進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
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合格率
東京大・京都大・東北大・九州大・北海道大・大阪大・名古屋大の 7大学は “旧帝大” と括られ,主要学部が揃った総合大学であることと,その歴史と伝統から毎年多くの志願者を集めます。
競争倍率は 3倍程度とそれほど高くはないものの,求められるレベルは高く,一筋縄では合格を勝ち取ることはできません。
旧帝大の定員は 7大学合わせておよそ 2万人で,現在の各世代人口がおよそ120万人ですから,同世代の60人に 1人 (1.7%) に枠がある計算になります。
これらに現役で合格するとなると,実に同世代のおよそ90人に 1人 (1.1%) という狭き門です。
旧帝大と同列に語られることが多い一橋大・東工大・神戸大,そして国公立大の医学部医学科まで含めると上記の計算は変わってきますが,今回は旧帝大に絞って話を進めます。
毎年この時期になると,Web やチラシで塾・予備校がこぞって合格実績を掲載します。
しかし,飛び交うのは “合格者数” が一般的で,“合格率” を目にすることはなかなかありません。
合格率というのは非常に重要な指標のはずです。
しかし,残念なことに,合格者数だけが画面上や紙面上で躍り,数で圧倒するといった “前近代的な” 手法が幅を利かせている現状があります。
教育において,時代は “個” へ向かっているはずなのに,この部分は昔のまま何ら変わっていないということです。
当塾から旧帝大を受験した生徒は開塾からの 5年間の累計で15名おり,そのうち11名が現役合格を勝ち取っています。
当塾の旧帝大の合格率は 73.3% で,さらに名古屋大のみに絞ると11名受験して 8名が合格で,率は 72.7% となります。
これらの合格率が高いのか,それとも低いのかを検証してみましょう。
岐阜高のホームページに,2019年度の大学入試結果の詳細が掲載されています。
それを見ると,岐阜高から現役で旧帝大を受験した生徒が184名おり,そのうち67名が合格で,合格率は 36.4% です (名古屋大のみに絞ると86名が受験して30名が合格で,合格率は 34.9% )。
つまり,単純に率だけで比較すると,当塾の旧帝大の合格率は岐阜高のそれの 2倍以上となるわけです。
全国展開の大手予備校はもちろんのこと,県内に複数の教室を構える塾や予備校と比べれば当塾の合格実績など足元にも及ばないことは重々承知しております。
しかし,わずか59名の卒塾生のうち11名が旧帝大に現役合格 (東京大 1名,京都大 2名,名古屋大 8名) を果たしており,これは塾生のおよそ 5名に 1名が旧帝大に現役合格している計算です。
さらには,医学部に次いで難易度の高い国公立大の獣医 (大阪府立大・岐阜大) にも 2名が現役合格しておりますから,小規模塾ながら当塾の塾生たちは本当によく頑張ったと思います。
素直な気持ちで弛まぬ努力を続けた塾生たちの頑張りはもちろんのこと,開塾から 5年が経ち,集団指導+個別指導による “少人数定員制” の指導が結実し,形になってきたと実感しています。
在籍生の 76.5% が国公立大に現役合格!《 5期生》
本日で,今春の国公立大の合否結果が出揃いました。
当塾の高3生 ( 5期生) は17名の在籍生のうち13名が国公立大の現役合格を勝ち取り,その率は 76.5% に達します。
先日のブログでも申し上げたように,この合格率は彼らが長きにわたってコツコツと頑張ってきたからこそ出せた結果だと思います。
詳細は以下の通りで,合格実績ページにも同内容を掲載致します。
[推薦入試 (センター試験を課す) ]
名古屋大学 教育学部 (鶯谷高) [併願合格校 南山大・中京大]
名古屋工業大学 工学部 生命⋅応用化学科 (加納高) [併願合格校 名城大・中部大]
岐阜大学 教育学部 (岐阜東高) [併願合格校 なし]
岐阜県立看護大学 看護学部 (長良高) [併願合格校 岐阜医療科学大・岐阜聖徳学園大]
[一般入試 (前期) ]
名古屋大学 工学部 物理工学科 (岐阜高) [併願合格校 東京理科大・名城大]
名古屋大学 工学部 物理工学科 (岐阜東高) [併願合格校 豊田工業大]
名古屋大学 工学部 機械⋅航空宇宙工学科 (岐阜高) [併願合格校 同志社大・豊田工業大・名城大]
名古屋大学 工学部 環境土木⋅建築学科 (岐阜高) [併願合格校 東京理科大・明治大・名城大]
名古屋大学 工学部 環境土木⋅建築学科 (岐阜高) [併願合格校 なし]
金沢大学 人間社会学域 法学類 (岐阜高) [併願合格校 愛知大・名城大]
岐阜大学 教育学部 (各務原西高) [併願合格校 岐阜聖徳学園大]
[一般入試 (後期) ]
名古屋工業大学 工学部 生命⋅応用化学科 (岐阜高) [併願合格校 名城大]
名古屋工業大学 工学部 生命⋅応用化学科 (岐阜高) [併願合格校 東京理科大・名城大]
私立大の結果に関しては先日のブログにて紹介しておりますので,そちらも併せてご覧ください。
進路探究塾 Mirai は開塾から 5年が経過しました。
当塾の卒塾者は累計で59名で,うち30名が国公立大学に現役合格を勝ち取っており,その率は 5割を超えています。
上述したように,今年度は国公立大の現役合格者が 7割を超え,中学部から継続して当塾で学んでいる生徒たちを中心に,大学入試で大きな成果を残してくれていることが非常に嬉しいです。
しかし,私が理想とする状態にはまだ程遠いというのが実状です。
今年度で見ると,高3生の夏の時点で掲げた第一志望に合格できたのは17名のうち11名に過ぎず,6名は第二志望に入学または浪人の道を選択することになった現実があります。
不合格や直前になってからの志望校変更など,辛い思いをさせてしまった生徒が 1名でもいるうちはまだまだだと言わざるを得ません。
大学入試は公立高校入試のように 1倍台の競争倍率ではなく,3倍台が多く,高いところだと10倍を超える競争倍率のところもあります。
なお,今年度の国公立大学の前期⋅中期⋅後期各日程の募集人員は計100,146名に対し,志願者数は439,565名で倍率は 4.4倍,前期日程のみで見ると倍率は 3.0倍となります。
これだけの倍率をくぐりぬけて国公立大学の合格,ましてや現役で合格を勝ち取るためには,公立高であれば入学直後から着々と準備を始めていかなければならないのです。
東京大・京都大・名古屋大の合格者数《2020年速報値・岐阜県内高校別》
国公立大の前期入試が終わり,今春の高校別の東京大・京都大・名古屋大の合格者数がおおよそ判明しております。
岐阜県内の高校の東京大・京都大・名古屋大の合格者数,および高校別の合格者数 (過年度生 (浪人生) による合格者を含む) は以下の通りです。
東京大 23名 ※ ( ) 内は現役合格者数で内数
[内訳]
岐阜高 14名 ( 9名),大垣北高 4名 ( 3名),多治見北高 2名 ( 2名),可児高 1名 ( 1名),多治見西高 1名 ( 1名),麗澤瑞浪高 1名 ( 0名)
京都大 32名 ※ ( ) 内は現役合格者数で内数
[内訳]
岐阜高 19名 (12名),大垣北高 5名 ( 3名),岐阜北高 2名 ( 2名),多治見北高 2名 ( 0名),関高 1名 ( 1名),長良高 1名 ( 1名),聖マリア女学院高 1名 ( 1名),麗澤瑞浪高 1名 ( 1名)
名古屋大 172名 ※ ( ) 内は現役合格者数で内数
[内訳]
岐阜高 50名 (41名),大垣北高 23名 (18名),岐阜北高 22名 (20名),多治見北高 17名 (14名),関高 12名 (12名),加納高 8名 ( 7名),鶯谷高 7名 ( 5名),
恵那高 4名 ( 4名),斐太高 4名 ( 4名),美濃加茂高 4名 ( 4名),岐阜東高 4名 ( 3名),可児高 3名 ( 2名),岐山高 2名 ( 2名),高山西高 2名 ( 2名),帝京大可児高 2名 ( 2名),
大垣東高 2名 ( 0名),各務原西高 1名 ( 1名),加茂高 1名 ( 1名),長良高 1名 ( 1名),大垣日大高 1名 ( 1名),済美高 1名 ( 1名),多治見西高 1名 ( 1名)
岐阜県内の高校で,東京大・京都大・名古屋大の 3大学の合格者数が合わせて 5名を超えているところを高校別に見てみましょう (降順)。
[岐阜高] ※ 3大学合格者合計数は 83名
東京大 14名(昨年 16名,一昨年 19名)
京都大 19名(昨年 23名,一昨年 20名)
名古屋大 50名 (昨年 39名,一昨年 52名)
[大垣北高] ※ 3大学合格者合計数は 32名
東京大 4名 (昨年 3名,一昨年 0名)
京都大 5名 (昨年 11名,一昨年 7名)
名古屋大 23名 (昨年 32名,一昨年 25名)
[岐阜北高] ※ 3大学合格者合計数は 23名
東京大 0名 (昨年 1名,一昨年 2名)
京都大 2名 (昨年 3名,一昨年 2名)
名古屋大 21名 (昨年 22名,一昨年 16名)
[多治見北高] ※ 3大学合格者合計数は 21名
東京大 2名 (昨年 5名,一昨年 1名)
京都大 2名 (昨年 7名,一昨年 4名)
名古屋大 17名 (昨年 10名,一昨年 12名)
[関高] ※ 3大学合格者合計数は 13名
東京大 0名 (昨年 1名,一昨年 1名)
京都大 1名 (昨年 2名,一昨年 0名)
名古屋大 12名 (昨年 6名,一昨年 8名)
[加納高] ※ 3大学合格者合計数は 8名
東京大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
京都大 0名 (昨年 0名,一昨年 1名)
名古屋大 8名 (昨年 7名,一昨年 17名)
[私立・鶯谷高] ※ 3大学合格者合計数は 7名
東京大 0名 (昨年 1名,一昨年 0名)
京都大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
名古屋大 7名 (昨年 10名,一昨年 3名)
公立高が 6校,私立高が 1校という結果でした。
教え子との再会 Vol. 021
今年は新型コロナウィルスの影響もあって頻度こそ減っているものの,毎年 3月⋅ 4月は大学生や社会人など多くの教え子と会う機会があります。
彼女は岐阜北高校を経て東京外国語大学へ進み,現在は卒業を控える大学生です。
今回は成人式の式典の後に晴れ着姿で来てくれて以来でしたが,この 4月から社会人になるということで,その報告を兼ねて Mirai へ顔を出してくれました。
私が初めて彼女と知り合ったのは彼女がまだ小5生の頃でしたから,もう10年以上の月日が流れたことになります。
多くの教え子が立派に成長していく姿,夢に向かって邁進する姿,それを具現化した姿を見せてくれることが私のやりがいです。
今日,改めて彼女が東京外大に入学して以降の学びの話を聞かせてくれたこと,そして成長した姿を見せてくれたことに感謝です。
来てくれて本当にありがとう!
本日より授業を再開しました
3月に入ってからは受験学年のみの指導に限定しておりましたが,およそ 2週間ぶりに当塾へ子どもたちが帰ってきてくれました。
本日は欠席もなく,彼らが元気な姿を見せてくれたことを嬉しく思います。
来週からは全国の多くの塾や予備校で指導が再開されると聞いており,少しずつ日常へ戻っていってほしいと願うばかりです。
コロナウィルス感染拡大防止のため,当塾では教員のマスク着用や検温を実施し,子どもたちにはマスク着用と入室時の手指消毒および休憩時の手洗いを実施してもらっています。
さらに,各教室の定期的な換気に加え,教室やトイレなどの手すりのアルコールタオルによる拭き取り等,最大限の配慮を行なっております。
『安心・安全のために』ページでも紹介しておりますが,当塾は 5年前の開塾当初から手指消毒の励行と全教室に空気清浄機の設置をしておりました。
DUSKIN の泡手指消毒剤 (オートタイプ) の設置
全教室および事務室に SHRAP 社製の加湿空気清浄機を設置
まだまだ不安な日々が続きますが,先述したように,少しずつ日常へ戻っていってほしいと願うばかりです。
新高1生 新入塾生募集
進路探究塾 Mirai では新高1生の募集を行なっております。
公立高入試が終わったばかりですが,今回のブログでは改めて当塾の高校部に関してご紹介致します。
当塾の高校部は集団指導コースと個別指導専科コースを設置しており,いずれのコースも学校準拠指導を一切行なわず,国公立大および難関私立大の受験対策指導に特化しています。
高1生の集団指導コースの募集対象は岐阜高・岐阜北高・加納高 (普通) の公立高,または岐阜東高 (蛍雪)・鶯谷高 (英進 I 類) の私立高へ進学予定の生徒に限ります (県外私立高は応相談)。
上記いずれかの高校・コースに通うことが決まっていて,大学入試に向けた強い決意のある生徒のみが受講対象となります。
指導開始は公立高入試の合格発表当日の2020年 3月18日(水) で,高校入学前から英語・数学 I・数学 A・古文の 4科目の予習内容を突き進みます。
興味のある方は,お気軽にお問い合わせください。
名古屋大学合格までの道のり
先日のブログでも申し上げましたが,当塾の今年度の高3生は中学部から通い続けて高校入試と大学入試を共に戦ってきた生徒が多く在籍しています。
今回のブログでは,名古屋大の工学部に合格した生徒のうち,私にとって非常に感慨深い 1名を紹介します。
彼は中2生の 7月から当塾で学び続けてくれた生徒で,在籍期間は 4年 8か月に達します。
「名大の工学部に現役で合格するような生徒だし,中学生の頃もさぞかし成績優秀だったのだろう」
多くの方がそう考えるだろうと思いますが,入塾時,彼の 9科の評定は 16 ( 5科の評定ではありません) で,定期テストの 5科合計点も136点と高校進学すら危い状態でした。
彼の中学時代の定期テストや実力テスト得点の推移は,3年前のブログでも紹介しておりますのでそちらをご覧ください。
彼が現役で名古屋大に合格できたのは,この 4年 8ヶ月を逃げることなく課題に向き合ってくれたことと,弛まぬ努力はもちろんのこと,彼の持ち前の素直さが大きかったと思います。
高校入試をゴールとせず,大学入試で勝つために取り組んできた成果が今回の名古屋大の現役合格につながったのです。
この 4年 8ヶ月の間,伸び悩んだ時期も当然ありましたし,叱責しなければならない場面も幾度となくありました。
しかし,インターネットで合格者受験番号が公開されてわずか 2分後に彼から朗報が届き,これまでの苦労が報われた気がして泣けてきました。
本当に合格おめでとう。
名古屋大学に 6名が現役合格!
本日は旧帝大の 1つである名古屋大の合格発表がありました。
コロナウィルスの感染拡大の懸念から試験当日の厳戒態勢や掲示による合格発表が中止に追い込まれるなど混乱があった中,当塾から名古屋大に 5名が前期日程で現役合格を勝ち取りました。
推薦入試で名古屋大に合格している 1名を含めると,当塾の今春の名古屋大の現役合格者は 6名にのぼります。
名古屋大学 工学部 物理工学科 [岐阜高 (蘇原中) ]
名古屋大学 工学部 物理工学科 [岐阜東高 (緑陽中) ]
名古屋大学 工学部 機械⋅航空宇宙工学科 [岐阜高 (緑陽中) ]
名古屋大学 工学部 環境土木⋅建築学科 [岐阜高 (中央中) ]
名古屋大学 工学部 環境土木⋅建築学科 [岐阜高 (緑陽中) ]
当塾は 1学年の在籍数が15名程度の小規模塾でありながら,彼らが昨年の東京大の現役合格に続く大きな成果を残してくれたことを誇りに思います。
3月10日(火) から14日(土) の授業に関して
3月10日(火) から14日(土) の授業に関する連絡です。
前回の連絡より 1週間が経過しましたが,新型コロナウイルスの感染拡大は改善の兆しが見えません。
よって,3月10日(火) から13日(金) の授業も後日振替とし,3月14日(土) より授業を再開する方向で検討しております。
ただし,今後 1週間のさらなる感染拡大の状況等を鑑み,再開時期が 3月17日(火) 以降になる可能性もございます。
可否に関わらず 3月12日(木) に当塾 LINE アカウントおよびホームページにて告知しますので,ご確認いただきますよう宜しくお願い致します。
3月 3日(火) から 7日(土) の授業に関して
新型コロナウイルスの感染拡大により,不安な日々が続いております。
昨日,政府より新型コロナウイルス感染拡大防止の措置として,全国の教育委員会に対し小中高を 3月 2日(月) から一斉臨時休校とする旨の要請が出されました。
これを受け,当塾は 3月 3日(火) から 3月 7日(土) の授業を,授業なし期間と設定していた 3月24日(火) から 3月28日(土) に振り替え実施することで対応致します。
ただし,公立高校入試を受験する中3生と,国公立大学後期日程を受験する高3生は,感染予防に十分留意したうえで授業を実施します。日程と受講にあたっての注意点は下記を参照してください。
なお,保護者様のご判断により授業を欠席される場合には,恐れ入りますがお電話にてその旨ご連絡いただきますよう宜しくお願い致します。
上記期間は,公立高校入試を受験する中3生と国公立大学後期日程を受験する高3生以外は一切の授業を実施せず,自習室の利用も不可となります。
ご理解・ご協力の程を宜しくお願い致します。
3月10日(火) から 3月14日(土) の授業に関しては,3月 6日(金) までに当塾 LINE アカウントおよびホームページにて連絡致します。
[公立高校入試を受験する中3生]
・3月 3日(火) 19時30分から22時00分 ※ 前後1時間は自習室の利用可
・3月 5日(木) 19時30分から22時00分 ※ 前後1時間は自習室の利用可
・3月 7日(土) 18時10分から22時00分 ※ 前後1時間は自習室の利用可
・3月 8日(日) 10時00分から18時00分
[国公立大後期日程を受験する高3生]
・対象となる生徒各自に連絡します
[受講および通塾にあたっての注意点]
・来塾時から在塾中,および帰宅時まではマスクを着用のこと (ご用意できない場合,当塾の備蓄分をご提供します)
・来塾時は入口設置の消毒を使用してから所定の教室へ向かうこと
・発熱や咳などの風邪のような症状が見られる場合は欠席すること
・3月 8日(日) 以外は塾内での食事を認めません