本日,当塾の生徒たちが在籍する多くの高校で,主に高3生を対象とした『進研マーク模試』が実施されました。
高3生になってからは『全統マーク模試』に続く 2回目の模試でした。
『全統マーク模試』の受験から 1ヶ月が経過し,この間は前期中間テストも挟みましたが,前回の反省を活かして学習に取り組んできた生徒もおり,私としては実施を楽しみにしていました。
とは言っても,当塾では過去問や予想問題の類には取り組ませておりません。そんな “お膳立て” に取り組んで捻り出した結果は,所詮 “虚像” に過ぎませんからね。
本日は岐阜高・岐阜北高・加納高・岐山高・長良高・各務原西高・岐阜東高に在籍する,当塾の集団指導コース生15名から自己採点結果の聞き取りを行ないました。
今回結果を聞き取った15名の内訳は理系10名,文系 5名という構成で,各科および 5教科総合の 8割程度の獲得生を以下に掲載します。
《英語 (筆記) 》
187点 (岐阜高・文系),180点 (加納高・文系),178点 (岐阜高・理系),165点 (岐阜高・文系),158点 (岐山高・理系)
《英語 (リスニング) 》
42点 (岐阜高・文系),40点 (岐阜高・文系),40点 (加納高・文系),38点 (岐阜高・理系)
《数学 IA 》
95点 (岐阜高・理系),95点 (長良高・理系),94点 (加納高・文系),91点 (岐阜東高・文系),89点 (岐阜高・理系),
88点 (岐山高・理系),87点 (岐阜高・文系),81点 (岐山高・理系),80点 (長良高・理系),79点 (岐阜北高・理系)
《数学 IIB 》
88点 (岐阜高・理系),86点 (岐阜高・理系),84点 (岐阜高・文系),82点 (長良高・理系),78点 (岐阜東高・文系)
《国語》
178点 (岐阜高・理系),166点 (岐阜東高・文系)
《化学》
86点 (長良高・理系)
《物理》
84点 (長良高・理系)
《生物》
81点 (岐阜高・理系),78点 (岐山高・理系)
《化学基礎》
43点 (岐阜東高・文系),42点 (岐阜高・文系),42点 (加納高・文系)
《生物基礎》
44点 (岐阜東高・文系)
《日本史》
77点 (岐阜高・理系)
《地理》
77点 (岐山高・理系)
《倫理政経》
77点 (岐阜東高・文系)
《 5教科総合の得点率》
755点 [83.9%] (岐阜高・理系),721点 [80.1%] (岐阜東高・文系)
昨年度の 6月実施の『進研マーク模試』の数学 IA の平均点を見ると,全国 (受験者309,385名) は 45.5点,岐阜高は 64.7点,加納高は 63.0点などとなっています。
今年度の全国平均点はまだわかりませんが,当塾生の数学 IA の平均点は 81.9点でした。易しめの出題だったとはいえ,当塾の生徒たちは前回に続いて頑張ったほうだと言えます。
国公立大に本気で挑もうとするならば,文系・理系を問わず数学から逃れることはできません。
先日のブログおよび年末のブログでもお伝えしたように,当塾の生徒たちの結果はコツコツと頑張ってきた成果であり,長い時間をかけて熟成してきた学力でもって獲得した結果です。
ですから,過去問や予想問題といった “お膳立て” に縋って出した結果とは一線を画します。
今回の結果の総括として,理科や社会の各科目に課題があるということが改めて浮き彫りとなりました。
合計で 8割に到達できない生徒がまだまだ多くいますから,まずは夏に向けてしっかりと足元を固めていく必要があると考えております。
明日からは高3生に対しておよそ 2週に1回のペースで行なう『日曜講座』を開始し,理科・社会の各科の演習を本格化していきます。
もちろん『日曜講座』で扱うのは過去問や予想問題といった “お手軽なもの” ではなく,精選したオーソドックスな題材を用いて基礎を固めることを目的としたものです。
“突飛なもの” ばかり取り組んだところで得点が乱高下するのは目に見えていますし,本番で「下」となってしまっては元も子もありませんからね。
夏に向け,もちろん本番に向けても,彼らがしっかりと成果を残していけるようサポートしていく決意です。