着実に力をつけている

2015.12.22_for blog_999

 

以前のブログでも申し上げましたが,当塾の高校生集団指導コースは数学の授業を週に 2回実施しております。

 

高1生はセンター試験対策となる数学 IA の演習を集団指導で,数学 IIB の講義を個別指導で実施という形態です。

センター試験対策の集団指導は,今後繰り返し演習を積むことで付け焼刃ではない “解き切る力” を身につけることが狙いです。

もちろん,これは文系・理系を問わず,同時に受験校を問わず,本番で 9割超を取らせる力の育成が私たちの考える落としどころです。

 

高2生は高1生と同様に,集団指導で数学 IA と数学 IIB のセンター試験対策演習を,個別指導で数学 IIB と数学 III の講義および二次対策を実施しています。

3月の開始から間もなく10ヶ月が経過し,当塾の高2生たちは数学 IA に関して相当な量の演習を積んできました。

 

高2生は本日の授業でも演習を行ない,題材は2014年度の駿台マーク模試を活用しました。

上位 5名は98点 (岐阜高・理系),97点 (岐阜高・理系),93点 (長良高・理系),92点 (岐山高・理系),89点 (長良高・理系) と続きました。

以降も83点 (加納高・文系),83点 (岐阜高・理系),80点 (岐阜高・文系) と続き,上記で受講生の半数となります。

 

進研模試でも80近い全国偏差値を残すような生徒でも83点,同じく70近い全国偏差値を残すような生徒でも76点と,素材としては決して簡単なものではありませんでした。

しかし,この生徒らも別の演習素材では90点台を取るなど,トップが目まぐるしく入れ替わる激戦の様相です。良い意味での競い合いができていることに,私は目を細めています。

 

紹介している得点結果は,彼らが高1生の頃につくった基礎と,10ヶ月にわたる演習および復習の賜物と言えます。

本番まではまだ 1年以上ありますが,今から結果が楽しみですし,数学 IA に限らず他の科目においても順調に成績向上を果たしていることが何より嬉しいです。

強調したいのは,『成績の上がっている生徒が多い』と題したブログでも申し上げた通り,これは付け焼刃による成績向上ではありません。

怪しげな解法や手法めいた “お手軽なもの” が流布されているのを目にしますが,入試は当て物ではありませんし,そもそも学問とはそういうものではないと私たちは考えます。

 

学問に王道なし』とは,本当によく言ったものだと思います。