先を見据えて

2015.11.12_for blog_001

 

以前のブログでも紹介しましたが,当塾では高2生の理系の地理や文系の公民科目 (倫理政経または現代社会) の社会科の学習を,ある程度本人たちに任せる形で学習を進めさせています。

 

Z会出版の『解決!センター』シリーズを来年の 4月までに 2周。

開始から約 1ヶ月が経過し,教員に質問している姿や用語集または地図帳・資料集を広げて学習を進める姿を目にして嬉しく思っています。

どの生徒も順調にやり進めてくれていますから,早い段階で仕上げてくると確信しています。

 

質問をしている写真の生徒 (岐阜北高・理系) の志望先の社会科の配点はセンターと二次を併せて 1000点のうちのわずか 50点に過ぎませんから,その比率はたったの 5% ということになります。

このわずか 5%分,センターだけで見ても 11.1% 分のために,写真の生徒も学校の課題や当塾の課題を熟しつつ,時間を見つけては社会科の学習に取り組んでいるのです。

案の定,高校で友人から「配点が低い科目だし,理系科目が先なのでは」などと言われたようです。

そういう意見もあるでしょうが,その理系科目が佳境に差し掛かる高3生の夏以降に多くの学習時間を充てていくための,これは “先手” なのです。

 

志望先の配点や科目を把握したうえで計画的に学習を進めていく。

大学受験は高校受験のように甘くありませんから,「高3生から」では手遅れになる可能性が大きいのです。