岐阜県内各学区トップ高の競争倍率《2023年》

 

先日のブログでもお伝えしたように,中3生 (当塾11期生) の諸君は来週金曜日の入試本番に向けて最後の追い込みの時期となり,日に日に緊張感が高まってきています。

 

本日,変更期間を経て出願が締め切られ,各高校の競争倍率が出揃いました。

当塾は高校受験対策指導をメインで行なう塾ではありませんが,公立高入試は中3生にとって大きな舞台ですから,合格に向けてできる限りのサポートをしたいと思います。

 

岐阜県内の各学区におけるトップ高の競争倍率は以下の通りです。

 

[岐阜高 (岐阜学区) ]

出願 386名/定員 360名 (1.07倍) ※ 昨年度の競争倍率は1.18倍

[大垣北高 (西濃学区) ]

出願 328名/定員 320名 (1.03倍) ※ 昨年度の競争倍率は1.14倍

[多治見北高 (東濃学区) ]

出願 265名/定員 280名 (0.95倍) ※ 昨年度の競争倍率は1.09倍

[関高 (美濃学区) ]

出願 278名/定員 280名 (0.99倍) ※ 昨年度の競争倍率は1.05倍

[可児高 (加茂学区) ]

出願 232名/定員 240名 (0.97倍) ※ 昨年度の競争倍率は0.78倍

[斐太高 (飛騨学区) ]

出願 231名/定員 240名 (0.96倍) ※ 昨年度の競争倍率は0.96倍

 

ご覧の通り,多治見北高・関高・可児高・斐太高の 4高が定員割れを起こしており,岐阜高と大垣北高は定員割れとはならなかったものの非常に低倍率となりました。

 

当塾には愛知県の公立高を受験する塾生もおりますが,入試システムが岐阜県とは異なるとはいえ,当塾の塾生が受験する高校を含む上位高にこのような倍率になっているところは見当たりません。

私の個人的な意見ではあるものの,3年後を見据えると学区のトップ高は最低でも1.25倍くらいの競争倍率 ( 5名に 1名が不合格) であってほしいと思います。

 

以前のブログでもお伝えしたように,可児高はもう何年も連続して定員割れ,多治見北高や関高も定員割れは今年に限った話ではないとなると,大幅な定員削減や統合も検討すべき段階と言えます。

 

 

高校合格はゴールではなく,小さな小さな通過点に過ぎません。

特に学区トップ高への進学となるとそれが顕著ですから,先日のブログでも申し上げた通り,合格したことに浮かれることなく 3年後に向けて 1日も早く動き出す必要があるのです。

 

競争倍率が 1倍台前半に収まる高校入試とは異なり,大学入試は競争倍率が 2倍,3倍に達することが一般的です。

大学入試で私立中高一貫校生や過年度生と対峙することを考えると,公立高の入試であっても適度な競争を勝ち抜いて合格を掴み取ることは非常に重要なことだと考えます。