公立高校の定員に関して

 

間もなく岐阜県の公立高校の定員が発表される頃かと思います。

 

先日のブログでもお伝えしたように,当塾の中学部集団指導コース在籍生で公立高を受験する塾生は,そのほとんどが岐阜市の普通科高に進学します。

特に直近 2年間の進学先は岐阜高・岐阜北高・加納高 (普通科)・岐山高 (普通科)・長良高の 5高校のみで,全員が岐阜市内の普通科高へ進学しました。

 

ただ,現在の各高校の状況を鑑みると,当塾から多くの塾生が進む先ではあるものの,岐阜市内の普通科高は定員を減らすべきだと考えます。

これは岐阜高や岐阜北高も例外とは考えませんし,入試直前のブログでも申し上げましたが,2年以上連続して定員割れとなっている多治見北高,関高,可児高も定員削減を実施するべきでしょう。

 

なお,県教委が 1月に発表した『県内公立高等学校への進路希望状況』の時点でも,多治見北高,関高,可児高は定員割れとの予測が出ており,結局そのまま入試本番を迎えることになりました。

高校受験をメインに据えている塾は学区トップ高が定員割れする今の状況を歓迎しているのかもしれませんが,これは長い目で見ると大きな損失になることは間違いありません。