国立大の合格発表が始まりました(名工大・岐大に合格!)

 

国立大の前期日程の合格発表は 3月 6日から10日の間に実施されます。

その初日である本日は地元の岐阜大と名古屋工業大の合格発表があり,当塾からは岐阜大と名古屋工業大の前期日程にそれぞれ 1名ずつが受験し,無事に 2名とも合格を勝ち取りました。

 

写真の彼は岐阜東高の生徒 (蘇原中出身) で,名古屋工業大の工学部情報工学科に前期日程で合格しました。

名城大の情報工学部など併願先の私立大の一般入試を全勝して前期日程を迎えましたが,情報工学科は名工大の中でも人気がある学科と聞いていますので,本当に頑張ったなあと感慨一入です。

 

 

続いてもう 1名。こちらも岐阜東高の生徒 (桜丘中出身) で,岐阜大の地域科学部に前期日程で合格しました。

長らく第一志望に設定してきた大学・学部に合格を勝ち取ってくれて本当に嬉しいです。

 

なお,彼女の合格で当塾から岐阜大に開塾以来 9期連続して合格者がおり,合格者数は通算して16名 (医学部医学科を含む) となりました。

 

 

先に紹介した 2名はいずれも小4生から 9年間にわたって通塾してくれた “古株” で,写真は小5生だった 7年前に撮影したものです。

 

この 9年間を思い返すと,例えば 3年前の公立高受験では辛い思いをさせてしまったり等,それはもう数えきれないほど多くの紆余曲折がありました。

しかし,私立高へ進んだ卒塾生たちと同様にこうして 2名とも国立大に合格を勝ち取り,高校入学から 3年間コツコツと当塾で授業に自習にと頑張ってきたことが報われて本当によかったです。

 

進研模試《2024年 1月実施》

 

高1生・高2生の進研模試 (ベネッセ総合学力テスト) の結果帳票が返却されており,高校部の塾生諸君から続々と報告が寄せられました。

 

先日のブログで高2生の結果を紹介しましたので,今回のブログは半年前の 7月実施分と比較して英数国総合の偏差値が向上し,かつ全国平均の 2倍以上を獲得した高1生 3名の結果を紹介します。

なお,高1生の 1月実施分の受験者数は408,314名で,3科全国平均は96.5点/300点という結果でした。

 

[岐阜高・高1生]

[高1生 7月] 73.4 → [高1生 1月] 84.2 (241点) ※ 岐阜高での校内順位は 8位/359名

 

[岐阜高・高1生]

[高1生 7月] 72.5 → [高1生 1月] 76.5 (207点) ※ 岐阜高での校内順位は 68位/359名

 

[岐阜高・高1生]

[高1生 7月] 64.1 → [高1生 1月] 74.3 (198点) ※ 岐阜高での校内順位は 98位/359名

 

以前のブログでも紹介したことがありますが,当塾は授業進度の関係で生徒たちが自己ベストを更新するのは高2生の秋から冬にかけてになることが大半です。

ですから,上記で紹介した 3名もまだまだ伸びるでしょうし,この半年間も頑張っている姿を見てきましたが,今の結果に満足せず今後も引き続き頑張ってほしいと思います。

 

後期期末テストが始まります《中学生》

 

今週から中学生の後期期末テストが本格実施となるのを前に,各中学校では 1月に実施した実力テストの結果が返却されています。

 

中1生・中2生とも現在回収中という状況ですが,良くも悪くも年末までの取り組みが目に見える形で数字に表れていました。

写真は中2生の 2名が提出してくれた結果帳票で,彼らが目標に掲げていた450点は超えてはいるものの,彼らの次の目標を考えるとやや物足りない感があります。

 

彼らを含め,塾生の諸君が次の 1年を良い形で迎えることができるよう,後期期末テストが終了したら各自の課題に取り組んでもらおうと考えています。

 

 

写真は 2名の学生講師が後期期末テスト前に中1生の質問受付に当たっている際に撮影したものです。

 

多くの中1生にとって今回の後期期末テストは約 3ヶ月ぶりの定期テストということになりますが,毎月にわたってで中間テストが実施される蘇原中生は状況が異なります。

現在,中1生の集団指導コースには 3名の蘇原中生が学んでいて,3名とも日頃からよく頑張ってくれていることもあって中間テスト結果も概ね良好です。

 

以下に彼らの 1月実施分の中間テストの詳細を記載します。

 

[蘇原中の 1月実施分の中間テスト] ※ 500点換算

500 (150点/150点)〔内訳:国語 100 (30点/30点),数学 100 (30点/30点),英語 100 (30点/30点),理科 100 (30点/30点),社会 100 (30点/30点)〕 自己ベスト更新

493 (148点/150点)〔内訳:国語 100 (30点/30点),数学 100 (30点/30点),英語 93 (28点/30点),理科 100 (30点/30点),社会 100 (30点/30点)〕 自己ベスト更新

477 (143点/150点)〔内訳:国語 97 (29点/30点),数学 80 (24点/30点),英語 100 (30点/30点),理科 100 (30点/30点),社会 100 (30点/30点)〕

 

彼らの 1月実施の中間テストは最高点が500点換算の500点で,平均も490点に達するなど申し分ない結果と言えます。

 

当然ながら,テスト前だけちょいちょいと頑張ったところで上記のような結果,まして490点を超えるような結果は出せません。

500点を獲得した塾生は自習室の利用状況が実に素晴らしく,授業のない曜日や土曜日の昼間の時間帯も自身の判断で自習室に来るなど非常に模範的です。

 

これまでのブログでもたびたび申し上げてきた通り,当塾は中学生・高校生に対して定期テスト前に過去問や予想問題の類に取り組ませる指導は行なっておりません。

決められた範囲をきっちりと熟せばある程度の得点を取ることは十分に可能ですし,それは彼らの得点結果からも明らかです。

 

やれ過去問だ予想問題だと “お膳立て” をすることは,彼らから考える力を奪い長い目で見て成長を阻害するという観点で大きな損失です。

 

滝高校に併願合格!

 

本日10時に滝高校の合格発表があり,今年度も当塾の塾生は滝高校の併願合格 ( 1名が受験して 1名合格) を勝ち取りました。

 

今年度の滝高の受験者数は1,200名を超え,直近 3ヶ年は1,000名前後で推移していましたから顕著な増加と言えます。

また,出題傾向にも若干の変化が見られましたから,例年と比較しても自力が問われる厳しい入試だったのではないでしょうか。

 

 

滝高の併願受験に挑むにあたり,同じく高校受験時に滝高の併願合格を勝ち取った高1生・高2生・高3生の高校部の塾生諸君が声をかけてくれる場面が多々ありました。

 

入試当日の夜も岐高の高2生から「入試お疲れ~」と労ってもらっていましたし,昨夜も岐高の高1生から「大変なのは高校に入ってからだよ」と声をかけられ,その言葉に頷く姿が印象的でした。

激励の言葉やアドバイスに加え,写真のように時には理科の質問を受けてもらうこともあり,今後も彼らの背中を追う意味でも滝高の併願受験に挑んだ日々は成長につながったと確信しています。

 

眼前の結果を欲しがるのではなく

 

高1生・高2生の進研模試の結果が Web で閲覧可能になっており,高校部の塾生諸君から続々と報告が寄せられました。

 

以前のブログでも紹介したように,例年,当塾では高2生の11月実施の進研模試は自己ベスト更新が相次ぎます。

当塾は進研模試に向けた対策を一切行なっていませんが,高校入学から 1年半が経過する高2生の秋頃に,積み上げてきたものがじわじわと効いてくるために自己ベスト更新が相次ぐと見ています。

 

それでは,今回の進研模試で自己ベストを更新した高2生の入学当初からの成績推移をご覧いただきます (得点は国数英 3科の300点満点で,(  ) 内の数値は全国偏差値)。

 

[岐阜高 (理系生) ]

[高1生 7月] 185点 (68.3) → [高2生 7月] 218点 (76.9) → [高2生11月] 240点 (79.5) ※ 岐阜高での校内順位は22位/351名

 

[岐阜北高 (文系生) ]

[高1生 7月] 175点 (67.3) → [高2生 7月] 187点 (69.8) → [高2生11月] 208点 (72.8) ※ 岐阜北高での校内順位は17位/349名

 

[岐阜東高 (理系生) ]

[高1生 7月] 157点 (62.9) → [高2生 7月] 185点 (69.3) → [高2生11月] 218点 (74.9) ※ 岐阜東高での校内順位は 1位/111名

 

高校に入学して間もない高1生の 7月時点と比較して素点はもちろん偏差値が大きく向上しており,当然ながら校内順位もそれに連動して上がり続けています。

彼らが共通して持ち合わせているのは素直さと忍耐力。先日のブログで取り上げた問題集も非常に熱心に取り組んでくれており,今後もさらなる得点力向上が期待できます。

 

眼前の結果が欲しくて進研模試の過去問や予想問題に勤しんだ高校生が次々と脱落し,そういったものには目もくれずにコツコツと頑張ってきた当塾の塾生たちのような高校生が力を発揮し始める。

コスパだのタイパだのと言われる世の中ではありますが,受験に向けた準備,特にそれが難関大のものともなれば,楽をして上げたい,受かりたいなどと考えているうちは難しいでしょうね。

 

中1生の後期中間テスト結果 (蘇原中は10月実施の中間テスト結果)

 

本日,中1生から後期中間テスト結果と,蘇原中生から10月実施分の中間テスト結果の報告が相次ぎました。

まだ返却途中で全員の結果が揃っていない中ではありますが,現時点で中1生において優秀な結果を収めてきた塾生 2名を紹介します。

 

[後期中間テスト (桜丘中) ]

476点〔内訳:国語 90点,数学 100点,英語 97点,理科 89点,社会 100点

 

[蘇原中の10月実施分の中間テスト] ※ 500点換算

491点 (172点/175点)〔内訳:国語 100点 (35点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 100点 (35点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 91点 (32点/35点)〕

 

桜丘中の塾生は前期期末テストより得点アップを果たし,蘇原中の塾生は 4回目となる中間テストで自己ベスト更新です。よく頑張った!

 

ただ,得点を向上させた塾生がいる一方,前回・前々回と比較して大きく得点を下げてしまったという塾生もおり,中には結果を報告してくれる際に肩を落としている塾生もいました。

結果が芳しくなかった塾生たちには 1回 1回の定期テスト結果に一喜一憂することは意味はなく,次回また頑張れば何ら問題ないことを伝えました。

 

今後に向けて成長につながる何かを得られたのであれば今回の失敗は次への飛躍につながりますし,当塾で学んでいた卒塾生たちもそうやって成長する姿を目の当たりにしてきました。

それでは,中1生・中2生の定期テスト結果が高校受験や大学受験の観点から見ると何の参考にもならないことを示す逸話を 1つ紹介します。

 

当塾の中学部から岐阜高へ進んで高校卒業まで当塾で学び,名古屋市立大の医学部医学科に現役合格した卒塾生が中学時代に定期テストで450点を超えたのは中2生の学年末が初めてでした。

つまり,岐阜高へ進むような子や難関大に現役合格するような子は,中1生・中2生の頃から定期テストや実力テストで高得点を連発しているというのは幻想にすぎないということです。

 

なお,中3生からは前期中間が446点,前期期末が456点,後期中間が468点,後期期末が481点と向上していきましたが,中2生の前期期末は408点と決して華々しい結果ではありませんでした。

中1生・中2生の時点では定期テストにおいて彼より優れた結果を残す生徒が多くいたと思われますが,中3生以降は追い越し,岐阜高へ進んでからも高2生の秋からは20位以内をキープしました。

 

やはり,中1生・中2生の定期テスト結果は高校受験や大学受験の観点から見ると何の参考にもならないことは明白です。

 

公立高入試の平均点《2023年》

 

先日,岐阜県教育委員会より今春に実施された公立高入試の平均が299点だったと発表がありました。

現高1生から例年より難しかったという声は聞いていましたが,昨春の平均である329点と比較すると30点も下降していますから,彼らの感覚は正しかったということになります。

 

先日のブログでもお伝えしたように,今春は当塾から13名が岐阜県公立高入試に挑み,岐阜高に 5名,岐阜北高に 2名など計11名が合格を勝ち取りました。

以下は各高校から開示された得点の報告分のうち,当塾内の上位 3名の結果です。

 

[ 1位] 5科計 489点 (国語と数学が100点)《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格

[ 2位] 5科計 469点 (理科が100点)《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格

[ 3位] 5科計 467点《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格

 

例年は多く見られる470点台が全くいないなど,直近 3年間と比べても全体的にやや低調な結果に終わりました。

次年度はどうなるかわかりませんが,当塾はこれまでと同様に “根拠のない予想” で子どもたちを振り回すことなく,全範囲を網羅して淡々と学習に臨むよう塾生たちに指示するのみです。

 

 

よく,いろいろな塾の Web やチラシで「 3名に 2名が岐阜 5高に合格」などという記載を見かけます。

 

ここでいう「 3名に 2名」は30名のうち20名なのか,はたまた 9名のうち 6名なのか定かではありませんが,高校別の合格者数を伏せるだけでなく分母もあえて伏せる意味は何なのでしょうか。

ちなみに「 3名に 2名」を百分率で表すとおよそ66.7%で,この書き方だと見え方が少し変わってくることがわかります。

 

私は個人的に「岐阜 5高」という括り方は誠実さに欠けると考えており,恣意的な括り方はせずに高校ごとの合格者数をきちんと公表すべきと考えています。

併せて,例えば注意書きなしで「加納高 ○○名」と合格者数のみが記載されているなら,普通科とは状況が大きく異なる美術科・音楽科の合格者数も含まれていると考えられます。

 

当塾の状況はと言うと,私立中高一貫校生を除く中3生が13名の在籍で岐阜高に 5名,岐阜北高に 2名,加納高 (普通科) に 1名,岐山高 (普通科) に 1名,長良高に 2名が合格しました。

13名のうち11名が岐阜 5高に合格しましたから,他塾のような表記にすると「 6名に 5名が岐阜 5高に合格」で,これを百分率で表すと84.6%となります。

 

以前のブログでも申し上げましたが,一部の大手塾は全塾では高校ごとの合格実績を公表するのに,校舎単位では高校ごとに公表したり「岐阜 5高」と括ったりと基準が曖昧です。

例えば岐阜高に合格者が100名いるとすれば,学区内の校舎ごとに何名,関や美濃加茂など学区外からの合格者も校舎ごとに何名と公表してほしいですし,自信があるならできるはずです。

 

冠模試で 2名が総合 A判定!

 

8月に実施された『京大オープン』や『名大オープン』など冠模試の結果がようやく返却されました。

 

4年前のブログで,当塾の生徒が『名大オープン』にて非常に素晴らしい結果を残し,冊子掲載されたことを紹介しました。

しかし,冠模試が実施されるような大学で 8月時点で現役生が共通・二次を合わせた総合 A判定を取ることは現実的ではなく,当塾からの合格者も総合は C判定や D判定だったケースが大半です。

 

今年度は岐阜高と岐阜東高の 2名が冠模試で総合 A判定を取り,1学年の在籍数が10名程度という当塾の規模からするとなかなかの結果ではないかと自負しています。

中学入学前に当塾へ入塾し,高校入学後も目標を持ってコツコツと取り組み続けてきましたから,秋の模試でも総合 A判定を獲得し,自信を持って本番に臨めるようサポートを続けます。

 

やはり,過去問や予想問題といった “お手軽なもの” に頼ることなく,力を蓄えてきた子たちは強いなあと改めて感じた次第です。

 

前期通知表《中学生》

 

中学生の前期通知表結果が出揃いました。

 

中1生は通知表をもらうのが今回が初めてで,集団指導コースに在籍する16名の平均は 5科が22.8で 9科が38.3,最高は 9科計で44という結果でした。

副教科が課題という塾生が多かったので,改善点を洗い出して学年評定で数字を整えられるよう個々にアドバイスを実施しました。

 

5科でオール 5を獲得し,かつ 9科計で40を超えた塾生を各学年から 1名ずつ紹介します。

 

[中1生] 9科計 43  ( 5科計 25)《桜丘中・中1生》

[中2生] 9科計 42  ( 5科計 25)《稲羽中・中2生》

[中3生] 9科計 42  ( 5科計 25)《桜丘中・中3生》

 

先日のブログでもお伝えしたように,当塾は開塾からの公立高最多合格先が岐阜高 (次が岐阜北高) であり,今春の入試結果も例年に倣う形で落ち着きました。

岐高や北高に合格するには通知表の40超というのは一つの目安になりますから,そこを目標にするなら定期テスト結果はもちろん,授業中の姿勢や提出物に至るまで手を抜くことはできません。

 

前期期末テストで得点アップ!

 

今回のブログは小学部から継続して当塾に通い,前期中間テストよりも 5科得点を向上させた中1生の 3名を紹介します。

 

471点《中央中・中1生 (通塾歴 1年 8ヶ月) 》〔前回より 1点アップ!〕 ※ 数学が100点

466点《中央中・中1生 (通塾歴 5年 8ヶ月) 》〔前回より41点アップ!〕

462点《中央中・中1生 (通塾歴 6年 6ヶ月) 》〔前回より19点アップ!〕 ※ 数学が100点

 

上記 3名のうち 2名は夏休み期間中に自習室で熱心に取り組む姿を何度も見かけていましたから,得点向上を勝ち取れたことに安堵しています。

今回の結果に満足せず,さらなる高みを目指してほしいと思います。

 

なお,まだ全員の結果が揃っていない状況ではありますが,現時点での中1生の平均は442.7点で前回より向上しそうな雰囲気です。