつで 3グループをつくり,それぞれのグループに 1名の教員がついて指導にあたりました。

生徒たちはこちらで提示した数学の演習に取り組みました。積極的に質問をしてくれる生徒もいますが,手が止まっている生徒には教員から声をかけ,最終的に全生徒が完成させました。

課題の終了後は各々の課題に取り組み,教員に質問したり,より詳しい解説を求めたりと,充実した時間を過ごしているようでした。

 

個別コーチングタイムを実施する目的は,疑問点を翌日以降に持ち越さない姿勢を身に付けさせることに加え,“自習の習慣づけ” と “質問の練習” です。

これが学年が上がるにつれ,じわじわと効いてくるのです。

 

終雪

 

昨日の昼前から今日の未明にかけて降った雪が道路の隅や屋根にまだ残っています。

わたしの曖昧な記憶ではありますが,この地域においては正月以来の降雪で,今回がおそらく終雪になるものと思われます。

 

写真は昨夜にバルコニーから外看板を撮影したものです。降りしきる雪が明かりに照らされ,幻想的な情景を描き出しています。

これから迎える本格的な春を前に,開塾したばかりの Mirai においても “春の訪れ” を感じる 1日となりました。