集団指導コースに通う中3生には,「 1ヶ月課題」と称して冬期講習会 (ウィンターターム) 前日までに仕上げる 5科のテキストを渡しています。
各自で重点を置いている科目は最低でも 2周を熟すというルールを定めている以外は,取り組む科目の順番は不問としております。
1月の各種テストや高校入試に向け,どう熟すかを生徒自身で計画を立ててもらうというところも重要なポイントです。
生徒自身である程度のスケジューリングができなければ,大学受験には打ち勝つことができません。
これも高校進学後を見据えての,当塾の指導の一環なのです。
先日のブログでもお伝えしたように,当塾の中3生集団指導コースはほとんどの科目が中学履修内容を修了していますから,現時点で入試レベルの問題に取り組むことが可能です。
なお,これとは別に,授業ごとに課される各科の宿題や課題も熟しつつ,彼らはこの「 1ヶ月課題」に取り組んでいます。
目標を持ち,楽な道を模索することなく真摯にすべきことに取り組む。
高校受験合格だけを目標にしていない当塾の塾生たちは,このことをよく理解してくれています。
中学生向けの学習塾の広告媒体において,上位高に進学すれば将来が約束されているかのような表記を目にしますが,決してそんなことはありません。
それは高校別での全国規模の模試,例えば進研模試などの結果 (平均点や得点分布),進学実績を見れば明らかです。