進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
自主学習用の教材の数々
当塾の書庫に,高校生向けの教科書や教科書ガイド,『 4 STEP』などの傍用問題集やその解答解説集を並べている一角があります。
ここは推薦問題集・参考書コーナーの書籍と同様,当塾の生徒であれば自由に活用することができます。
ここの書籍は私が購入してきたものもありますが,その多くは卒塾生が寄贈してくれたものです。
ですから,ここには一般では購入できない書籍も数多く並んでおり,在塾する高校生諸君の日頃の学習や定期テスト前の学習に一役買っています。
日頃の学習および受験に向けたの学習に取り組む際,卒業生諸君が大切に使ってきた書籍を在塾生たちが活用する。
在塾生が卒業生に対して敬意を払うとともに,感謝の念を持つこと。これは,私が提唱する “知の継承” の考え方ひとつでもあります。
高1生・高2生は 3月に学年末テストがありますから,ここにある教材も活用しながら日々の学習に励んでくれると嬉しいです。
新高1生・集団指導コースに関して
先日のブログでもお伝えましたが,進路探究塾 Mirai は2017年度入塾生の受付を開始しました。
昨年と同様,1月の段階で当塾の高1生コースのお問い合わせが増えてきましたので,今回のブログでは春からの新高1生の集団指導コースと,改めて当塾の高校部の概要に関して紹介します。
新高1生の集団指導コースは,公立高校入試直後の 3月11日(土) より高校内容の授業を開始します。
募集対象は岐阜高・岐阜北高・加納高 (普通)・岐山高 (普通・理数)・長良高などの公立高,または岐阜東高 (蛍雪)・鶯谷高 (英進) の私立高へ進学予定の生徒に限ります (県外私立高は応相談)。
上記いずれかの高校・コースに通うことが決まっていて,大学入試に向けた強い決意のある生徒のみが受講対象となります。
現在,当塾の中学部からの進級生に加え,各務原市内だけでなく岐阜市からも外部の方の入塾ご予約をいただいており,定員まではあと 3名という状況です。
当塾の高校生指導は,学校準拠指導を一切行なわず,国公立大および難関私大の受験対策指導に特化しています。
集団指導コースと個別指導コースを設置し,高2生・高3生の集団指導コースは全国規模の外部模試成績による受講基準を設定しております。
新高1生に関しては該当する外部模試の結果がないため,先述したように受講対象となる高校・コースを限定しています。
なお,2017年 1月現在での当塾の高校別在籍者数は岐阜高が最も多く,以降は滝高,岐山高と続きます。
集団指導コースは高2生以降,センター試験対策は集団指導で行ない,二次対策は個別指導にて日々の授業を行なっております。
英語科で言えば和文英訳や英文和訳など,各科とも基本的に記述式である国公立大二次試験は教員による添削指導が欠かせません。
当塾の高校生集団指導コースは,集団指導と個別指導のパッケージングによって難関大の合格を目指すというのが基本スタイルというわけです。
開塾 1年目の昨春は,在籍 6名のうち半数の 3名が国公立大 (京都大 (工)・信州大 (理)・岐阜大 (教育)) へ進学しました。
彼らの実進学先の詳細は合格実績ページをご覧ください。
現在,当塾には15名の高3生が在籍しております。
このうち,進学先が確定しているのは ICU に指定校推薦で合格した 1名のみで,残り14名は 2月に京都大や名古屋大,岐阜大などの国公立大の受験を控えています。
今年は何名が第一志望に合格 (国公立大に合格) するか。また 3月になってからご報告させていただきます。
受講説明会日程
進路探究塾 Mirai は2017年度入塾生の受付を開始しました。
昨年と同様,現時点で新小6生や新中1生,新高1生など,早々と 4月からの入塾ご予約をいただいている方もいらっしゃいます。誠にありがとうございます。
受講説明会のご予約はお電話またはインターネットにて受け付けており,一斉の形式ではなくご家庭ごとの実施で,所要時間は約40分間です。
お子さまの入室テスト (新小5生から新中3生のみ) も同時に実施します。
当面の受講説明会および入室テストの日程は以下の通りです ( 3月16日更新)。
・ 3月17日(金) 20時00分から21時00分《予約済み》
・ 3月18日(土) 13時30分から14時30分《予約済み》
・ 3月18日(土) 15時00分から16時00分《予約済み》
・ 3月19日(日) 10時30分から11時30分
・ 3月19日(日) 13時30分から14時30分
・ 3月19日(日) 15時00分から16時00分《予約済み》
・ 3月19日(日) 16時30分から17時30分
お問い合わせや受講説明会のご予約は,お電話の場合,毎週火曜日から土曜日の13時30分から19時まで承ります。
インターネットでの受付は24時間対応となりますが,フォームにご入力いただいたお電話番号およびメールアドレスに当塾の担当者から折り返し連絡させていただきますので予めご了承ください。
センター試験・自己採点会
2日間の試験日程を終え,当塾の生徒たちが20時からのセンター試験の自己採点会に続々と集まってきました。
寒波の影響による降雪と路面の凍結により,試験の行き帰りも自己採点会へ来る際も非常に足元の悪い中でしたが,予定通り15名が出席してくれました。
どの生徒も終始にこやかな表情で採点会は進みました。
得点結果に関しては,その一部を『塾生たちの頑張り』のページに掲載しておりますので併せてご覧ください。
目標点に到達した生徒,自己ベストを更新した生徒,予想される志望校のボーダーを超えた生徒…。
科目ごとに高得点が出るたびに歓声を上げ,拍手で称え合っている姿が印象的だったことと,生徒が担当してくれた教員に感謝の言葉を述べている場面が見られ,彼らの成長を感じました。
頑張っているのは自分だけではない。当塾の生徒たちはこのことをよく理解しています。
昨年も同じことを述べましたが,これがあるべき姿と私は考えます。
合計点が出た後は,1人ひとりと懇談を行ないました。
多くの生徒が高2生の時点で掲げた志望校に予定通り向かうことが決まり,受講生たちと改めて気を引き締めた次第です。
2月25日(土) (・26日(日)) に実施される国公立大の二次試験に向け,週明けの 1月17日(火) からはどの科目も志望校別の個別指導へ切り替えます。
教え子との再会 Vol. 013
本日,各務原市の新成人の式典が行なわれ,その帰りに教え子たちが会いに来てくれました。
まず,男子生徒の 4名。
うち 1名は高専に入学して以来の約 5年ぶりの再会でしたが,3名は中学生の頃から高校受験 (岐阜高・岐阜北高・長良高) を経て,高校卒業まで私が指導した教え子たちです。
政治学や電気電子工学など専攻は様々ですが,それぞれ目標を持って日々勉学に励んでいるという話を聞き,非常に嬉しくなりました。
また春に帰省をした際,皆で食事をしながらゆっくり話を聞こうと思います。
続いて女子生徒の 4名。
現在はそれぞれ看護学・教育学・芸術学・建築学を学んでおり,彼女らも高校卒業まで私が指導した教え子たちです。
予定のある中,素敵な姿を見せてくれてありがとう。
各務原市の式典には参加しなかったものの,先日,晴れ着で顔を出してくれた 3名。
卒業後もこうして会いに来てくれることが本当に嬉しいです。
合格実績と実進学先
新聞チラシや Web に目を向けると,塾や予備校が公表する “華やかな”「合格実績」の数字が飛び交っています。
ご存知の方も多いと思いますが,合格実績はその多くが「合格延べ数」であり「実進学数」ではありません。
私立大は 1名の受験生が同じ学部に複数合格 (一般入試とセンター利用方式の両方で合格など) したり,複数学部での合格もありますから,ダブル・トリプルのカウントになることがあります。
1名の受験生が 3つの受験方式で合格した場合,一般的に「合格実績」は 3名と表記されます。同じケースでこれが100名いれば300名,これが1,000名いれば3,000名と表記されるわけです。
こういったことが一般化されている現状に加え,中には悪質な “水増し” が含まれているケースもあると聞きますから,その数を鵜呑みにすることは非常に危険です。
塾や予備校のミッション・ステートメントは受講生を第一志望に合格させることであり,見せかけの合格実績を “つくる” ことではありません。
当塾はグロスの数字を “つくる” ことを追わず,あくまで塾生を第一志望に合格させることにこだわり,「合格実績」を公表する際は,昨春も行なった「実進学先」での表記を今後も継続します。
7名の高3生が在籍する塾があると仮定し,その動向をシュミレートしてみました。
[受験生 1 ]
〇 国立 A大学 (前期),〇 私立 a大学 (センター利用),〇 私立 a大学 (一般),〇 私立 b大学 (センター利用),〇 私立 b大学 (一般) → 国立 A大学へ進学
[受験生 2 ]
× 国立 A大学 (前期),〇 国立 B大学 (後期),〇 私立 a大学 (センター利用),〇 私立 b大学 (センター利用),〇 私立 b大学 (一般),〇 私立 c大学 (センター利用) → 国立 B大学へ進学
[受験生 3 ]
〇 国立 B大学 (前期),× 私立 a大学 (一般),〇 私立 b大学 (センター利用),〇 私立 b大学 (一般),〇 私立 c大学 (センター利用),〇 私立 c大学 (一般) → 国立 B大学へ進学
[受験生 4 ]
× 国立 B大学 (前期),〇 国立 C大学 (後期),〇 私立 a大学 (一般),〇 私立 b大学 (センター利用),〇 私立 b大学 (一般),〇 私立 c大学 (一般) → 私立 a大学へ進学
[受験生 5 ]
× 国立 B大学 (前期),〇 公立 D大学 (後期),× 私立 a大学 (一般),〇 私立 b大学 (センター利用),〇 私立 b大学 (一般),〇 私立 c大学 (センター利用) → 私立 b大学へ進学
[受験生 6 ]
× 国立 B大学 (前期),× 私立 b大学 (一般),× 私立 c大学 (センター利用),〇 私立 c大学 (一般),〇 私立 d大学 (センター利用),〇 私立 d大学 (一般) → 私立 c大学へ進学
[受験生 7 ]
× 私立 b大学 (一般),× 私立 c大学 (一般),〇 私立 d大学 (一般),〇 私立 e大学 (一般) → 私立 d大学へ進学
上記の 7名の受験結果を,多くの広告媒体で見かけるような「合格実績」の表記にすると以下のようになります。
国立 A大学 1名,国立 B大学 2名 など国公立大に 5名合格!
私立 a大学 4名,私立 b大学10名,私立 c大学 6名 ほか多数!
国立 B大学を例にとると 2名の合格者がいるものの,その陰には上記のケースだと 3名の不合格者がいるということも注目すべきです。
華やかな「合格実績」の裏側にはこんな “実情” があったりするのです。
それと,私立 b大学へ進学したのはわずか 1名なのに「10名合格」と謳います。大手塾や予備校になると,この数が 5倍,10倍,100倍などとなります。
上記 [受験生 7 ] のように,私立 b大学を第一志望としている受験生が「自分も…」と夢見てその塾や予備校で学習を始めるも,受験において厳しい結果になったということはよくある話です。
さらには,「国公立大 ○○名合格!」という表記も注意が必要です。
驚くべきことですが,この数に “加算” させるべく,受験生自身が進学する気もない地方の国公立大の受験を勧めるケースもあると聞きます。
どの程度がそれに当たるかはまちまちですが,国公立大の合格者総数が表記されている場合,併せて表記されている各国公立大の合格者数を引けばその数がある程度見えます。
「国公立大 ○○名合格!」の実に半数近くが,馴染みのない地方の国公立大だったりすることもあるようです。
国公立大なら何でも良いとばかりに十把一絡げにするのはいかがなものかと思いますし,やはり,総数での表記や,何らかの “意図をもって” まとめた表記というのは本当に怖いです。
『冬特講 2016』 2日目・3日目
『冬特講』で恒例となっているのが,高1生から高3生が参加する『学年を縦断して数学 IA の対決』 です。
今年度は35名の高校生がこれに参加しました。
センター試験の数学 IA は国公立大を志望する大学受験生にとって最も早く修了する科目です。
高1生にとっては 2年後,高1生にとっては 1年後を見据え,数学 IA は早い段階で完成度を高めておくことが,難関大受験に向けて不可欠です。
題材は河合出版の『センター試験予想問題パック 2017』で,35名の平均点は 69.7点という結果でした。
上位 5名は以下の通りです。
1位 91点 (岐阜高・理系 高3生)
1位 91点 (加納高・文系 高3生)
1位 91点 (滝高・理系 高1生)
4位 90点 (岐阜高・理系 高2生)
5位 88点 (岐阜高・理系 高3生)
高3生に交じり,高1生と高2生から 1名ずつランクインを果たしました。
しかし,全体で見ると,問題数が多く処理に時間のかかった生徒もいたこともあって,高1生と高2生は生徒間で得点にかなりの差が出ました。
長い目で見て,ここを埋めていく指導をしっかり行なう必要があると再確認しました。
2年間にわたって多くの場数を踏んできた高3生は,学年全体で見て「さすが」という結果でした。
昨年の同様の取り組みではクラス全体の平均点は 70.9点でしたが,ここ最近はクラス全体の平均点が 90点を超える時もあり,1年間で確実に得点力を向上させてきています。
2週間後に控えたセンター試験本番においても,大きな成果を残してくれるものと確信しています。
本日は卒業生が 4名,当塾へ顔を出してくれました。
現在のそれぞれの学び,生活全般,卒業を見据えての話など,私と彼らの話は尽きませんでしたが,目標を持ち,着実に歩を進めてくれていることが本当に嬉しいです。
後輩たちに各科のアドバイスをしたり,志望する大学・学部に通う学生の “生の声” を受験生に聞かせる場面もありました。
こういった機会を通じ,モチベーションを上げるきっかけの 1つにしてくれればと願っております。
『冬特講 2016』 1日目
当塾の冬期行事の 1つである『冬特講』が,本日より本格スタートしました。
『冬特講』の対象学年は中3生から高3生で,受験学年である中3生と高3生は本日と明日は10時から22時までの12時間,明後日は10時から18時の 8時間にわたって各科の学習に励みます。
午前からのスタートである中3生と高3生は開始10分前には着席し,その表情からも良い緊張感を持って『冬特講』に臨んでくれていることが窺えました。
高3生は 3日間で河合出版の『センター試験予想問題パック 2017』の受験に必要な科目すべてに取り組み,各科とも演習後に解説・質問受付を実施して来るべき本番に備えます。
英語・数学 IA・数学 IIB・国語にとどまらず,理系生の物理・化学・生物,文系生の化学基礎・生物基礎,日本史・地理・倫理政経・現代社会にいたるまで “すべて” というところがポイントです。
『冬特講』を受講する高1生と高2生にも『センター試験予想問題パック 2017』を配布しています。
高1生は数学 IA,高2生は数学 IA と国語は現時点でも取り組むことが可能ですから,これらの科目は学年を縦断して得点を競い合わせる取り組みを行なっています。
高1生・高2生の時点で,センター試験を直前に控えた受験生にも肉薄できる科目があるということは,その後の受験に向けた各種取り組みを行なっていくうえでも非常に重要です。
昨年も同様の取り組みを行ない,現高3生の受講生たちも各科の完成度を高めてきたという経緯があります。
同学年内での競い合いだけで満足することなく,1つ,2つと上級生にも肉薄できる科目をつくることで全体の完成度を高めていく。
これは目先の結果に捉われない,当塾の指導の核心の部分と言えます。
中3生は既に全科とも中学履修内容を修了し,日頃の授業においては高校受験レベルにとどまらない指導を行なっております。
しかし,この『冬特講』においては,各科とも 3月の高校受験を見据えた演習・解説を行ないます。
高校合格は小さな通過点ではありますが,その先の “大きな目標” の達成に向けた第一歩を記すべく『冬特講』の 3日間を共に頑張っていきたいと思います。
1ヶ月課題
集団指導コースに通う中3生には,「 1ヶ月課題」と称して冬期講習会 (ウィンターターム) 前日までに仕上げる 5科のテキストを渡しています。
各自で重点を置いている科目は最低でも 2周を熟すというルールを定めている以外は,取り組む科目の順番は不問としております。
1月の各種テストや高校入試に向け,どう熟すかを生徒自身で計画を立ててもらうというところも重要なポイントです。
生徒自身である程度のスケジューリングができなければ,大学受験には打ち勝つことができません。
これも高校進学後を見据えての,当塾の指導の一環なのです。
先日のブログでもお伝えしたように,当塾の中3生集団指導コースはほとんどの科目が中学履修内容を修了していますから,現時点で入試レベルの問題に取り組むことが可能です。
なお,これとは別に,授業ごとに課される各科の宿題や課題も熟しつつ,彼らはこの「 1ヶ月課題」に取り組んでいます。
目標を持ち,楽な道を模索することなく真摯にすべきことに取り組む。
高校受験合格だけを目標にしていない当塾の塾生たちは,このことをよく理解してくれています。
中学生向けの学習塾の広告媒体において,上位高に進学すれば将来が約束されているかのような表記を目にしますが,決してそんなことはありません。
それは高校別での全国規模の模試,例えば進研模試などの結果 (平均点や得点分布),進学実績を見れば明らかです。
進研模試 (高1生) 《数学で全国 1位達成!》
先日の高2生の結果紹介に続き,今回は高1生の結果紹介です。
11月実施の進研模試の数学の受験者数は 482,645人で,全国平均が 31.7点 / 100点 という中,当塾の塾生たちはよく頑張ってくれました。
今回,国内で 0.1%以内に入る好結果を残した 2名を紹介します。
当塾 1位 100点 / 100点〔全国偏差値 84.7 ( 7月実施分は 80.9),全国順位 1位 / 482,645人中〕
当塾 2位 97点 / 100点〔全国偏差値 83.1 ( 7月実施分は 83.2),全国順位 468位 / 482,645人中〕
過去問や予想問題といった付け焼刃の “お膳立て” がなくともこの結果。
そういったものを駆使して捻り出した結果との差は歴然であり,コツコツと築き上げた “真の実力” があればお膳立ては不要というわけです。
50万人近い分母で 1位という結果は立派です。全国 1位おめでとう!よく頑張ったね!