本日より,先日実施した 1月の漢字検定結果が Web 閲覧が可能となりました。
以前のブログでも申し上げたように,当塾は高3生および 2級まで取得している生徒を除き,全生徒に漢字検定を受検させています。
当塾では学年・ステージごとに『規定級』を設けており,例えば「小5生は漢検 6級を得点率 9割以上での合格」を必須としています。
当塾は漢検を資格取得や中学生の内申対策といった位置づけで行なっているのではありません。
あくまでも “長い目で見た受験対策” および “教養の獲得” を目的として,生徒たちに漢検に取り組ませているのです。
ですから合格点スレスレでの合格では意味がないと考えており,特に漢検 3級までは高得点での合格にこだわらせています。
12月時点で在籍していた小学生は今回の漢検で全員が『規定級』をクリアし,9割 5分以上の得点率が飛び交いました。
中学生も負けじと頑張ってくれており,中1生は漢検 4級,中2生は漢検 3級と定めた『規定級』をほぼ全員がクリアしている状況です。
中2生は『規定級』を超えて 2級が 1名,準2級が 5名取得済みというところまできており,このメンバーは中学レベルの漢字に関しては高校受験対策がほぼ完了している状態と言えます。
こうしておけば定期テスト前などに必死に漢字の学習に取り組む必要がなくなりますし,実力テスト前などに場当たり的に取り組む必要もなくなります。
これまでのブログでも申し上げているように,彼らは定期テストに向けた学習においても “当て物のようなもの” には目もくれず,すべきことにきちんと取り組んで各種テストに臨んでいます。
この姿勢が何より重要であり,テスト前でなくとも目標を持って日々の学習に臨む。これが進路探究塾 Mirai の指導なのです。
中学生で漢検 2級合格は純粋にすごいと思います。
なお,当塾在籍の小1生から高2生で漢検 2級を取得している生徒数は以下の通りです。
・高2生 … 7名 (岐阜高・岐阜高・岐阜東高・岐阜高・岐阜高・加納高・長良高)
・中3生 … 1名 (滝中)
・中2生 … 1名 (那加中)
漢検 2級に合格した中2生はコツコツと頑張れる子で,今回の 3回目の受検で合格を勝ち取りました。
この頑張りは他の科目の学習にも生きてくるものと確信しています。
中3生は以前のブログで紹介した生徒とは別の滝中生で,授業の曜日以外にも足繁く自習室に通ってくれているなかなかの頑張り屋さんです。
彼の得意科目は数学ですが,読書が好きな生徒ですからこういう結果になるのだと思います。
先日の国語の授業でセンター試験の現代文セクション (100点分) のみ解いてもらったところ,なんと85点を取りました。漢検 2級,センター試験の現代文はともに学年は関係ありませんね。
高2生は集団指導コース在籍16名のうち,およそ半数が漢検 2級を取得しました。
惜しくも不合格となってしまった高2生もおりますが,どの生徒も今回の向けた取り組みで相当量の学習を積みましたから,この頑張りは決して無駄にはなりません。
ただし,ここからは大学受験に向けて専念させますから,この学年のメンバーは高校在学中に漢検を受検させることはありません。
センター試験の現代文の10点分,二次の数点分ではあるものの,漢字は大学入試において出題されることが確実なわけですから侮るわけにはいかないのです。
論説文の読解においても言葉の知識は必要ですし,小論文を書く際にもそれは活かせるはずです。
後回しにしがちなこういったことを早い段階で取り組み,きっちりと仕上げて万全を期す。
どの科目においても私たちが大切にしていることです。