本日,東京大の前期入試の合格発表があり,現地へ出向きました。
大学入試の合格発表へ出向くのは 2年前の名古屋大の時以来ですが,旧帝大となると志願者数も膨大ですし,何より雰囲気が違います。
彼女は当塾に在籍する高3生 (滝高) で,東京大学の理科一類に合格しました。
私が彼女と知り合ったのは彼女がまだ小3生だった頃で,今から 9年前に遡ります。
この 9年間,彼女が成長に成長を重ねて今日という日を共に迎えられたことが本当に嬉しいですし,長きにわたって彼女の指導に携われたことを誇りに思います。
宇宙物理学を専攻したいとの想いから,中2生の時点で東大に志望校が定まっていました。
ハイペースの指導にも彼女はしっかりとついてきてくれ,高1生の冬の時点で英語⋅数学⋅国語のセンター試験レベルを修了し,以降は東京大の二次試験に向けた取り組みを開始しました。
高2生の11月には高3生⋅過年度生対象の『全統マーク模試』を受験してもらい,この時点でセンター試験レベルの英語⋅数学⋅国語は 9割に到達できることを確認しました。
なお,この『全統マーク模試』では 5教科 7科目の合計得点で807点に達し,高2生ながら理科一類のボーダー得点 (810点) まであと 3点という結果を残しています。
高3生になってからは『全統マーク模試』で常に全国100位以内,駿台の『東大実戦模試』でも成績優秀者として氏名が冊子掲載されるなど結果を残し続けての本日の合格です。
センター試験での856点 (得点率95.1%) も含め,これは長期にわたる弛まぬ努力の積み重ねが生んだ結果であり,当然ながら,過去問や予想問題に縋って捻り出した結果ではありません。
本日の彼女の合格は,私たちに “確たる目標をもって日々取り組むことの大切さ” を改めて認識させてくれた,そんな気がします。