中学生の部活動 (運動部) のうち,最も所属数が多い競技は何かをご存知でしょうか。
日本中学校体育連盟のホームページに競技別の所属数が掲載されており,現時点で最新のデータである平成27年度の資料によると,男女合わせた所属数の最多はソフトテニス部だそうです。
実に,その数はおよそ37万人に上り,これは中学生全体のおよそ10人に 1人が所属している計算となります。
以前のブログでも申し上げたことがありますが,私は中学・高校時代,部活動にかなり真剣に打ち込んでおりました。
今もたまに生徒たち数名とテニスを楽しむこともありますし,個人的にテニスをすることもあります。やはりスポーツは良いなあと思います。
ちなみに,競技ごとの所属数上位 5種目は以下の通りです。
男子 (全国) 1位 サッカー 238,007人 2位 軟式野球 202,470人 3位 バスケットボール 178,691人 4位 ソフトテニス 177,742人 5位 卓球 146,196人
女子 (全国) 1位 ソフトテニス 193,004人 2位 バレーボール 158,536人 3位 バスケットボール 137,045人 4位 卓球 97,477人 5位 陸上 94,927人
あくまで上記は全国での統計結果であり,都道府県別で見ると状況は変わってきます。
岐阜県は以下の通りです。
男子 (岐阜県) 1位 軟式野球 4,157人 2位 サッカー 3,753人 3位 ソフトテニス 3,685人 4位 バスケットボール 3,512人 5位 卓球 3,047人
女子 (岐阜県) 1位 ソフトテニス 3,831人 2位 バレーボール 2,950人 3位 卓球 2,722人 4位 バスケットボール 2,425人 5位 陸上 2,033人
全国のものと比較して顔ぶれは同じであるものの,順位に変動があります。
統計数字には表れませんが,同じ岐阜県内でも美濃地方と飛騨地方でもおそらく違った結果になることでしょう。
当塾には学習に真剣に取り組みつつ,部活動にも熱心に取り組みんでいる中学生・高校生が数多く通ってくれています。
運動部・文化部を問わず,部活動に熱心に取り組む姿勢は評価に値すると考えますが,あくまで学生の本分は学習です。ここは絶対に履き違えてはならない部分です。
部活動は “余暇の一環” として位置づけなければ,後々になって困ったことになるということは言うまでもありません。