中学部の前期中間テスト結果が出揃いましたので,各学年の塾内 1位の得点結果を紹介します (実施形式の異なる蘇原中を除く)。
482点《桜丘中・中1生 (通塾歴 0年 5ヶ月) 》 ※ 数学が100点
487点《稲羽中・中2生 (通塾歴 3年 5ヶ月) 》 ※ 英語・数学・理科が100点
480点《桜丘中・中3生 (通塾歴 2年 3ヶ月) 》 ※ 数学が100点
これまでのブログでもたびたびお伝えしているように,当塾は中学生に対して過去問や予想問題を用いた定期テスト対策指導を一切行なっておりません。
当塾の塾生たちは指定されたテスト範囲をきっちりと理解し,学習習慣を確立して真摯に取り組んだ結果として上記の得点を獲得しているのです。
定期テスト対策指導に強みがあり,各中学校の学年 1位が集うような塾でしたら,当塾の塾生たちよりも高得点を収める塾生がたくさん在籍していらっしゃることでしょう。
当塾は定期テスト対策指導はもちろん,高校受験対策指導の全般においてそういった塾の足元にも及びませんから,比較したところで結果は見えています。
今回のブログは,中学生の定期テストに纏わる逸話を 1つ紹介します。
当塾から名市大の医学部医学科に現役合格した卒塾生 (岐阜高) は,中1生の頃は定期テストで一度も450点を超えられず,8回目の挑戦となる中2生の学年末テストでようやく450点を超えました。
以前のブログでも紹介したように,彼は高2生の秋から高校卒業まで岐阜高で上位をキープして医学部に現役合格しましたが,中学時代は決して華々しい成績を収めていたわけではなかったのです。
つまり,中1生・中2生の頃の定期テスト結果は長い目で見れば “その程度のもの” に過ぎず,その先の成績を担保するものではないということです。
特に,定期テストの高得点が過去問や予想問題を駆使して獲得したものであるならば,実力を伴わない虚像の可能性すらあるということを心に留めておく必要があるのではないでしょうか。
この逸話は,目先の結果に左右されることなく,目標と信念を持って愚直に努力できる者が最後に大きな結果を掴む良い例だと考えます。