高3生は先日の『全統センター試験プレテスト』にて年間の模試の全スケジュールを終え,いよいよ 1月のセンター試験,2月の私大入試および国公立大二次試験へと向かっていきます。
当塾の生徒たちを含め,全国の受験生諸君は来るべき本番へ向けて悔いの残らない 1ヶ月,2ヶ月を過ごしてもらいたいものです。
写真は当塾に在籍する高2生 (理系) の,先日返却された進研模試成績個表 (11月実施分) です。
私たちは彼女が小4生だった頃から指導しているということもあり,志望校合格に向けて順調に成績を推移させてくれていることを嬉しく思っています。
ただ,進研模試は全国の “同学年のみ” で競い合う形態です。
受験時に競い合うことになる浪人生は当然ながら分母に含まれておりませんし,全国を見渡すと同学年においても進研模試を受験していない生徒が一定数おります。
つまり,進研模試で好成績を収めているからといって安心はできないというわけです。
以前のブログでも申し上げましたが,いわゆる合格判定も “合格保証” の位置づけではありませんから,目安に過ぎないということを理解しておかなければなりません。
これは進研模試に限った話ではなく,全統模試や駿台模試においても同様のことが言えます。
模試に向けて過去問や予想問題を用いて指導する塾や予備校があると聞きますが,そういったものを駆使して捻り出した成績に果たして意味はあるのでしょうか。
“模試のための準備” を繰り返したところで真の実力は身につきませんし,好成績を収めたとしてもそれは虚像である可能性が高いのです。
上記の理由から,当塾では授業において進研模試を含めた模試の対策指導は一切行なっておりません。
なお,当塾は高校生の入塾基準として進研模試の偏差値を活用しておりますが,これは近隣の高校のほぼ全員が受験しているために一律の基準として活用できると考えているからです。
日々の積み重ねの成果として模試で一定の成果を残せることを前提とし,そこにプラスアルファの指導を行なう。
これが進路探究塾 Mirai の指導です。