当塾の中3生が 1月に受験した『Z会アドバンスト模試』の結果を持ってきてくれました。
在籍する滝中で 3科総合 1位。全国偏差値は72.0で,全国20,285名の受験者の中で243位という結果でした。
彼女はこれまでも定期テストや実力テストなど数々のテストにおいて,滝中で学年 1位をとってきました。
私たちは彼女の指導を開始して早いもので 6年になりますが,この間,定期テストや実力テスト,各種模試の過去問や予想問題の類には一切取り組ませていなくてもこういった結果を連発。
目の前の各種テストに追われることなく,夢を持って取り組んでいる生徒はやはり違います。
彼女のことは以前のブログでも紹介したことがありますが,私たちは今後も彼女の夢のサポートをしていけるよう取り組む決意です。
『Z会アドバンスト模試』の受験者層は全国に散らばる屈指の私立中高一貫校の生徒たちが中心と聞きました。
将来,東京大や京都大,または国公立大学の医学部に進学する生徒たちは,中3生の時点で各科の高校履修内容を突き進み,着実にその完成度を上げていっているのです。
公立中を経て公立高または私立高に進学する生徒たちで上記したようなところを目標にする場合,1日も早くその学習に取り組み始めなければならないことは明らかです。
岐阜県に当てはめれば,多くの中3生が受験する『岐阜新聞テスト』で総合 1位や 1桁の順位であっても,上記したようなところの合格を勝ち取れる保証はないというわけです。
私が日頃のブログでも申し上げているように,大学受験は高校受験のように甘くはありません。
定期テストや各種模試において過去問や予想問題に取り組んで高得点を取れたと満足しているようでは,大学受験で競い合うことになる全国上位の私立中高一貫生との差は開く一方です。
中学生の間に “お手軽なもの” に頼ることなく偏りのない学習法を身につけ,真の学力を積み上げていくことが中学を卒業してからの 3年後を “違ったもの” にすると私たちは考えます。
先日のブログで紹介した,今春に京都大に現役合格を果たした当塾の生徒。
高1生・高2生の間はこれでもかという程に基礎を徹底させ,同時に各科および各分野の『これと決めた 1冊』に取り組ませました。
彼が京都大の現役合格を勝ち取れたのは,目の前の課題,定期テスト,各種模試に振り回され,そして忙殺されることなく実直に取り組んだ結果と言っても過言ではないのです。