最近の出来事

2015.12.24_for blog_001

 

この 1ヶ月は本当に忙しく過ごしておりました。

 

新入塾の方々へのご対応,日々の授業,受験生の添削指導や質問受付,各種相談などの諸対応,もちろん受験学年ではない塾生の対応,冬期行事の準備。

秋口のブログでも書きましたが,この 1ヶ月の間は以前にもまして心地よい忙しさを感じることのできる日々が続いております。

 

余談ではありますが,私のこのブログは就寝前の時間帯を使って自宅で書くことが多いのです。

1日を振り返りながら iPhone のメモパッドに文章を打ち込み,それを Mirai の仕事用のメールアドレスに送信して寝る。

翌日出勤し,メールチェック時に “コピー & ペースト” で当塾のホームページに移し,それに微調整をかけてアップする。

ここのところ昼間の時間帯も何かと忙しく,まとまった時間がなかなか取れないため,近頃は毎回こんな感じなのです。

 

高校は冬期休暇に入り,ここ数日は昼から自習室に来てくれる生徒が何名かおります。

当塾は基本的に火曜日から土曜日は13時30分から自習室を利用可としているため,今のような時期やたまたま午前授業だったという日に生徒たちが昼から自習室にやって来るのです。

 

年末年始やゴールデンウィーク,お盆の期間を除き,当塾の自習室は火曜日から土曜日の13時30分から23時までいつでも利用できます。

塾生には毎月の月次お知らせを配布しており,日曜日も含めた自習室の利用可能時間帯を告知しています。

週に2,3日も開いていないとか,または特定の日は会議や出張があるために夕方からしか開いていないとか,当塾は生徒たちの学びをメインに据えておりますからそういうことはありません。

 

本日も自習に来ている一昨日に終業式だったという高2生が,「今日 (12月22日) で学校の冬休みの課題が完了したので,この冬休みは自分のやりたいことに取り組めます!」と言っていました。

学校の冬期課題は結構な量なのですけどね。非常に感心です。

計画性を持って取り組むとはまさにこのことだと感じましたし,私が日頃から伝えていることを理解し実践してくれていることが嬉しかったです。

 

この生徒の『この冬にやりたいこと』の詳細を聞いたところ,英語科と社会科に絞っているとのことでした。

具体的に英語科は,今週で当塾でのテストが終了する『速読英単語 必修編』の振り返り,『基本英文700選』の各文の暗記,『基礎英文法問題精講』をやり進めるというものです。

社会科は,日本史『書きこみ教科書』の中世までの完成と,倫理および政経の『解決!センター』シリーズをやり進めていくということでした。

 

感心したのは,どの書籍とも冬期休暇中にここまでは仕上げるという具体的な計画がなされていたことです。

各書籍ともこちらで「〇月まで」といった仕上げる期限を指示していますから,それを実践していくためには学校の課題に追われているようでは話にならないのです。

 

それと,高2生のこの時期は,取り組む問題集や参考書は基礎をじっくりと学べる “名著” と呼ばれる類のものでなければならないと私たちは考えています。

これらと当塾で渡しているテキストを 2周から 3周熟して基礎を固め,以降は精選された問題集に取り組んで入試に向けた実践的な力をつける。これに限ります。

先日のブログでも申し上げたように,『〇〇日で完成!』などと謳ったり,『世界一わかりやすい』などと首を傾げたくなるような大仰なタイトルが付された問題集・参考書ではお話になりません。

 

話を戻しますと,先述した生徒は名古屋大の文学部を志望しており,国語のセンターと二次,数学のセンターと二次,理科のセンターは問題なく順調に仕上がってきています。

この冬に取り組むという英語科と社会科も何ら問題があるわけではなく,先日の進研模試では英語は全国偏差値が 69.5,日本史は全国偏差値が 79.3 という仕上がりです。

もちろん,これらは過去問や予想問題といった “お手軽なもの” に取り組んで得た結果ではありません。環境を使い熟したうえでの,彼女の日頃の頑張りによるものです。

なお,英語に関しては夏ごろから取り組みを本格化させていますから,高3生になる頃にはより大きな成果が出るものと確信しています。