岐阜東高に通う当塾の高3生が,岐阜大学の教育学部に一般入試 (前期日程) で合格しました。
学科の定員が 7名に対して志願者数は83名。志願倍率が実に11.9倍という中での入試でした。
岐阜大学における前期日程の志願倍率は全学部を合わせて3.8倍,教育学部に限ると4.1倍。
以前のブログでも紹介したように大学入試では 3倍から 4倍の競争倍率が一般的であり,それが 2倍にも満たない高校入試とは比べものにならないのです。
11.9倍という高倍率だったとはいえ,河合塾のセンターリサーチでは志願者の中で 1位という結果でしたから,二次の英語できちんと得点できれば問題ないだろうと考えておりました。
センター後の二次対策指導においても過去問にとらわれない様々な出題形式の演習を熟し,私の解説と添削指導をきっちり復習し,メキメキと力をつけていきました。
入塾した当時の全統マーク模試 ( 5月実施分) の 5教科 7科目の全国偏差値は44.8。中でも英語は特に課題があり,得点は49点で全国偏差値が38.2という状況でした。
しかし,持ち前の素直さと根性でコツコツと仕上げていき,11月実施の全統センター試験プレテストにおいて英語は159点,全国偏差値は59.5にまで向上させました。
英語に限らず,生物は全国偏差値を52.5から64.9に向上させるなど,どの科目も順調に頑張ってきた成果を数字に表しました。
英語に関してはセンター対策指導・二次対策指導の両方とも私が担当しておりましたが,吸収力が違いました。
「将来,何としても教員になりたい」
この強い気持ちが彼の原動力であったことは間違いありませんし,後押ししたのだろうと思います。9月に実施した将来設計指導の際も,講演後に現役の中学校教諭と話し込んでいました。
子どもたちに愛され,必要とされる素敵な教員になってくださいね。