今月の将来設計講座『みらい』は,岐阜北高を経て現在は神戸大の工学部建築学科で学んでいる大学3年生に講演を依頼しました。
本日実施した講演の骨子は以下の通りです。
・中学生および高校生の頃を振り返って (取り組み全般,高校受験,大学受験)
・建築士を志すきっかけとなった出来事
・建築学科に通う大学生の 1日
・現在,取り組んでいる作品の紹介
・北欧への留学を通して学んだことと気づき
・今後の目標
彼が歩んできた “決して平坦とは言えなかった” 岐阜北高の合格への道のり,高校 3年間の学びのプロセスの講話に中学生は引き込まれていました。
さらには,普段耳にすることの少ない大学生の学びや,ほぼ目にすることのない 2D および 3D の設計図面に生徒たちは興味津々でした。
彼は中1生の11月から高3生 3月まで指導した私の教え子で,彼が神戸大の合格を勝ち取って報告に来てくれた際は,彼のご両親も交えて共に涙しました。
高校受験・大学受験ともに,志望校合格に向かう過程において本当に紆余曲折のあった生徒でしたから,合格の喜びは格別のものでした。
あれからもう 3年近い月日が流れましたが,私にとって本当に良い思い出です。
今年 1月の成人式の式典に出席した後に駆けつけてくれて以来,約10ヶ月ぶりの再会でした。
将来設計講座『みらい』で当塾の子どもたちを前に話している姿を見て,また一歩成長したなと喜びを嚙み締めておりました。