塾長ブログ


進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。

前期通知表《中学生》

 

中学生の前期通知表結果が揃いましたので,ブログにて紹介させていただきます。

 

当塾の中学部集団指導コースは 1学年の在籍数が10名程度の小所帯ではありますが, 5科でオール 5を獲得してくる塾生が多く在籍しています。

以下は当塾の中1生から中3生で,令和 6年度の前期評定の 5科でオール 5を獲得した塾生たちです。

 

[ 1位] 9科計 44  ( 5科計 25)《桜丘中・中2生》 ※ 中1の 9科学年評定は45

[ 2位] 9科計 44  ( 5科計 25)《桜丘中・中1生》

[ 3位] 9科計 43  ( 5科計 25)《稲羽中・中3生》 ※ 中1の 9科学年評定は44,中2の 9科学年評定は44

[ 3位] 9科計 43  ( 5科計 25)《中央中・中3生》 ※ 中1の 9科学年評定は34,中2の 9科学年評定は41

[ 3位] 9科計 43  ( 5科計 25)《桜丘中・中1生》

[ 6位] 9科計 41  ( 5科計 25)《蘇原中・中2生》 ※ 中1の 9科学年評定は34

[ 7位] 9科計 40  ( 5科計 25)《中央中・中2生》 ※ 中1の 9科学年評定は39

[ 8位] 9科計 37  ( 5科計 25)《蘇原中・中3生》 ※ 中1の 9科学年評定は29,中2の 9科学年評定は33

 

上記 8名は定期テストに向けても熱心に取り組んでいる姿を何度も見かけましたし,4月からの頑張りを評価してもらえて嬉しかっただろうと思います。

ただ,9科計で40を超えたものの 5科計は惜しくも24だった塾生が 5名もいましたので,定期テストの得点向上に加えて懇談で後期に向けた改善点を洗い出していこうと思います。

 

先日のブログでもお伝えしたように,当塾の中学部集団指導コース在籍生の最多合格先は岐高で,在籍の半数以上が岐高・北高へ進学します。

通知表の 9科40超というのは岐高の合格を目指すにあたり一つの目安になりますから,定期テスト結果はもちろん,授業中の姿勢や提出物に至るまで手を抜くことはできません。

 

なお,塾生全体の平均を算出したところ,5科が22.6,9科が38.1という結果となりました。

 

 

続いて,前学年の後期から今回にかけて 9科計でアップを勝ち取った塾生たちを紹介します。

 

[ 1位] 前学年後期 9科計 32 → 現学年前期 9科計 37《蘇原中・中3生》

[ 2位] 前学年後期 9科計 37 → 現学年前期 9科計 41《蘇原中・中2生》

[ 2位] 前学年後期 9科計 37 → 現学年前期 9科計 41《蘇原中・中2生》

[ 2位] 前学年後期 9科計 34 → 現学年前期 9科計 38《中央中・中3生》

[ 2位] 前学年後期 9科計 31 → 現学年前期 9科計 35《中央中・中2生》

[ 6位] 前学年後期 9科計 37 → 現学年前期 9科計 40《中央中・中2生》

[ 6位] 前学年後期 9科計 33 → 現学年前期 9科計 36《中央中・中3生》

[ 6位] 前学年後期 9科計 28 → 現学年前期 9科計 31《中央中・中3生》

[ 9位] 前学年後期 9科計 41 → 現学年前期 9科計 43《中央中・中3生》

[ 9位] 前学年後期 9科計 36 → 現学年前期 9科計 38《蘇原中・中2生》

[ 9位] 前学年後期 9科計 33 → 現学年前期 9科計 35《蘇原中・中2生》

[12位] 前学年後期 9科計 40 → 現学年前期 9科計 41《蘇原中・中2生》

 

これまでのブログでもたびたびお伝えしている通り,当塾は中高生に対して過去問や予想問題を用いた定期テスト対策指導を一切行なっておりません。

彼らは安易なものに頼ることなく決められた範囲をきっちりやり抜くことで,蘇原中の中間テストを含む定期テストでしっかり得点を取ってきます。

 

過去問や予想問題など “安易なもの” を与えることは子どもたちから考える力を奪い,高校受験はなんとかクリアできても高校進学後の伸びに影響します。

当塾は中学生の時点から大学受験や将来の夢の実現に向けて指導を行なう塾であり,市中に溢れる高校受験対策がメインの塾や学校の 7時間目的な位置付けの塾とは一線を画しています。

 

中学生の実力テスト

 

夏休みが明けてすぐに実施された中3生の実力テスト結果の返却が始まっています。

 

写真は小学部から当塾に在籍する中央中の中3生のもので,分布からも中央中で上位にいるとわかりますが,市内の中学校では順位が公表されていないため正確な順位を知ることはできません。

一昨年のブログでも申し上げたように,公表されていない中学校内の順位を憶測してああだこうだと言うのは時間の無駄です。

 

各務原市内で生徒数が多い中央中・蘇原中・那加中の,今回の実力テストにおける 5科平均点と451点以上の割合を中3生数の降順で示します。

 

[中央中]

中3生数 → 241名,5科平均 → 268.8点,451点以上の割合 → 約 2% ( 4名から 5名)

[蘇原中]

中3生数 → 240名,5科平均 → 265.7点,451点以上の割合 → 約 3% ( 5名から 6名)

[那加中]

中3生数 → 196名,5科平均 → 272.8点,451点以上の割合 → 約 5% ( 8名から 9名)

 

8年前のブログでも申し上げましたが,実力テストの平均点や401点以上,451点以上の割合は当時も現在も中学校間でかなり差があることがわかります。

ですから,○○中で□□位という指標は高校受験に向けては何の役にも立たないことが明白ですし,そもそもそこにこだわること自体がナンセンスというわけです。

 

あえて目指すところを申し上げるなら,岐阜高を目指す中3生は今回の実力テストであれば 5科で440点は確保しておきたかったところです。

中3生は秋から冬にかけてまた実力テストや外部模試が複数回実施されますから,今回は納得のいく結果を残せなかった中3生も次こそはという気概で学習に励んでほしいと思います。

 

冠模試で総合 A判定!

 

8月に実施された『京大オープン』や『名大オープン』など冠模試の結果が返却され,受験した高3生 (当塾10期生) より帳票の提出がありました。

 

昨年に続いて今年度も『名大オープン』で総合 A判定を獲得した塾生がおり,当塾のような 1学年10名程度の小さな塾から優秀な成績を収める塾生が次々と出てくることを嬉しく思っております。

なお,彼女も中学部から継続して当塾で学んでいる塾生で,長い時間をかけて培ってきたものが数字に表れていることが何より嬉しいです。

 

 

これは上記した『名大オープン』で総合 A判定を出した塾生の,高1生の 7月から高2生の11月までの進研模試の成績推移です。

 

以前のブログでも紹介したように,当塾の塾生は高2生の夏・秋頃から目に見えて成績が上がるケースが多く,彼女も例外なくそこに当てはまります。

彼女の高1生の進研模試の岐高内での順位と全国偏差値 (英数国 3科計) は以下の通りで推移しました。

 

[高1生 7月] 113位/357名 (全国偏差値71.9) → [高1生11月] 90位/356名 (全国偏差値72.4) → [高1生 1月] 184位/356名 (全国偏差値68.3)

 

高1生の頃はそれほど目立つ成績ではなく当塾の塾生にありがちな成績推移で,卒塾生の諸君も同じような推移をしていました。

 

この要因としては,当塾は一般入試で難関大を目指すスタンスのため指導ペースも速く学校準拠指導ではないということと,当塾が進研模試対策を全く行なわないことにあると考えています。

当塾は例えば数学 1A は高1生の 7月で修了し,数学 2BC も高2生の 6月には修了するペースで指導を行なっており,塾で学んでいることと高1生の進研模試で出題される範囲と乖離しています。

 

例年,過去問や予想問題を駆使した進研模試対策を行なう塾や予備校に通うお子さま方に,特に高1生の間は当塾の塾生諸君は後塵を拝してしまうケースがほとんどです。

しかし,これが高2生になって学びの蓄積が効いてくると,当塾の塾生諸君は進研模試の 3科計の校内での順位がどんどん上がっていきます。

 

[高2生 7月] 43位/353名 (全国偏差値76.9) → [高2生11月] 22位/351名 (全国偏差値79.5)

 

岐高生に限らず,こんな上昇が高2生の秋にかけて毎年のように見られるため,高1生の頃に当塾の塾生たちの前にいたお子さま方は一体どこへ行ってしまったのかと訝しんでいます。

結局,高1生・高2生の頃に好成績を収めていたとしても,高3生になって結果が出せなかったり肝心の大学受験でさっぱりということになれば,序盤のリードは何の意味もなさないのです。

 

全統共通テスト模試《2024年 7月実施》

 

7月末に実施された第2回全統共通テスト模試の結果返却が始まっており,当塾の高3生 (当塾10期生) 諸君から続々と報告が寄せられています。

 

今回の全統共通テスト模試は,現役生と過年度生を合わせて約32万人が受験したとのことです。

基本的に現役生のみの受験で,かつ一部の高校では不採用の進研模試とは異なり,全統模試は国公立大を志望する受験生が多く参加していることから駿台模試と併せて当塾が重視している模試です。

 

写真の帳票は岐阜東高に在籍する当塾10期生のもので,6教科 8科目の偏差値は70に達しました。

この成績なら県内トップ高である岐阜高でも理系で上位20位程度に相当しますから,難関大に現役合格する挑戦権を得たと言って差し支えない成績です。

 

これは高校入学から 2年も経てば,入学時点での序列は崩れ去ることが如実にわかる事例と言えるのではないでしょうか。

 

前期期末テスト《中学生・自己ベスト更新》

 

中学生の前期期末テスト結果が続々と寄せられており,今回のブログでは中2生・中3生で 5科で400点以上かつ自己ベスト更新を勝ち取った塾生を更新点数の降順で紹介します ( 9月13日時点)。

蘇原中は中間テストの実施形態が他の中学校と異なるため,これまでの期末テスト結果と比較しました。

 

460点《蘇原中・中2生 (通塾歴 0年 7ヶ月) 》〔自己ベストを73点更新!〕 → 初の400点超え かつ 初の450点台到達!

456点《蘇原中・中3生 (通塾歴 1年 0ヶ月) 》〔自己ベストを31点更新!〕 → 初の450点台到達!

437点《蘇原中・中2生 (通塾歴 1年 0ヶ月) 》〔自己ベストを27点更新!〕

454点《中央中・中3生 (通塾歴 2年 6ヶ月) 》〔自己ベストを24点更新!〕 → 初の450点台到達!

419点《蘇原中・中2生 (通塾歴 0年 7ヶ月) 》〔自己ベストを23点更新!〕 → 初の400点超え!

468点《中央中・中3生 (通塾歴 3年 6ヶ月) 》〔自己ベストを17点更新!〕

414点《中央中・中3生 (通塾歴 3年 6ヶ月) 》〔自己ベストを16点更新!〕 → 初の400点超え!

452点《蘇原中・中2生 (通塾歴 1年 6ヶ月) 》〔自己ベストを 4点更新!〕 → 初の450点台到達!

 

蘇原中の中3生は岐阜県を中心に愛知県にも教室を展開する大手塾から転塾してきた塾生で,足掛け 1年で自己ベストの更新と長らく目標に掲げてきた450点台の到達を同時に勝ち取りました。

なお,前期中間テストの合計も473点 ( 5月・6月・7月の合算) でしたから,不思議なことに定期テスト対策指導を行なわない当塾へ移ってからのほうが得点が伸びています。

 

当塾は塾生に過去問や予想問題を与える代わりに,授業や自習室をはじめとする良質な学びの環境に加え,質問受付添削指導を提供することで彼らの成績向上や志望校合格に寄与しています。

上述した塾生に関しても,過去問や予想問題に頼った学習スタイルからの脱却に成功し,1年かけて積み上げてきた成果が目に見える形で表れていることを非常に嬉しく思います。

 

進研模試《2024年 7月実施》

 

7月実施の進研模試 (ベネッセ総合学力テスト) の結果帳票が返却されており,高校部の塾生諸君から続々と報告が寄せられています。

 

写真は 3科の合計点が高1生の当塾トップの塾生の成績帳票で,得点は242点 (満点は300点) で全国偏差値が80を超える結果を残し,1学年上の代に匹敵する結果を残してきました。

当塾 2位の塾生も合計点こそ 1位の塾生には届かなかったものの,英語は95点で全国偏差値が82.8,全国順位が216位 (440,957人中) という結果でした。

 

 

以前のブログでもお伝えしたように,当塾は長い目で見た成績向上を実現させる目的で,中高生に定期テストや実力テスト,進研模試等の外部模試の対策指導を行なっていません。

 

県内に多くの校舎を構える塾・予備校は過去問等を駆使して進研模試対策を熱心にやっておられると聞きますので,当塾の塾生よりも高成績を収める生徒さんが何百名といらっしゃることでしょう。

当塾はそれらと一線を画す意味でも今後も目先の結果を追う指導は行なわず,塾生諸君の成績向上と将来の夢の実現をサポートしていく決意です。

 

前期期末テスト《中学生・途中経過》

 

桜丘中と稲羽中の塾生から前期期末テスト結果の報告がありましたので,現時点での各学年の塾内 1位の得点結果を紹介します。

 

470点《桜丘中・中1生 (通塾歴 0年 6ヶ月) 》

462点《桜丘中・中2生 (通塾歴 1年 8ヶ月) 》 ※ 英語が100点

484点《稲羽中・中3生 (通塾歴 4年 8ヶ月) 》 ※ 英語が100点

 

これまでのブログでもたびたびお伝えしているように,当塾は中学生・高校生に対して過去問や予想問題を用いた定期テスト対策指導を一切行なっておりません。

当塾の塾生たちは学校から指定されたテスト範囲をきっちりと理解し,学習習慣を確立して真摯に取り組んだ結果として上記の得点を獲得しているのです。

 

以前のブログでも取り上げたことがありますが,当塾の近隣には定期テスト対策指導に強みがあり,各中学校の学年トップが何名も在籍していることをアピールしている大手塾があります。

そんな塾であれば当塾よりも高得点を収める生徒さんがたくさん在籍していらっしゃるでしょうし,当塾は定期テスト対策指導はもちろん,高校受験対策指導の全般において足元にも及びません。

 

夏特講 2024

 

8月 8日(木) から 8月10日(土) の 3日間の日程で,今年度も『夏特講』を実施しました。

 

開塾した2015年から通算して,今回で『夏特講』は10回目の開催となりました。

例年と同様に中3生から高3生が受講対象で,中学生は高校受験,高校生は大学受験に向けた演習・講義を行ないました。

 

 

以前のブログでも紹介したように,当塾の中3生の英語科は 7月末で全単元を修了するペースで指導を行なっており,これは2016年度に中3生だった当塾 5期生の代から一貫している指導方針です。

 

さらには,彼らは 7月末の時点で単語テストも 2周りを終えている状態ですから,当塾では例年,中3生に『夏特講』で過年度分の公立高入試に取り組んでもらっています。

今回は2019年度の入試問題に取り組んでもらったところトップの塾生が99点と上々の結果でしたから,7ヶ月後の公立高入試本番では満点を取ってくれるに違いありません。

 

また,当塾は 7月末までに高1生は数学 IA を,高2生は数学 IIBC を修了していますから,彼らにはこれらの共通テスト型の問題を『夏特講』で取り組んでもらっています。

このように『夏特講』は単なる集中講義ではなく,各学年とも入試を意識し,来るべき入試に向けて早くから完成度を高めていく場として活用してもらっているのです。

 

 

塾生たちの頑張りと保護者様のご理解によって『夏特講』は当塾の夏の恒例行事に成長しました。

現塾生と保護者様,卒塾生並びにその保護者様を含め,10回の『夏特講』に関わっていただいたすべての方々に感謝致します。

 

教え子との再会 Vol. 035

 

当塾 8期生が帰省に際し,Mirai に顔を出してくれました。

 

彼は中2生の 1月に Mirai に入塾し,岐阜高の合格を経て高校卒業までの 4年 3ヶ月を当塾で学びました。

現役時は志望した国立大が残念ながら不合格となり,共通テスト利用で合格した東京理科大の工学部に進みましたが,現在は再受験を経て神戸大の工学部に在籍しています。

 

なお,彼は Mirai に顔を出してくれる時は必ず手土産を持参する律義な青年で,その手土産は私の嗜好を把握した逸品ばかりでいつも頭が下がります。

 

 

彼は東京理科大に籍を置きながら再受験の準備を進める,いわゆる “仮面浪人” の道を選びました。

 

その意向を受け,私は彼から要望のあった教材を提供したり,数回の添削指導や模試の結果を受けて話を聞いたりなど多少のサポートはしたものの,基本的には本人の努力で掴み取った合格です。

一般的に仮面浪人は成功率が低いと言われる中,東京理科大での学業はもちろん進学塾でのアルバイトも熟しながら,難関大の一角である神戸大の合格を勝ち取ったことを誇らしく思います。

 

彼は仮面浪人の 1年を経て主に精神面で一回りも二回りも成長してくれましたから,今後もさまざまな面で更なる成長を遂げてくれると期待しています。

 

滝高の併願合格に向けて

 

以前のブログでも紹介したように,当塾は毎年滝高の併願合格者がおります。

 

当塾では中学部・集団指導コースに在籍する中2生・中3生で,一定の基準に到達した塾生または難関大を志望している塾生に対して滝高の併願受験を勧めています。

授業を追加するなど本格的な準備を開始するのは中3生の春からですが,中2生の時点から少しずつ数学・国語の別課題を熟してもらう等して長期的な視点で動いてもらっています。

 

高校合格は通過点であるものの,公立高・私立高を問わず高校受験は子どもたちが成長する絶好の機会であることは言うまでもありません。

 

 

岐阜県内を中心に愛知県にも展開し,両県合わせて40を超える校舎を展開する大手塾でも滝高の合格に向けた特訓を行なっていると聞きました。

そんな塾であれば全校舎の合算で50名から100名という規模で滝高の合格者がいるでしょうから,当塾のような 1学年の在籍数が10名程度の小規模塾では到底勝負になりません。

 

また,当塾は合格者数はもちろん情報面においてもそういった一流の塾の足元にも及びませんので,当塾は今後も確実に毎年 1名から 2名の滝高併願合格者を出せるよう頑張っていきます。