高2生 国語科授業開始

 

高2生の国公立大受験パッケージでは,前期期末テスト終了後から開始する予定としていた国語科の授業をこの夏に先行して実施しております。

これにより,高2生は集団指導で英語・数学IA・国語・化学 or 生物基礎,個別指導で数学IIB (・III) というラインナップとなりました。

 

国語科の授業は19時30分から22時20分までのおよそ 3時間枠を確保しており,今回を含めてこの夏に 5回にわたって実施します。

担当教員は私の教え子 (中1生から大学受験まで指導) で高3生の頃に全統模試や進研模試の国語科で 9割を取ってくるなど,私が厚い信頼を寄せている教員です。

私が掲げている “知の継承” の一環として,この夏から彼女に高2生の国語科指導 (センター・二次とも) を託すことにしました。

 

今回は現時点でどの程度の力があるかを調べるために80分で全統マーク模試の過去問に取り組んでもらい,10分の休憩をはさんで80分の解説講義を実施しました。

題材にした全統マーク模試は高3生および過年度生を対象としたもので,全国平均点が 93.7点/200点と難易度がやや高めのものでした。

さらに,当塾の高2生たちはほぼ全員が国語科のセンター形式の問題に初めて取り組むことに加え,かつ規定通りの分数でという決して条件の良くない中で取り組んでもらいました。

 

本日受講してくれた高2生15名の平均点は110.2点 (全統マーク模試偏差値はおよそ55),最高点は178点 (全統マーク模試偏差値はおよそ76) という結果でした。

形式に慣れていないことに加え,古文単語や文法がまだ固め切れていないことから,受講生の間でかなりの得点差がありました。

 

最高点を獲得した生徒は,昨年の第1回進研模試の国語で全国11位/482,790名 (岐阜県 1位/9,384名) という結果を残していますから “出るべくして出た結果” です。

この他にも躍動していた生徒たちがおり,理系が大半 (12名) を占めるメンバーではあるものの,センター試験本番や二次も国語において大きな結果が望めると確信しました。

 

目標がきっちりと定まっているからこそ頑張れる。

このことを体現してくれるのが当塾の高2生たちであり,授業後に質問する様子からもそれがひしひしと伝わってきました。

 

将来設計指導《 7月度》

 

本日,第4回目となる将来設計講座『みらい』を実施しました。

 

今回は『教養を身につける』をテーマに,集団指導コースに在籍する小4生から高1生を対象に宗教に関する講義を行ないました。

写真は小学生の講義時の様子です。

 

誤解のないように申し上げておきますが,私自身は無宗派であり,どちらかというと信心深い人間ではございません。

にもかかわらず初詣に行き,クリスマスも楽しむという典型的な “いいとこどりの日本人” と言えます。

 

今回は三大宗教を中心にその歴史と背景を子どもたちに学んでもらいました。

当然ながら私の主観は一切伝えず,どれが良い,良くないというような比較もしておりません。

 

世界では初等教育の段階で宗教教育が盛んに行なわれており,自分の信じる宗教だけでなく他人の宗教についても理解する機会が設けられています。

この背景には,価値観の相違からこれまでに多くの悲劇を生んできたという自戒の念も込められているのではないかと私は考えております。

 

今の子どもたちが社会で活躍する頃には,今以上にグローバル化が進むことにより世界の様々な国や地域の人とコミュニケーションを取って仕事や生活をすることになります。

さまざま国や地域の人々は,異なる宗教を信仰しています。信仰する宗教が違えば,当然ながら価値観も異なります。

 

グローバル化した社会では,違う文化や宗教信仰のある人を理解した上でコミュニケーションを取ることがとても重要です。

これを見越し,本日は世界の主要な宗教についての基本の理解を深める講義を行なったというわけです。

 

『すぐに役立つような知識は,世の中に出て,すぐに役立たなくなる。すぐに役立たないが,長い目で見ると役に立つ知恵,それが教養』

当講座は教養を身につけたうえで考えを確立し,生徒自身の将来設計へとつなげることが目的です。

 

自習に取り組む中学生・高校生

 

学校の夏期休暇が目前に迫り,入塾を希望される方やご検討中の方からのお問い合わせを頂戴しております。

開塾から 4ヶ月半が経過し,当塾の方針や取り組みに賛同いただけるご家庭が増えつつあるということが非常に嬉しいです。ありがとうございます。

 

当塾は 7月28日(火) から 9月 5日(土) の日程でサマーターム (夏期講習会) を実施します。

お盆休み期間を除く 5週間の期間で 7月までの復習を中心に 9月以降の予習内容も扱うもので,サマータームのみの受講も承ります。

中学生に関しては学校の夏期休暇が明けてすぐに実施される前期期末テストに向けた指導も盛り込み,長い夏休みを有効に使える学習の機会をご提供致します。

 

写真は中央中に通う中1生のもので,自習室で前期期末テストの範囲表を眺めつつ,この夏の目標・決意を固めていました。

中学生はどの中学校でも期末テストの範囲がほぼ出そろい,夏休みは何に取り組むべきかが明確になっています。

これまでのブログでも紹介してきたように,当塾は定期テストの予想問題や過去問に頼らせない “決められた範囲をきっちりとやり切る指導” に傾注しています。

 


 

今回は木曜日の当塾の様子を紹介します。

土曜日に次いで木曜日は人口密度が高く,自習室は満席に近い状態になっています。

 

木曜日の夜の時間帯は,中2生の集団指導コースが数学と個別 CT,中3生の集団指導コースは社会と数学,高1生の集団指導コースは英語の授業を行なっております。

これ以外は高2生の国公立大受験パッケージ生の個別数学,あとは個別指導専科コース生の授業がちらほらという感じです。

 

本日だけに限った話ではありませんが,上記以外の学年や本日授業のない生徒たちは自習室で頑張っていました。

 

 

  

 

4名の中1生が自習室でそれぞれの課題と向き合っていました (写真は鵜沼中・那加中・中央中の 3名)。

中1生は水曜日・金曜日・土曜日が授業の曜日なのですが,テスト前でなくともこの 4名はほぼ欠かすことなく木曜日は自習に来ております。頑張っていますね!

 

 

  

 

写真はそれぞれ滝高の高1生,岐阜高の高2生,長良高の高2生です。高校生の自習室はいつもながらの緊張感が漂っていました (睡魔との戦いに敗れている生徒もいましたが…)。

授業がないけれども自習室に来るという生徒も多くいますが,個別数学の授業が20時50分開始ではあるものの19時前には自習室にいるという生徒もおり感心しきりです。

 

授業開始ギリギリに来て,授業が終わったら即帰宅という高校生は当塾にはおりません。彼らは本当によく頑張ります。

夏休み課題を 7月末までに終了させ,8月は自分の課題に取り組むという計画を立てている生徒が多く,こういった先を見据えた取り組みと計画性が大きな成果を生むのだと考えます。

 

小学生の自習室

 

毎週土曜日の14時から17時までの時間帯に,毎週 5 ~ 6名の小学生が自習室を利用しています。

「計算ドリル・漢字ドリルをやり進める」,「苦手な〇〇の単元を特訓してほしい」など,彼らの目的はさまざまです。

 

特筆すべきは,子どもたち自身が今日は何に取り組むか,何を学びたいか等の目的意識を持って自習室に来ているというところです。

やり抜く姿勢” や “計画性” を身につけた上で中学校に進学する。

簡単に身につくことではありませんが,こういったことの積み重ねに加えて “愉しみながら” 学んでいくことが中学生・高校生になってじわじわと効いてくるのです。

 

 

  

 

当塾は学習習慣を身につける場,そして計画的に学習を進める場として活用してもらうために自習室を開放しています。

部屋を学生・中学生・高校生で振り分けておりますから,気兼ねなく活用することが可能です。

 

土曜日の昼間の時間帯,いつでも気軽に質問してもらえるよう小学生の自習室には 2名の教員が常駐しており,算数・国語だけでなく,理科・社会・英語の質問にも対応しています。

本日も算数・国語のみならず,小4生から理科 (学校のテストの振り返り) や英語 (英検 5級の問題集) の質問もありました。

さらには,質問受付の 3枚目の写真にあるように小2生が算数の質問をしてくれていました。普段や休憩時間は活発な彼女ですが,学習に向かう姿勢はピシッ!素敵です!

 

17時を過ぎると,中学生・高校生がぞろぞろと自習室にやって来ます。

当塾は大学受験まで主要科目すべてにおいて質問受付が可能ですから,学年を問わず多くの生徒が自習室を積極的に活用してくれています。

 

 

  

 

本日,特に集中して取り組めていた小学生の 3名。気合いが感じられました。

とは言っても,当塾の自習室は小学生でも私語をしている生徒や姿勢の悪い生徒は皆無であり,どの生徒も集中して取り組んでいます。

 

自宅だとなかなか集中できない,保護者の方もお子さまのそんな姿を見て叱ってしまうというお話を伺います。

また,お子さまの学習を見るといって説明がうまくできなくて困るというお声も耳にします。

 

そんな時は当塾の自習室を “学びの場” として活用していただければ幸いです。

お子さまの学習に取り組む姿勢を変えたい。そんな方はぜひ当塾の授業の様子や自習室の様子をご見学いただいた上で,お子さまを当塾で学ばせてみてください。

きっかけを掴んで “愉しみながら学ぶ” 姿勢が身につくと,お子さまは劇的に変化します。

 

ただ授業をするだけでなく,お子さまが前向きに取り組める環境をつくることも私たちの使命のひとつなのです。

自習室は成長の場。今日も小学生・中学生・高校生と多くの生徒が自習室で真剣に取り組む姿を見て,改めて彼らに大きな可能性を感じました。

 

教え子との再会 Vol. 003

 

東京から教え子が訪ねてきてくれました。

 

教え子の成長した姿や社会で活躍している姿を目の当たりにできることと,そして今も連絡を取り合ったり食事に行ったりできることは本当に幸せなことです。

私はこれを塾教員の仕事の醍醐味であると考えております。

 

彼は大学卒業後に楽天に就職し,主にコンサルティング業務を担当していました。

楽天といえば各種インターネットサービスを運営している IT 企業で,採用時に TOEIC スコアで800点を求められると何かの記事で読みました。

現在は楽天を退職して食品メーカーである家業の仕事に就いており,ゆくゆくはそれを継ぐべく日々頑張っているとのことです。

 

現在の仕事のことや,資格を取るための日々の勉強,経営を多角化していくための取り組み等を熱く語る彼の姿に,自分も負けていられないなと感じた次第です。

 

先を見据えて

 

この板書は,滝中の中3生に私が本日実施した個別指導の授業のものです。

滝中は本日 1学期の期末テストが終了したばかりですが,テストが終わったからと休むことなく “先を見据えた学習” を進めました。

 

先日のブログ『先を見た行動』でも述べたように,場当たり的な学習・対策を繰り返しても真の学力は身につきません。

足元もしっかり固めつつ,理解を積み重ねてそれを深めていくことが大きな結果につながるのだと当塾は考えております。

 

なお,本日授業を実施した生徒は,先日のブログで紹介した滝中の生徒とは別の生徒です。

この生徒にも確固たる目標があり,授業のない日も積極的に自習室を活用するなどして目標に向かって日々頑張ってくれています。

 

校内順位は上位をキープできているようですから,今後もこの部分は私たちへの質問受付等でしっかり補完してもらいつつ,目標に向かって共に頑張っていこうと思います。

 

中学生の頑張り

 

多くの中学校が定期テスト直前期ではありますが,13日(土) の漢検に向けて並行して取り組んでいます。

写真は那加中の生徒で,前期中間テスト前 1週間は止めていた漢検対策を,テスト終了当日からすぐに切り替えて取り組んでいました。

 

先日のブログでも紹介したように,当塾では受験対策の一環として漢字検定に取り組ませています。

よって,各級の取得を目的とした受検ではなく,“いかに高得点で合格できるか” に力点を置いているのです。

 

直前のこの時期は,多くの生徒が日本漢字検定能力協会発行の『過去問題集』に取り組んでいます。

間違えたものは漢字辞典・国語辞典を引いて理解した上で,繰り返し丁寧に書いて覚える。この作業の繰り返しで 2回目は満点が取れるレベルにまで落とし込みます。

定期テストと異なり,私は漢検に関しては一貫して “過去問主義” なんです (もちろん,復習をきっちりやるという前提ですが)。

 

いよいよ明後日が漢検の本番となりましたが,生徒たちは楽しそうに取り組んでいます。

2級を受ける生徒などは過去問を当塾の教員と一緒に取り組んで得点対決をしたりと,これまた楽しそうです。

 

明確な目標があるからこそ

 

この生徒は長良高の高1生で,数学をよく頑張っている生徒です。

火曜日からの 3日間,自習室で13時から23時まで食事休憩の30分を除いてひたすら自習と質問に明け暮れています。先週の土曜日・日曜日も同様でした。

 

日頃から相当やり込んでいるのに,テスト前・テスト中にもこれだけやり込む。

目指すところが明確に固まっているからこそ頑張れるのですよね。

明日は数学A のテストがあるということで,今日も大好物の『赤チャート』の問題にかじりついています。学校の『黄チャート』と傍用問題集はとっくの昔に完遂したとのことです。

 

先日返却された入学直後の進研スタディーサポートでは,数学が学年 2位,英数では 3位という結果でした (いずれも400名中)。

当塾にはまだまだ上の生徒もたくさんいますからそれほど顕著な結果だとは言えませんが,“大いなる野望” を抱いて日々コツコツ頑張っており,いつも感心しています。

とは言っても,まずは長良高で 1位をとらないと話になりません。彼もわかっているとは思いますが,目標からすれば戦うべき相手はもっと高いステージにいるのですからね。

 

高校の合格発表当日から自習室で高校数学に取り組み,学校の進度はもちろんのこと,かなり速い当塾の進度さえも上回るペースで独学にて数学を究めるべく日々取り組んでいます。

本人も中3生の頃より明らかに勉強していると言っており,この姿勢が大切なのだと思います。すべきことをきちんとこなしていれば,過去問やら予想問題なんて不要なのです。

ただ,先述したくらいの結果で満足することなく,“大いなる野望” に向かってまずは 3年間しっかり邁進してもらえるように私たちは彼の背中を押し続けたいと考えています。

 

 

  

 

中学校では那加中は明日が中間テスト,高校では岐山高が明日から,加納高と長良高がテスト中ということで,本日も科目を問わず多くの生徒の質問を受け付けました。

みんな頑張っています!

 

中学生も頑張っています!

 

那加中が前期中間テスト 1週間前,稲羽中が 2週間前となり,本日授業のなかった中2生,中3生が自習室で黙々と頑張っている姿が見られました。

 

別教室の高校生は当然ながら満席で,いつも通りのオーラを放っていました。

でも,今日は中学生のみんなも高校生に匹敵するほどの気合いを感じ,とても嬉しくなりました。

 

中学生は,テスト直前の土曜日・日曜日はそれぞれ『 8時間コース』です。那加中のみんなは明日・明後日も頑張ろう!

 

昨日に引き続き,今日の Mirai

 

今日の日中の気温は33℃と,まさに『茹だるような暑さ』でした。

でも,これからまだまだ暑くなるんですよね…。はぁ…。

 

 

昨日に引き続き,今日も Mirai の様子を紹介します。

今日は写真をたくさん撮りましたので,塾内の様子と当塾の生徒たちの “熱い姿” をご覧いただければと思います。

 

 

授業が終わり,お迎え待ちの小2生です。

読書をして時間を過ごしています。感心ですね!

 

  

 

19時を過ぎると中高生が押し寄せ,中1生と中3生は授業,中2生は多くが自習室でそれぞれ学んでいました。

那加中は明後日でテスト 1週間前,同じく稲羽中は 2週間前となりますから,それぞれ持ち込んだ課題や質問にと,有意義な時間を過ごしているようでした。

 

 

 

高校生の自習室の様子です。

この部屋ともう一つを高校生に割り当てましたが,本日は両方とも満席となりました。気合いが感じられます。

  

 

今日,特にオーラを発していた 3名。近寄りがたい雰囲気でした。

 

当塾の高校生は,中学生の頃に 1月の岐阜新聞テストで491点を獲得して県内順位が 1桁であった生徒,中3生の学年内申が45であった生徒。

さらには,私立高で授業料免除(全特)の生徒,進研模試の全国偏差値が80を超えている生徒などさまざまな個性が集っています。

でも,どの生徒も決して “ガリ勉” という感じではなく,毎日を楽しそうに過ごしていますし,何より愉しみながら学んでいます。

 

高校生が自習している様子,教員に質問している様子を小中学生が見ています。

この姿に刺激を受け,当塾の小中学生は意識を高めていきます。

 

高校生だけに限らず,進路探究塾 Mirai には夢を追いかけるさまざまな個性が集っているのです。