進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
愉しむ姿勢
本日で大学入試センター試験まで「あと103日」。
木曜日にはこれが「あと100日」となり,本格的な追い込みの時期に差し掛かります。
夢を持ち,その夢を実現させる第一歩としての大学入試。
大学入試は人生の大一番と言っても過言ではありません。
時間は刻一刻と過ぎていきます。
与えられた時間は一律ではあるものの,それをどう使い,何に振り分けるかは受験生本人に委ねられています。
来春に受験を控えた高3生や浪人生だけでなく,その翌春,翌々春に受験を控えた高2生と高1生にとっても,そして私たち教員もこのことを肝に銘じておかなければなりません。
夢の実現に向けて,愉しみながら日々の学習に励むことができる学生は本当に幸せだと思います。
授業中,質問受付時,あるいは自習の際にそういった表情を垣間見たとき,教員としてのやりがいを感じます。
昨日,それを実感する場面がありました。私は高1生 2名に英語の個別指導,隣では高2生 1名に化学の個別指導を行なっていた時のことです。
化学の授業を受けていた女子生徒の表情が素晴らしく,授業後に訊くと「最近,化学が楽しいんです ! 」と声を弾ませながら話してくれました。
子どもたちが学習を愉しむ姿勢を育み,学習を愉しめる環境を整える。
難しいテーマではありますが,私たちが子どもたちにとってその一助となれますよう,これからも努力していきたいと感じました。
10月の英検
以前のブログで,当塾の電子辞書に対する考え方を書きました。
あれから 1年半近くが過ぎ,生徒の電子辞書使用の位置づけを変更した点がありますのでご報告させていただきます。
現在,当塾では中3生にも電子辞書の使用を認めております。
というのは,先日のブログでもお伝えしたように,彼らは中学履修単元を修了していることもあって,英語の辞書は中学生向けのものではなく『Genius』(大修館書店) の活用を推奨しています。
2枚の写真はいずれも中3生のもので,電子辞書を使用する姿が徐々に様になってきています。
電子辞書がいわゆる “完全収録” ではなかった頃,私は高校生に対しても電子辞書の使用を認めておりませんでした。
以前,電子辞書に関するブログを書いた際,現在は社会人 (28歳) になっている教え子から「今は生徒に電子辞書の使用を認めているのですね (ずるい ! ) 」とチクリと言われてしまいました。
まさに,「技術の進歩は止まるところを知らない」という言葉がぴたりと当てはまります。
中学生向けの英和辞書は,扱われている語彙数に関しては問題ないものの,他動詞と自動詞の明確に区別がなされていないなど語法の説明が弱いばかりか,例文の掲載数も多くありません。
『Genius』のペーパーバック版を購入してもらうことも検討しましたが,いずれ高校入学時には電子辞書を購入するのだから,タイミングが少し早まったに過ぎないという考えに基づいたものです。
電子辞書を利用させることは,重たい辞書を持ち歩かせる必要がなくなるということに加え,時間効率策の一環でもあります。
いわゆる単語の第一義のみを調べるのであれば紙の辞書で十分ですから,学習姿勢の身についていない中学生が電子辞書を使用するのは,悪く言えば「猫に小判」でしょう。
中学履修内容の修了までは紙の辞書,以降は電子辞書という流れが最適というのが私の考えです。
来月,当塾の中3生の15名が英検 3級を受検します。
英検に関し,当塾では各級で求められる文法事項をきちんと指導し終えてから受検させるというスタンスを取っております。
合格が目標ではなく,全単元をきちんと理解したうえで,高得点で合格を勝ち取らせるというのが当塾の考え方です。
ですから,未履修の単元がある状態で,問題に慣れさせて合格を目指すというような “綱渡り” の指導を当塾は行ないません。
英検準2級程度であれば,過去問や予想問題などを用いて大量の演習を繰り返せば,語彙や文法事項の理解が不足していても合格できてしまう事実があります。
“付け焼刃” の対策を重ねてまぐれの合格を続けたところで,英検 2級以上の合格を目指すとなると行き詰まってしまうことは目に見えていますからね。
現在の中3生は高1生の10月に英検準2級,高2生の10月に英検 2級に合格させる算段で指導を進めており,語彙や文法の指導もこれを見据えたペースとしております。
なお,現在の中2生以下の学年は上記よりも速いペースで指導を進めます。
本日,中3生に一斉で過去問を解いてもらい,生徒間で相互採点してもらった後に解説講義を行ないました。
65点満点のところ,1位が65点 (得点率100%),2位が64点 (得点率98.5%),3位が63点 (得点率96.9%) と続き,平均点は53.9点 (得点率82.9%) という結果でした。
当然ながら,全員が合格最低点をクリア (合格最低点は40点 (得点率61.5%)) しておりますが,得点率で平均 9割超の達成を目指してあと 2週間頑張らせようと思います。
9割超を目指すとなると中学校の教科書レベルを超える知識,例えば関係代名詞の whose などの知識が要求されますが,これも当塾では 7月の時点で修了しておりますから問題ありません。
英検 3級の受検に向けた学習は語彙力を上げる良い機会にもなると思いますし,しっかりと取り組ませることが基礎力の醸成にもつながり,何より高校進学後に役立ちます。
これも,当塾の考える “付け焼刃” にならない指導の一端なのです。
当塾の指導《小論文》
間もなくセンター試験まであと100日,併せて国公立大の二次試験まであと150日というところに差し迫り,大学入試に挑む全国の受験生が日々頑張っていることでしょう。
当塾の高3生たちも,現在は定期テスト期間中ではあるものの,それと並行して入試に向けた取り組みを進めております。
来るべきその日に向け,当塾の生徒たちも含めた全国の受験生の諸君には悔いの残らないよう頑張ってほしいと願うばかりです。
先日のブログでも紹介しましたが,当塾では定期テスト期間中や直前期であっても,高校生は通常通りの授業を行なうことがあります。
当塾は,出題範囲の狭い定期テストや課題テストにおいては過去問をベースとした指導を行なわないことはこれまでも紹介した通りですが,入試に関しては過去問に取り組ませております。
これは出題傾向や時間配分を掴むという目的に加え,それまでに長い時間をかけて築き上げてきた学習の進捗状況を確認するという目的があります。
ですから,当塾における入試の過去問は,直前期ではなく 3ヶ月前や半年前といった時点で取り組ませるものと位置づけております。
これは大学入試に挑む高校生だけでなく,高校入試に挑む中学生に対しても同様です。
こういうことからも,当塾は中学生・高校生とも科目を問わず早い段階で履修内容を修了するカリキュラム立てとしているのです。
(当塾のカリキュラムに関しては,中学生は『中3生 英語科全単元修了』,高校生は『また一つ』にて簡単に紹介しておりますのでご確認ください)
写真は,高3生が添削を完了した小論文のフィードバックを受けている場面です。
試験時間は120分という長丁場ですが,定期テスト直前期であっても週に 1本は小論文を書いて添削を受けるペースを崩さずに取り組んでいます。
こういう姿勢が非常に重要であると私たちは考えており,高1生・高2生も含め,定期テストだけで精一杯という状態であってはならないのです。
なお,この生徒は国語の成績も安定してきており,先日の全統マーク模試の国語は在籍する高校で 1位,全国でも上位でしたから,まだ慣れない小論文も頑張ってくれるものと確信しています。
当塾は今春も一般入試において小論文を課す慶應義塾大の合格者が出ておりますが,主要科目と並んで小論文の指導にも力を入れたことが功を奏したと見ております。
一般的な作文と異なり,小論文は問われていることに対して書き手が考えを主張し,その考えに至った理由および根拠を論じることによって,読み手に認めてもらうことを目的とした文章です。
入試で評価される小論文を書き上げるには,繰り返し練習を重ねることと,それの添削指導を受けることが非常に重要ですから,当塾の対面指導が活きる場面と言えます。
小論文を書く力は一朝一夕につくものではなく,長い時間をかけて熟成するものです。
これは付け焼刃の対策が役に立たないという点においても当塾の考える方向性と合致するものですから,今後も主要科目と並んで小論文の指導を大切にしていきたいと思います。
休講情報《2016年 9月20日 (火) 》
思うこと
以前のブログでも申し上げたように,当塾では高校生から全国規模の模試の結果は回収しておりますが,定期テストや課題テストの結果は回収しておりません。
基本的に当塾に在籍する高校生は一般入試で大学受験に挑みますから,いわゆる評定を確保するための指導を行なっておりません。
私自身が出題範囲の狭いテスト結果に価値を見出せないからというのもありますが,当塾では定期テストや課題テストの学習は生徒自身で行なうべきというスタンスでおります。
ですから,当塾ではそういったテストの直前期や前日であっても通常授業を行なうこともあります。
学校の日頃の授業をきちんと聞くとともに,日々復習するなどして前もってコツコツと学習を進めておき,疑問点がある場合は自習室の利用時や授業前後の時間帯で質問して解決する。
計画的に学習を進めておけばこれが可能になりますから,直前期や前日にバタバタするというのは計画性に問題があると言わざるを得ないというわけです。
そもそも高校生,特に進学校に通う高校生に定期テストや課題テストの対策に特化した指導が必要なのでしょうか。
高校生指導を中学生指導の延長線上に置き,高校生に対してそういった “お手軽なもの” を提供している塾や予備校が岐阜県内にもあると聞きます。
私たちが高校生だった頃には,進学校の生徒を対象にそんな指導をしている塾や予備校はなかったと記憶しております。
「時代が変わった」などという言葉で片付けてよい問題とは思えず,“甘やかし” もここまできてしまったかと悲観せざるを得ません。
何から何まで “お膳立て” を受けながら各種テストや入試を潜り抜けてきた学生に明るい未来があるとは思えませんし,これが大学生の学力低下の一因であると言っても過言ではないでしょう。
進学校に通う高校生には,将来を見据えて “お膳立て” に頼ることなく日々の学習を進め,考える力を養ってほしいと願っております。
上述した通りで当塾では範囲の狭いテストの対策を行なっておりませんが,それでも当塾の高校生たちは定期テストや課題テストでなかなかの結果を残してきます。
写真は滝高の高1生の課題テスト結果帳票で,春休みに続いて夏休みの課題テストにおいても学年 1位 (科目ごとの順位は不明)。
特定の科目で 1位であっても,他と合算すると大きく順位を落とすようではいけません。
入試は複数科目で行なわれるわけですし,難関大になればなるほど科目数の負担は増えますしね。バランスが大切です。
繰り返しになりますが,当塾ではこの課題テストに向けて対策指導を行なっておりませんし,予想問題や過去問の類も一切与えておりません。
この生徒が当塾で受講してくれている科目 (英⋅数⋅国) は,どの科目も全くかけ離れたところを学んでいます。ですから,これは学習習慣が確立しているからこその結果なのです。
10月入塾生募集
進路探究塾 Mirai では10月入塾生を募集しております。
当塾への入塾をご検討されている方,また当塾の指導に興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
募集学年は小5生から高2生で,入塾説明会のご予約をお電話またはインターネットにて受け付けております。
当塾の小5生から高2生を対象とした入塾説明会は一斉の形式ではなくご家庭ごとの実施で,所要時間は約40分間です。
小5生から中3生のお子さまは入塾テストも同時に実施します。
当面の入塾説明会および入塾テストの日程は以下の通りです。
・9月22日(木) 15時00分から16時00分
・9月24日(土) 13時30分から14時30分
・9月25日(日) 16時30分から17時30分
・9月25日(日) 19時30分から20時30分
・10月 1日(土) 13時30分から14時30分
お問い合わせや入塾説明会のご予約は,お電話の場合,毎週火曜日から土曜日の13時30分から19時まで承ります。
インターネットでの受付は24時間対応となりますが,フォームにご入力いただいたお電話番号およびメールアドレスに当塾の担当者から折り返し連絡させていただきますので予めご了承ください。
お問い合わせ,ならびに入塾説明会のご予約を心よりお待ちしております。
中学生の頑張り《前期期末テスト》
中学生の前期期末テスト結果が出揃いました。
これまでのブログでも,何度も紹介したことのある当塾の中3生。
入塾前は数学が 8点,英語が18点など 5科合計点で136点と不振だった定期テストの得点は,成長を続けて今回は数学が95点,英語が81点など 5合計点で408点となりました。
ついに400点の大台に乗せ,もちろん合計点においては自己ベストを更新。入塾以来,得点力向上は止まるところを知りません。
入塾前と比較して定期テストの 5科合計点はちょうど 3倍。これは,私のこれまでのキャリアにおいても最高の伸び率です。
達成には 1年を要しましたが,途中で投げ出すことなく根気よく頑張った証と言えます。
日々の授業・指導に加え,学習の取り組み方の指導と集中できる環境を提供すれば,頑張ろうという意欲を持っていさえすれば結果は出せるということを証明してくれました。
上記の生徒の他にも,中3生のこのタイミングで自己ベストを更新した生徒が 3名おります。
その中に,他塾から移ってきてちょうど 1年が経過し,微増を繰り返しながら前進し続けて,今回の前期中間テストで目標としてきた得点を突破した生徒がおります。
さらに,彼女の素晴らしいところは,今回の結果に満足することなくすぐさま次を見据えた行動が取れているところです。11月の後期中間テストでは,より得点を向上させることと確信しています。
やはり,成績向上は時間がかかるものだと改めて感じました。
上記で紹介した生徒たちが残した結果は,過去問や予想問題といった “お手軽なもの” に頼ることなく達成した得点ですから,そういったものを駆使して出した結果とは価値が全く違います。
ただ,夏の頑張りを遺憾なく発揮できて結果を残せた生徒もいれば,残念ながら発揮できず結果を残せなかった生徒がいるのも事実としてあります。
当塾では各種テストの結果を提出時には一人ひとりにフィードバックを行なっているのですが,決意を新たに次へ向かう姿勢ができている生徒もいれば、悔しくて泣き出してしまう生徒もいます。
一人ひとりの生徒としっかりと向き合い,それぞれが目標へ向かうことができるようサポートしていくことが私たちの責務であると改めて感じました。
とは言っても,これさえやっておけば的な “お手軽なもの” 与えるなどして楽をさせるのではなく,コツコツと “真の学力” を積み上げるサポートに徹する。
開塾以来,変わることのない当塾の決意です。
中学生の部活動
中学生の部活動 (運動部) のうち,最も所属数が多い競技は何かをご存知でしょうか。
日本中学校体育連盟のホームページに競技別の所属数が掲載されており,現時点で最新のデータである平成27年度の資料によると,男女合わせた所属数の最多はソフトテニス部だそうです。
実に,その数はおよそ37万人に上り,これは中学生全体のおよそ10人に 1人が所属している計算となります。
以前のブログでも申し上げたことがありますが,私は中学・高校時代,部活動にかなり真剣に打ち込んでおりました。
今もたまに生徒たち数名とテニスを楽しむこともありますし,個人的にテニスをすることもあります。やはりスポーツは良いなあと思います。
ちなみに,競技ごとの所属数上位 5種目は以下の通りです。
男子 (全国) 1位 サッカー 238,007人 2位 軟式野球 202,470人 3位 バスケットボール 178,691人 4位 ソフトテニス 177,742人 5位 卓球 146,196人
女子 (全国) 1位 ソフトテニス 193,004人 2位 バレーボール 158,536人 3位 バスケットボール 137,045人 4位 卓球 97,477人 5位 陸上 94,927人
あくまで上記は全国での統計結果であり,都道府県別で見ると状況は変わってきます。
岐阜県は以下の通りです。
男子 (岐阜県) 1位 軟式野球 4,157人 2位 サッカー 3,753人 3位 ソフトテニス 3,685人 4位 バスケットボール 3,512人 5位 卓球 3,047人
女子 (岐阜県) 1位 ソフトテニス 3,831人 2位 バレーボール 2,950人 3位 卓球 2,722人 4位 バスケットボール 2,425人 5位 陸上 2,033人
全国のものと比較して顔ぶれは同じであるものの,順位に変動があります。
統計数字には表れませんが,同じ岐阜県内でも美濃地方と飛騨地方でもおそらく違った結果になることでしょう。
当塾には学習に真剣に取り組みつつ,部活動にも熱心に取り組みんでいる中学生・高校生が数多く通ってくれています。
運動部・文化部を問わず,部活動に熱心に取り組む姿勢は評価に値すると考えますが,あくまで学生の本分は学習です。ここは絶対に履き違えてはならない部分です。
部活動は “余暇の一環” として位置づけなければ,後々になって困ったことになるということは言うまでもありません。
新しい取り組み
本日で近隣の公立中の前期期末テストが終了しました。
中央中や稲羽中,桜丘中は一昨日に前期期末テストが終了しており,5科の結果が出揃った生徒もおります。
中3生は英語で100点を取ってきた生徒 (中央中) がおり,平均点は60点に満たないとのことでしたからよく頑張ったと言えます。
ただ,5科の合計点は468点に止まってしまいましたから,改めて一つひとつの完成度を高めることと,ミスなく解き切ることの重要性を伝えました。
この生徒は疑問に感じたことは納得するまでとにかく質問してくれますし,最近は英語の辞書を中学生用のものではなく『Genius』(大修館書店) を使っている姿を見かけます。
こういう姿勢になれば,過去問や予想問題といった “お手軽なもの” は不要というわけです。
これまでのブログでもたびたび申し上げているように,当塾では定期テスト前に過去問や予想問題の類は一切取り組ませません。
その場凌ぎの “付け焼刃” 学習を繰り返したところで,真の意味での学力向上は望めませんからね。運よく得点できたとしても,それは虚像である可能性が高いのです。
『当たるも八卦,当たらぬも八卦』と言わんばかりの予想問題をばら撒く行為は,もはや教育と呼べる代物ではないと私は考えます。
現在,次年度より開講する “全く新しい” 英語コースの準備が佳境を迎えております。
これには今年の初めから着手しており,懇意にさせていただいている教育関連の方々ならびに専門家の方からのアドバイスをいただきながら,稼働に向けてコースの設計を進めてきました。
当塾の現在の英語科指導を紹介した際にも触れましたが,当塾の新しい英語コースでは高校在学中に CEFR の B2 へ到達させることを目標としています。
とは言っても英検に代表される各種検定の合格や,TOEFL 等で一定の得点帯に到達することを目標とした安易な “対策” 指導ではありません。
従来の Reading と Writing 偏重の英語教育とは異なる,Listening と Speaking も含めた 4技能をバランス良く育成して “使える英語” の獲得を目指す画期的な教育プログラムです。
Reading と Writing は基本的に海外の教材を活用しながら私が指導し,Listening と Speaking はネイティブの力も借りて指導を行ないます。
更なる詳細に関しては年末にリリースを予定しておりますが,会員生の保護者の方々には10月に実施予定の保護者会で先行して詳細をお伝えする予定です。
先述した内容との重複になりますが,付け焼刃の各種試験対策が長い目で見れば全く役に立たないものであるということは繰り返し申し上げた通りです。
英検を CEFR の B2 に当てはめると準1級となりますが,これの合格を本気で目指すのであれば,それ以前の各級をギリギリで通過しても行き詰まることは目に見えています。
準2級や 2級程度であれば,過去問やこれさえ押さえておけば的なもので乗り越えられるでしょうが,準1級あるいはそれ以上となるとそうはいきません。
当塾の受講料に関して
今回のブログは受講料に関する内容です。
お問い合わせの際に当塾の受講料に関して尋ねられることが多いので,今回はその一部を紹介します。
当塾の月額受講料 ( 9月から12月) は,例えば中3生の集団指導コースは38,880円 (税込み),高3生の集団指導コースは45,360円 (税込み) となっています。
中学生は 5科目の指導を基本としているのに対し,高校生は志望校の受験に必要な科目を組み合わせる形です (詳細はこちら)。
なお,中3生や高3生といった受験学年はタームによって週あたりの授業コマ数および時間数が異なるため,月額受講料に変動があります。
当塾は 4月から 7月をターム A,9月から12月をターム B,1月と 2月をターム C,そして 8月をサマーターム,3月をスプリングターム として 1年を 5つのタームに分割しております。
ターム A・B・C の間は月額受講料のほか,各タームの初月に関連費 (実力テスト代 (小5生から中3生のみ)・教材費・自習室利用料・補習費等) を別途請求させていただいております。
当塾の受講料は近隣の塾や予備校と比べると,「高い」とも「安い」とも見て取れます。
岐阜県内の中学生を対象とする一般的な集団指導塾の月額受講料と比べると,当塾の月額受講料は「高い」水準かもしれません。
高校生に関しては,当塾の場合は集団指導と個別指導を複数科目で組み合わせての受講料ですから,個別指導専門の塾や映像授業を提供する塾と比べると「安い」水準です。
個別指導専門の塾は 2科目から 3科目の受講料で当塾の月額受講料を軽く上回りますし,映像授業を提供する塾は,科目数にもよりますが年間受講料で比較すると当塾のほうが割安です。
当塾には成績優秀生が数多く在籍しておりますが,そういう生徒たちをいわゆる特待生として扱う受講料の減額制度は設けておりません。
「地域貢献」などと称して特待生制度を設けている塾や予備校もありますが,単にその生徒の合格実績が欲しいだけであって,それは生徒を広告塔と位置づけているケースがほとんどです。
また,数日の講習会を受講しただけ,あるいは格安な受講料で数週間通塾しただけ,さらに驚くべきは,自習するスペースを与えただけで「合格実績」に計上する塾や予備校もあります。
これらもある種,特待生制度です。
そもそも,わずか数日,または数週間の受講で劇的に学力が向上するとは考えにくいですから,その生徒が受講以前に培ったものがベースになっていると考えるほうが妥当でしょう。
合格実績を追い求め,そのためには手段を選ばない塾や予備校と,当塾は一線を画しています。
もちろん各媒体で公表されている合格実績がすべて上記のようなものではないと信じたいのですが,「実状は闇の中」という表現がぴたりと当てはまります。
何名が受験し,そのうち何名が合格したのか。私立大の受験の場合,重複合格はどの程度あるのか,または合格者の一般入試と推薦入試の内訳はどうなっているのか。
これらを明かすことなく “華やかな数字” だけを踊らせているところは多いのです。
上記のようなことを鑑みると,以前のブログでも触れたように,塾や予備校が公表している合格実績を鵜呑みにすることは本当に危険です。
併せて,さも “大勢が難関校に合格しているかのように見せる” 表記,例えば “特定の数校をまとめた表記” をしているケースも同様の事例と言えます。
受講料に話を戻します。
塾や予備校に対して受講料を支払うのは当然のことではありますが,塾や予備校の受講料の未納は全国的にはかなり多いと聞いております。
進路探究塾 Mirai は開塾から 1年 6ヶ月を迎えますが,この間,各種受講料の未納は一切ありませんでした。
当塾へご子女を通わせておられるご家庭はきちんとしたご家庭ばかりですし,通塾してくれている生徒たちを見ていても,言葉遣いや各種姿勢面などの躾が十分に行き届いていると感じます。
当塾は子どもたちの学習面のサポートを行ない,教科指導ならびに対話を通じて生徒たちの夢の実現の後押しをすることを目的に運営しております。
それらに加え,良質な学びの環境を提供することが重要な責務であると考えております。
円滑な運営を行なうためにも各ご家庭から適切な受講料を頂戴することは不可欠なことですから,当塾は今後も受講料を変更するつもりはありません。
塾により受講料は異なります。かなり格安と思える受講料設定をしている塾も見受けられます。
しかし,受講料が安いということは,必ず “それなりの理由” があります。
ある程度の規模の塾であれば集団指導で教室に生徒を詰め込み過ぎているだとか,昨日のブログでも紹介しましたが,その “歪み” が職員の人件費に影響しているという可能性もあります。
“個別” 指導と謳っておきながら,実際は 5名とか 6名の生徒を 1名の教員が担当しているというようなケースもあります (しかも異学年 (かつ異教科) だったり)。
新規の入塾者に対して「今なら○○無料!」などと煽るやり方も含め,安いということには必ずそれなりの理由があるのです。
話が右往左往しましたが,今回のブログは最近感じたことや気づいたことを羅列した,そんな感じです。
駄文,大変失礼しました。