多くの方からのお問い合わせ

2015.11.25_for blog_001

 

中学生は後期中間テストが終わり,高校生はこれから後期中間テストが始まる時期を迎え,ここ数日は多くの方から入塾や冬期行事のお問い合わせを頂戴しています。

 

火曜日・水曜日の 2日間だけで 5名の中学生・高校生の方が,入塾または冬期行事の受講をお決めいただいたり,または検討中とのことで体験を受講していただいたりと賑やかな雰囲気でした。

進路探究塾 Mirai は開塾して間もなく 9ヶ月を迎えますが,当塾が徐々に地域の方々に認知いただけるようになってきていることが非常に嬉しいですし,励みになります。ありがとうございます。

 

初めてお越しいただいた中学生の保護者の方に,当塾が定期テストに傾注した指導を実施していないことをお伝えすると,どの保護者の方も一様に驚かれます。

先日のブログでも紹介したように,当塾の塾生たちは定期テストである程度の結果を残していますから,それをご存知の方は余計に「なぜ」というお気持ちがあるのだと思います。

中学生の後期中間テストは学校によってはまだ返却中のところもありますが,現時点で結果が揃っている塾生で見ると 58.3% の生徒が前回 (前期期末テスト) よりも合計点を向上させています。

 

多くの塾が定期テスト指導に力を入れておられ,過去問や予想問題を用いて対策を行ない,とにかく定期テストで高得点を取らせることにこだわっておられます。

当塾の中学生の定期テストの位置づけ』というタイトルのブログでも触れたように,これは当塾の方向性とは全く異なるものです。

私たちは定期テストを軽視しているわけではありませんが,あくまで定期テストは日頃の学習の積み重ねで得点を獲得するものであると定義しております。

付け焼刃の対策を経て獲得した得点は虚像に過ぎず,真の実力に結びつくものではないというのが私たちの考えです。

 

高校生になると,定期テストで得点できたところで大学入試で勝つことはできません。

現在,国公立大は 85% 分,私立大は 50% 分の定員が一般入試に充てられており (大学により差異あり),これらは決して “定期テストの高得点の先にあるもの” ではないのです。

推薦で大学合格を目指すなら話は別ですが,どの大学・学部・学科にも推薦での入学枠が設定されているわけではありませんし,国公立大や難関私立大を目指すのであれば尚更です。

 

進路探究塾 Mirai は授業指導や質問受付対応,将来設計指導,そして生徒ならびに保護者様との日々のやり取りを通じてそのサポートを行なう塾です。

当塾は生徒たちが愉しんで学ぶことと,生徒たちの夢のサポートをするというスタンスの塾であり,眼前の各種試験の得点獲得のための指導を行なう塾ではありません。

 

先日のブログでも述べたように,中学生にとっての定期テストや高校受験,高校生にとっての定期テストや各種模試,もちろん大学受験さえも通過点に過ぎないのです。

大学受験までの学びは,夢をかなえるための,または夢のスタート地点に立つための準備と捉え,手を抜いたり安易な近道を模索したりせずに懸命の努力をすることが重要です。

将来,その頑張りが生徒たちにとっての財産となるのです。

夢を持ちつつ愉しみながら学んできた子たちは,安易な近道を経て成長してきた子たちよりも,学ぶことや頑張ることの意味を知っています。