本日から高3生の『全統マーク模試』の結果返却が始まり,当塾の生徒たち数名から成績帳票の提出がありました。
今回のブログでは学校単位で受験した高校 (加納高・長良高・各務原西高・岐阜東高) の生徒たちの結果を紹介します。
先日のブログでもお伝えしましたが,当塾の集団指導コースに在籍する高3生15名には,高2生からの 1年間の取り組みの成果を測る目的で全員に全統マーク模試を受験してもらいました。
数学は IA・IIB とも,文系,理系を問わず結果を出すことができました。特に数学 IA は当塾の全在籍生の平均が 8割を超えるなど目に見える成果が出ています。
在籍高は岐阜高・岐阜北高・加納高・岐山高・長良高・各務原西高・岐阜東高・鶯谷高と,まあ見事にバラバラですが,高校別の指導であればこのような結果にはならなかったと思います。
例えば当塾の物理のトップは長良高の生徒で,得点は 87点で偏差値は 70.0。同じ集団指導コースに在籍する他高の生徒たちと切磋琢磨し合っているからこその結果だと確信しています。
在籍する長良高では当然 1位で,県内はもちろんのこと国内でも上位の結果です。なお,数学 IA と数学 IA + IIB,そして 5教科 7科目の結果も長良高で 1位の結果です。
集計途中ではありますが,現時点での 5教科 7科目の当塾のトップ (岐阜東高・文系) は 718点 / 900点 (全国平均は 468.6点) で得点率は 79.8%,偏差値は 68.7 です。
帳票に記載されているセンター試験本番での換算得点は 764点 / 900点と得点率がおよそ 85% になるとのことですから,志望する大学,学部の合格に向けて好スタートを切れて嬉しく思います。
なお,在籍する岐阜東高では 1位。さらに,英語の筆記,数学 IA,英数国総合,化学基礎,倫理政経も 1位です。
先述した長良高の生徒と同様に,校内順位が 1位だからどうだということはありませんが,“お手軽なもの” を用いることなく長期間コツコツと取り組んできた成果だからこそ意味があると考えます。
彼女はセンター試験の各科に関しては,現段階である程度仕上がっていると見ています。
“お手軽なもの” に目もくれることなく “長い目で見た学力” の獲得に向けて日々の学習に取り組ませてきましたし,彼女もそれに応えてくれた結果だと私は考えます。
併せて,二次試験に向けても抜かりはありません。
同じ大学を志望するもう 1名の文系生と共に個別指導で国語と数学の二次対策もすでに開始しており,7月からは英語と日本史の二次対策も開始します。
当塾の生徒たちの懸命に取り組む姿を見ていると,「大学受験は夏からが勝負!」などという無責任な “戯言” は口が裂けても言えませんね。
上記いずれの結果も,過去問や予想問題などの “お手軽なもの” に取り組ませて獲得した得点ではないというところがポイントです。
先日のブログでも触れましたが,市中には定期テストや各種模試など,やたらと “対策指導” を行なう塾があると聞きました。
どういう位置づけで対策指導を行なっておられるかは知る由もありませんが,私にはそういった “付け焼刃” が子どもたちに成長につながるとは到底思えません。