中学生の自習室の様子です。
週明けの15日(月)・16日(火) に学年末テストを控えた蘇原中や桜丘中の生徒たちと,同じく18日(木)・19日(金) に学年末テストを控えた稲羽中や那加中の生徒たち。
どの生徒も真剣に,集中して自分のすべきことに取り組んでいます。
この中にはすでに学年末テストを終えた中央中の生徒の姿もあり,自身の苦手単元のプリントに取り組んでいました。
返却されている英語と数学の 2科目の得点が,いずれも自己ベストを更新できたと喜んでいたことが非常に印象的です。
中学生が定期テスト前に学習に励むのは言わば当然のことです。
ああだこうだとこちらから指示するまでもなく,当塾の生徒たちは13時台から夕食を持参して自習室へやって来ます。
しかし,何より大切なのは,この頑張りが定期テスト前だけであってはならないということ。
中1生や中2生であっても定期テスト前だけ頑張るというのでは “長い目で見た学力” は身につきませんし,高校受験まではうまくいっても高校進学後に手痛いしっぺ返しをくらうことになります。
これまでのブログでもたびたびお伝えしているように,私たちは定期テストや実力テストといった目先のものに囚われた短絡的な指導を行なう塾ではありません。
日頃からきっちりと取り組んでおけば定期テスト前にバタバタする必要はありませんし,過去問や予想問題といった “安易なもの” 頼らなくとも高成績を収めることは十分に可能なのです。
中学の定期テストを “良い高校に進学するための手段” などと位置づけて安易なものに頼る習慣がついてしまうと,高校に進学してからほぼ確実に伸び悩みます。
高校受験はあくまで通過点に過ぎませんからね。
このことを理解し,さらには夢や目標を持って学習することの意義を理解したうえで愉しさを見出す。
私たちが子どもたちに伝えたいことは,まさにこれなのです。