進路探究塾 Mirai は2021年 3月 1日に開塾から 6年が過ぎ,7年目を迎えました。
保護者の皆様や地域の皆様,そして取引先各社を含めまして,当塾を支えてくださる多くの方々に感謝致します。
いつも本当にありがとうございます。
また,開塾以来たくさんの素晴らしいご家庭,お子さま方と関わらせていただいております。
開塾時に掲げた,地域の皆様に “教育における貢献” を果たすという目標が徐々に形になってきているのも,多くの子どもたちが高い志を持って当塾へ通ってくれているからに他なりません。
これは,開塾の工事に入る前にテナント内部を撮影したものです。
いわゆる “居抜き” ではなく,完全な “スケルトン” の状態でしたから,床・天井をつくり,壁をたてるところから工事が始まりました。
塾が閉鎖または廃業になって,そこに別の塾が入居したという事例をご覧になられたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
通常,新たに塾をつくる際,特に私たちのような起業する形で新規開塾するような場合は “居抜き” で入居するケースがほとんどです。
“居抜き” であれば,例えばトイレは設置済みであるとか,以前の塾の黒板がそのまま残っている等で,とにかく初期費用が抑えられますからね。
そういったテナントもなかったわけではありませんが,目標をきちんと形にするためにも,私たちは “スケルトン” から創り上げる道を選びました。
テナントを探す際に重視したのは,1フロア (平面) で床面積が60坪を超えていて,30台以上の駐車スペースが確保できているということです。
私が以前勤めていた塾もそうでしたが,塾は 2フロア,3フロアと分かれているところが一般的で,とにかく管理が大変です。
フロアが分かれていると,生徒がどんな様子なのか,どのように授業を受けているか,自習室で何をしているかが把握できず,塾内全体に目が行き届きません。
1フロアであればそういった問題も解決できます。
また,車社会である岐阜においては,ある程度の数の駐車場は不可欠です。
かと言って,近隣の店舗,例えばスーパーやドラッグストアの駐車場を送迎の時間帯のみ “間借り” するのも私はちょっと違うと思います。
テナントから見渡せる範囲に駐車場があることは,安全面の観点からも有用なことです。
“居抜き” ではなかったことから,ありがたいことに塾内のレイアウトは一から考えることができました。
私の塾教員としての経験をもとに,“生徒たちにとっての理想の学習空間” とはどんなものなのかを追求した結果を塾内の空間に織り込み,私が製図した案をもとに建築士の方が形にしてくれました。
照明の数や位置,遮音性を考慮した壁の厚さと壁紙,そしてカーペットからコンセントの位置に至るまで,建築士の方と打ち合わせを重ね,微調整を繰り返しながら創り上げていきました。
さらに,事務机やカウンター,生徒机,ホワイトボード,コピー機,ビジネスフォン,PC,天井埋め込みエアコンなど,あらゆる備品類は中古のものは一切使用せず,すべて新品で揃えました。
莫大な経費がかかりましたが,今になって思うと新品で揃えて正解だったと思います。
なお,塾内の様子は『快適な学習環境』のページでも簡単に紹介しておりますのでご覧ください。
いろいろな幸運が重なり,今の進路探究塾 Mirai があります。
開塾から 7年目を迎えた今,関わってくださった皆様方,そして身の回りのあらゆることに改めて感謝したいと思います。