当塾の集団指導用教室の机と椅子は,コクヨ社製の Campus シリーズを採用しております (コクヨ社の製品紹介ページはこちら)。
机と椅子には誰もが目にしたことのある Campus のロゴがプリントされており,白を基調としたデザインが教室内を一層明るいものに演出してくれます。
開塾時,これを採用するにあたってはかなり悩みました。
学校および塾で一般的に採用されている机と椅子は,木目の天版や座面に金属の脚がついて価格も品質もピンキリといった感じです。
これが定番ではありますが,実際にものを見てもどれが良いのかということさえわかりません。
かと言って,安く売られているプラスチック製の天版や座面のものは耐久性が心配ですし,長時間にわたって生徒が使用する際,腰や臀部に負担をかけてしまうおそれもあります。
同時にパイプ椅子も論外と考えます。当塾では特講などの集中講義の際は10時間以上も座りっぱなしになることもありますから,生徒の立場に立って考えればパイプ椅子はあり得ません。
上記のことを鑑み,当塾では利用する子どもたちに優しく,耐久性にも優れ,かつデザイン性も高い Campus シリーズを机・椅子に採用しました。
当塾の集団指導用教室はすべて独立机としてあります。
2名から 4名で使用する長机であったり,独立机であっても 2連や 3連につなげてしまうと,隣が消しゴムを使用する際に机が揺れたり,または肘が当たったりと落ち着かないでしょう。
さらには,前後の間隔もゆとりがなく,これでもかと生徒を 1つの教室に詰め込むスタイルの塾があります。
当塾は集団指導用の教室は最大16席までと規定して設計しており,机はつなげずに両サイドに通路を設けた完全な “独立机” で,前後の間隔もゆとりを持たせています。
これは,生徒たちに快適な環境で学んでもらいたいという当塾の願いでもあります。
おそらく,一般的な集団指導塾であれば,当塾の16席の教室であれば20席から24席は入れることでしょう。
快適さを無視して “運営上の都合” を優先させ,「競い合う環境」などと称して生徒を教室に詰め込む。私には到底理解しがたい状況です。
進路探究塾 Mirai の学習環境に対するこだわりは,細かなところではありますが,こういった机や椅子にも表れているのです。
塾生たちもこの机・椅子を気に入ってくれており,改めて Capmus シリーズを採用してよかったと考えております。