高2生にとって,9月の終わりというのは高校生活の折り返しにあたる時期です。
1年半後には彼らは 4月からの進学先が確定し,無事に第一志望先に収まっているか,妥協した進学先か,将又浪人か。
落としどころを望ましいものにするためにも今の時期からの取り組みが非常に重要であり,高3生になってからとか部活を引退してからなどと悠長なことを言っていられないというのが現実です。
現役で難関大にと強く思うのであれば,高2生の終わりまでに英数国の共通テストはある程度の目途を立てておきたいところです。
当塾の高校部集団指導コースでは数学 1A と国語は高1生の夏から共通テスト型演習を実施しており,同じく数学 2BC も高2生の夏から共通テスト型演習に取り組んでもらっています。
これが当塾の合格実績を支える屋台骨であり,旧帝大や医学部医学科の現役合格につながっているといっても過言ではありません。
本日,残る英語の取り組みということで,2023年 1月に実施された共通テスト本試の英語リーディングを80分計って解いてもらいました。
今春に共通テストの英語リーディングを受験したのは全国で463,985名おり,大学入試センターの発表によると平均点は53.8点とのことでした。
当塾10期生の上位 3名と平均点は以下の通りです。
[ 1位] 79点 (岐阜高・理系)
[ 2位] 77点 (岐阜北高・文系)
[ 2位] 77点 (岐阜高・理系)
13名の平均は55.7点で,全国の高3生・浪人生の本番の平均点を今の時点で突破しました。
さらには,80分通しで初めて取り組んだにしては 8割近い得点だった 3名は立派だと思いますし,毎週実施している単語テストが完結して語彙が固まれば得点はどんどん上がってくることでしょう。
高2生のうちに英数国の共通テストが仕上がっていれば二次の準備に時間を充てられるようになることに加え,理社にも多くの時間を割くことができます。
当塾10期生にあたる高2生の諸君も志望校はそれなりのところばかりですから,高2生の今の時期から計画的に学習を進めて受験期を有利に運べるよう指導していこうと思います。