本日,第5回目となる将来設計講座『みらい』を実施しました。
今回は “プロフェッショナルから学ぶ” をテーマに公立中学校の教諭を招き,小4生から中2生,および教職志望の高2生・高3生を対象に講演を聴いてもらいました。
本日実施した講演の骨子は以下の通りです。
・中学生および高校生の頃を振り返って (取り組み全般,高校受験,大学受験)
・なぜ小中学校の教諭を志し,その職に就いたのか
・中学校教諭の 1日 (平日・休日)
・中学校教諭のやりがい
・小中学校の教諭 (公立) になるためには,また,教諭にはどんな人が適しているか
・今後の目標
彼は私が以前に勤めていた塾で共に指導にあたった仲間で,中学生・高校生の国語を担当してくれていました。
当時の高校生指導は私が英語 (・生物),彼が国語,6月の将来設計講座を担当してくれた薬剤師が数学・物理・化学の授業を行なうというものでした。
今はそれぞれが別々の道を歩んでいるわけですが,2名とも立派に社会に貢献してくれていることも私には嬉しい限りです。
彼は当塾が行なう大学受験へとつながる国語科指導の礎をつくってくれた功労者でもあり,現在,当塾で国語を指導している教員も彼の教え子にあたります。
彼の受け持ってくれていた学年は岐阜県の公立高校入試本番で平均点が 9割超,センター試験で現代文・古文・漢文でそれぞれ満点獲得者がいるなど大きな成果を残しました。
教科指導の上手さは言わずもがなですが,読書を通じて語彙を獲得する重要性を日頃から生徒たちに語り,それを実践させていたという点でも私は彼を高く評価しています。
公教育の場に活躍のステージを移して今年で 6年目を迎えますが,公教育においても彼の強みは遺憾なく発揮されていることと確信しております。
7月に今回の講演の話を持ちかけたところ,彼は二つ返事で引き受けてくれました。
私が提唱する “知の継承” にも賛同してくれており,講演後は教職を志す高校生に対して一人ずつアドバイスを行ない,生徒たちはさらに目標の具現化ができたと喜んでいました。
彼との付き合いは10年を超えましたが,今後も公私にわたって交流を続けていくつもりです。