連休中に実施された高3生の『全統マーク模試』の結果返却が始まっています。
当塾では 5月の『全統マーク模試』は必須受験と位置付けており,昨年も同時期に当ブログにて紹介させていただいております。
今回は当塾の17名の高3生がこれに挑み,昨日時点でそのうち 8名から結果帳票の提出がありました。
帳票に目を通すと,在籍する高校で各科目および 5教科 7科目の合計点で 1位という結果が飛び交っていました。
科目ごとの結果は多過ぎて掲載しきれませんので,合計点で在籍高校 1位のみ記載します。
[ 5教科 7科目 合計 (900点満点) ]
岐阜高 理系 学年 1位
岐阜高 文系 学年 1位
岐阜東高 理系 学年 1位
岐阜東高 文系 学年 1位
当塾 5期生となるこの学年は多くの生徒が中学部から当塾で学んでおり,学年全体の半数以上が高校入学前から当塾に在籍しています。
彼ら,彼女らは在籍する高校で 1位をとるために学習に励んでいるわけではなく,志望する大学の学部⋅学科に合格し,将来の夢を実現させるために日々の学習に取り組んでいるのです。
学年 1位やクラス 1位という結果は夢の実現に向けた頑張りの副産物に過ぎませんから,これらを獲得するために過去問や予想問題に勤しむことは時間の無駄だと日々説いています。
同学年のみで点数を競い合う『進研模試』とは異なり,過年度生 (浪人生) とはじめて対峙する 5月の『全統模試』は,高校入学後 2年間の学習の進捗状況を確認する絶好の機会です。
そのような中で,上記の生徒たちを含め,多くの生徒が第一志望の大学の学部⋅学科で 1位を取ってきてくれました。
これは「在籍する高校で学年 1位」という “狭いコミュニティ” での結果よりもはるかに価値のあるものです。
センター試験に関しては順調に仕上がりつつあることに加えて過年度生とも十二分に渡り合え,現役生にとって遅れがちな二次試験に向けた準備にも早々と着手できることを意味します。
8月⋅11月の『全統マーク模試』でも上々の結果を残し,同時期に実施される実戦⋅オープンなどの大学別模試での結果を残したうえで本番に臨んでもらいたいと考えております。
当塾の高3生は,理系生の数学⋅生物⋅物理はすでに全単元を修了し,化学もあと 1週で修了,理系⋅文系共通で指導している日本史も 7月末で修了予定となっております。
学校の修了ペースを待っていては二次試験に向けた準備が遅れてしまいますから,当塾ではどの科目も早い段階で全単元の指導を修了しています。