進路探究塾 Mirai の生徒たちは授業のない曜日にも自習に来ます。
連日,中学生・高校生の多くが自習室でそれぞれの課題に取り組んでいます。
当塾の新中3生の授業曜日は火曜日・木曜日・土曜日ですが,彼らは授業のない水曜日や金曜日にも塾へ来て自習に励みます。
ただし,英単語や漢字の練習,計算問題のような自宅で取り組める(レベルの)ものは基本的に自宅で取り組むよう指導しています。
彼らは自宅では集中して取り組めないから,といった安易な理由でただ自習に来るというわけではないのです。
授業や宿題を熟していくうえで生じた疑問点を質問して解決したり,さらに発展した内容のものに取り組んだりと,彼らは自習室を有効に活用しています。
私たちやご家庭から促されて自習室へ行くというのではなく,“前向きに取り組む姿勢” を持って学習に臨むことが必要なのです。
当塾の自習室で私語をする生徒は一人もいません。音楽を聴きながら自習する生徒もいませんし,携帯電話の画面を見る,または触れる生徒も皆無です。
いずれも禁止の通達を出しているわけではなく,彼らは自主的にそうしているのです。
しかし,一つだけ彼らに徹底させていることがあります。それは姿勢を正して取り組むことです。
これは自習中だけでなく,授業中も同様です。
背筋が伸びていない,肘をつく,足を組む。いずれも効率よく学習するのに障壁となりますから,私はこれらを看過できません。
椅子を引き,背筋をぴんと伸ばして学習に臨む。もちろん,“ながら学習” も非効率だと理解する。
当塾の生徒たちはこれらを理解していますし,ごく当たり前のことのように思えますが,現実はそうでもないようです。