塾長ブログ


進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。

前期期末テストを控えた高校生

 

岐阜高は週明けの 9月21日(水) より前期期末テストが実施されます。

 

岐阜北高や加納高など,まだ前期期末テストまで 1週間前を切っていない高校もあって満席とはなりませんでしたが,多くの高校生が目的を持って当塾の自習室へ来てくれたことを嬉しく思います。

また,この中には本日に入塾を決めたばかりの岐阜高の生徒の姿もあり,今後,在籍生の諸君と高め合いつつ頑張ってくれたら嬉しいです。

 

 

定期テスト直前のこの時期は,生徒たちから様々な科目の多くの質問が寄せられます。

 

質問の対応に関しては自習室内で済ませることもありますが,写真のように自習室外へ連れ出して別室にて対応することもあります。

写真のような場面が,高校生の定期テスト前には塾内のあちこちで見られます。

 

 

続いての写真は,岐阜高・岐阜北高に通う高1生の女子 5名から寄せられた『歴史総合』の世界史分野の質問にまとめて対応するとともに,テーマ別のミニ講義を実施している時のものです。

 

今回は世界史の知識に関して私が全幅の信頼を寄せている卒塾生 (東海高) が,東京からオンラインでその対応にあたってくれました。

当塾に通っていた頃も暇さえあれば本を読んでいる子でしたから,その知識の深さに改めて感嘆しましたし,プレゼン力もなかなかのもので感心した次第です。

 

彼はつい先日,岐阜へ帰省した際に半年の大学生活の報告と後輩たちへの激励を兼ねて当塾へ顔を出してくれたのですが,今後は上記したような形で当塾に関わってもらおうと考えています。

 

前期期末テスト《中学生》

 

当塾の中学部の塾生たちから前期期末テストの結果が続々と寄せられており,まだすべての結果は揃っていませんが,いくつか目を見張る結果が寄せられたので紹介します。

 

まず,写真は当塾に在籍する中3生 (蘇原中) の前期期末テスト答案で,数学が100点,国語が97点,社会が96点など素晴らしい結果を残してくれました。

まだ返却されていない科目があるとのことですが,この夏は非常に熱心に取り組んでいましたから合計点も楽しみです。

 

なお,蘇原中に通う当塾の塾生数名によれば,過去問が配られている塾や予備校に通っておられるお子様方が,今回の社会のテストは大半が過去問と酷似していると話していたそうです。

しかも,返却時に今回は平均点が低い (50点台?) との話があったらしく,過去問に取り組んできたお子様方にとって有利な条件が揃った形です。

 

 

これまでのブログでもたびたびお伝えしている通り,当塾は定期テストや実力テストの過去問に一切取り組ませておりません。

 

過去問に取り組んで期末テストに臨んだお子様方はもっと得点できている可能性もありますが,私はそういった安易なものに頼ることなく96点を取ってきた当塾の生徒を誇らしく思います。

テスト範囲として指定された教科書の全ページをしっかりと理解し,決められた範囲をきっちりとやり抜けば自ずと得点はついてくるのです。

 

努力を重ねて獲得した得点と,過去問を駆使して捻出した得点のどちらに価値があるかは言わずもがなですし,どちらが長い目で見て役立つかは明白です。

 

 

続いて,5科とも結果が揃っている塾生で,顕著な結果を残した塾生を各学年より 1名ずつ紹介します。

 

447点《中央中・中1生 (通塾歴 1年 6ヶ月) 》〔前期中間テストより 7点アップ! (自己ベスト更新)

480点《桜丘中・中2生 (通塾歴 1年 6ヶ月) 》〔前期中間テストに続いて480点を突破!〕

454点《那加中・中3生 (通塾歴 7年 6ヶ月) 》〔前期中間テストより 9点アップ! (自己ベスト更新)

 

中1生の塾生は前期中間テストの社会が100点だったのですが,今回の期末テストは中間テストの合計点を上回ったことに加え,またも社会で100点を取ってきました。

次回の後期中間テストでは,今回は惜しくも到達できなかった合計点450点を突破できるよう頑張ってほしいです。

 

最後に,自己ベストを更新した中3生は,この夏の中体連 (バドミントン) で地区大会・県大会を勝ち抜き,岐阜県代表として東海大会にも出場しました。

お盆前まで部活も頑張り,この前期期末で自己ベスト更新。本当にすばらしい!

 

教え子との再会 Vol. 028

 

2日続けて 6期生,7期生の卒塾生が顔を出してくれたので,ブログに綴ります。

 

1人目は当塾 6期生で,現在は上智大で学んでいます。

彼女は大学に入学して以降,お盆前後と年末年始は Mirai に顔を出し,近況および学びの報告をしてくれる律義な卒塾生です。

 

今回は彼女の将来の目標も聞かせてくれましたから,その実現に向けていくつか具体的なアドバイスをしました。

 

 

2人目は,中高の 6年間を当塾で学び,現在は奈良女子大で学んでいる卒塾生 (当塾 7期生) です。

 

彼女から前期の学びの報告を受けた際,嬉しそうに話す姿からも充実した日々を過ごせていることが窺え,彼女に奈良女子大を勧めて本当に良かったと改めて感じました。

まだ入学して 1年も経っていませんが,今後も愉しみながら学びを深め,将来の夢の達成に向けて引き続き頑張ってほしいと思います。

 

 

2名とも元気な姿を見せてくれただけでも十分なのに,私たち教員への手土産だけでなく,彼女らの後輩にあたる現塾生への菓子も持参してくれました。

 

上智大へ進んだ卒塾生は「私たちが塾生だった頃,お盆前後や年末年始に来塾する先輩たちから励ましの言葉を添えてお菓子を手渡していただいたことが嬉しかったので」と話していました。

以前のブログでもその場面を紹介したことがありますが,私としては事あるごとに周囲に対して感謝の念を持つよう伝えてきたことが当塾を卒業した今も心に残っていることが非常に嬉しいです。

 

また,奈良女子大へ進んだ卒塾生は,私が昔から愛してやまない奈良の名店『千壽庵吉宗』の生わらび餅を持参してくれました。

これが私の好物だということは彼女には伝えてありましたが,帰省のタイミングで買ってきてくれるなんてさすが気の利く子です!美味しくいただきます!

 

質問受付

 

これは,8月20日(土) の高2生・高3生の自習室の様子です。

 

彼らには疑問点があればすぐに解決してもらえるよう,この日は 4名の教員が自習室内を巡回して対応に当たりました。

なお,質問受付は写真のようにその場で対応することもあれば,自習室の外へ出て対応することもあります。

 

 

先日のブログでも申し上げましたが,高校部には小学部から当塾で学び続けている塾生の数が年々増えてきています。

 

当塾 8期生にあたる今年度の高3生の諸君は共通テストまで 5ヶ月を切り,国公立大の前期入試に関しても間もなく半年を切る局面ですから,今はとにかく必死に取り組んでほしいです。

8期生は順調に伸ばしてきた生徒も多いことから,高2生の諸君は彼らの頑張りを目に焼き付け,ここからの 1年半を悔いのないように取り組んでほしいと願っています。

 

今春の医学部医学科を含むこれまでの卒塾生と肩を並べる成果を出せるよう,現在籍生の諸君の頑張りに期待したいと思います。

 

将来設計指導の一環として

 

当塾には主要大学の案内冊子 (パンフレット) をまとめて置いてある一画があります。

 

大学別の案内冊子は高校生に向けて設置しているものですが,私が進路に関する講話をした後や,将来設計指導の後などには,中学生がこれらを閲覧している場面に遭遇することもあります。

彼らにはこういったものに積極的に触れてもらい,高校合格は小さな通過点に過ぎないということを理解してほしいと考えています。

 

 

当塾が将来設計指導の一環で設置している冊子は大学案内だけにとどまりません。

 

その一部が,国家公務員を志望する大学生に向けて省庁が作成しているパンフレット類で,中学生・高校生は普段はなかなか目にできないようなものも当塾にはかなりの数が置いてあります。

これらは,例えば検察庁人事院のホームページでも全く同じものが閲覧可能ではあるものの,子どもたちが気軽に手に取れることに意味があると私は考えます。

 

 

最近,様々な分野で紙媒体が廃止される動きが加速していますが,以前のブログでもお伝えしたように,気軽に手に取ることができることは紙媒体の良さの一つだと思います。

 

しかし,政府も推奨しているペーパーレス化,または SDGs 達成に向けた取り組み等々,紙媒体は今後どんどん縮小されていくことは確実です。

20年もすれば,上記したような冊子類はすべてデジタル化され,現在のように手に取って見れるものではなくなっているかもしれませんね。

 

自らで考えて学ぶ

 

お盆休みが終わり,本日からまた再開です。宜しくお願い致します。

 

先日のブログでも紹介したように,当塾は夕方までの時間帯は基本的に自習室の開放と各科の質問を受け付けるに限り,授業を行なっていません。

あれもこれもと与えることが,必ずしも子どもたちの成長につながるわけではないという考えからです。

 

本日,昼の自習室は 2部屋を用意しましたが,片方が 1時間で満席となりました。

中学生の多くは 2週間後に迫った前期期末テストに向けて余念がない様子でしたが,高校生は夏特講を通じて見つけた課題に取り組んでいる生徒も見受けられました。

 

どの高校も決して少なくない課題が出ていると聞いていますが,多くの塾生が 7月末までに学校の課題を終えているため,学校が始まるまでのこの間は自身の課題に取り組めるというわけです。

 

夏特講 2022

 

8月 9日(火) から 8月11日(木) の 3日間の日程で,今年度も『夏特講』を実施しました。

 

今回で『夏特講』は開塾以来 8回目の実施となります。

受講対象は中3生から高3生で,中学生は高校受験,高校生は大学受験に向けた演習・講義です。

 

 

以前のブログでも紹介したことがありますが,当塾の中3生の英語科は 7月末で全単元を修了するペースで指導を行なっています。

 

さらには,彼らは 7月末の時点で単語テストも 2周りを終えている状態ですから,当塾では例年,中3生に『夏特講』で過年度分の公立高入試に取り組んでもらっています。

今年も半数以上が 8割を超え,9割を超える生徒もいましたが,目標は “志望校に関わらず” 彼らが入試本番で満点を獲得することです。

 

また,当塾は 7月末までに高1生は数学 IA を,高2生の理系は数学 IIB,文系は化学基礎の指導を修了していますから,彼らにはこれらの入試同等の問題を『夏特講』で取り組んでもらっています。

このように『夏特講』は単なる集中講義ではなく,各学年とも入試を意識し,来るべき入試に向けて早くから完成度を高めていく場として活用してもらっているのです。

 

 

塾生たちの頑張りと保護者様のご理解によって『夏特講』は当塾の夏の恒例行事に成長しました。

現塾生と保護者様,卒塾生並びにその保護者様を含め,8回の『夏特講』に関わっていただいたすべての方々に感謝致します。

 

自学の時間

 

当塾は 7月24日(日) からサマーターム期間,多くの塾や予備校でいうところの夏期講習会の期間に入っています。

 

一般的に夏期講習会というと授業回数をやたらと多くしたり,あるいは授業時間数を大幅に長くしたり等,授業回数・時間の豊富さを標榜する塾や予備校が散見されます。

しかし,当塾は夏休み期間であっても,例年実施している中3生から高3生の集中講義を除き,全学年とも通常の時間割をベースに数回の追加授業を実施するにとどめています。

 

ひたすら授業を受けることによって得られるものもあるのかもしれませんが,高校へ進学してからのことを考えると,小中学生の頃から自学の時間を多く確保することは非常に重要だと考えます。

先日のブログでも紹介した,当塾が中3生に「 1ヶ月課題」に取り組ませているのも高校進学後を見据えてのものです。

 

私は塾で指導するようになって25年になりますが,一定の学力を有する小中学生に対しては,夏休みだからといって必要以上に授業時間数を長く取る必要はないと断言できます。

彼らに必要なのは過度な授業回数や時間数ではなく自らで学ぶ時間であり,さらには自らで落とし込む時間,つまり復習や確認する時間が何より重要なのです。

 

 

これは,本日撮影した小5生・小6生の自習室の様子です。

 

以前のブログでも紹介したように,毎週土曜日の13時30分から17時30分の 4時間は小学生の自習およびフォローアップの時間として,小学生担当の教員が教室に張り付いて対応しています。

この枠を積極的に活用してくれている小学生は多く,本日も13名の小学生が思い思いに,かつ集中して時間を過ごしていました。

 

彼らは宿題や授業で生じた疑問点の質問をしたり,算数の弱点補強や応用のプリントに励む子もいたり,中には辞書を片手に漢字の先取り学習に励む子もいます。

“自分で考えて” 行動しているということと,多くの子が “自分の意志で” 取り組んでいるということがポイントで,これは “受け身の” 数時間よりもはるかに有意義なものではないでしょうか。

 

 

当塾の小学部は公立中に進むことを前提に指導を行なっていますが,この姿勢が中学進学後のみならず,その先も役立つ “大きな力” となることは言うまでもありません。

 

東大や京大,名大といった旧帝大,国公立大の医学部医学科など大学受験で成果を残した教え子たちには,彼らが小学生だった頃から大学合格までの長きにわたって指導した子が多くいます。

以前から当塾で学んでいる小学生はもちろん,この 8月から当塾で学ぶことになった 3名の小学生も,是非この輪に加わって学びを進めてほしいと考えています。

 

「 1ヶ月課題」の進捗

 

以前のブログで紹介した中3生の「 1ヶ月課題」を 1名が 2週間で完遂し,さらに 2名が 3週間で完遂!

 

当塾で「 1ヶ月課題」とは別に課される通常授業の各科の宿題や小テストの準備,そして前期期末テストの準備や部活もある中で,あのボリュームを 3週間で完遂するのはすばらしい。

さらに,半数以上が 8割を超える完遂率 (完遂までおよそ50ページ) となっており,多くの生徒が 7月末までに完遂する見込みです。

 

夏休み以降の各種テストに自信を持って臨めるよう,そして望む結果を残せるよう引き続き頑張っていこう!