当塾の集団指導用教室に設置してあるホワイトボードは W3,600 × H1,200 で統一しております。
教室により大きさがばらつくのはもちろん,何より小さいと生徒に迷惑がかかるということから大きさを統一してあるのです。
集団指導で授業を行なう際,基本的にはホワイトボードを 2分割して使用しております。3,600mm という横幅だと 2分割しても板書の字が小さくなりすぎることはありません。
高校生に授業をする際は,解説時の英文や数式が長くなることがありますから,そんな場合にもこの横幅だと使い勝手がよく,非常に重宝しています。
以前のブログでも紹介しましたが,当塾が入居しているテナントはもともと建築用語でいうスケルトンの状態でしたから,何もなかったところに床・天井・壁を施工して現在の空間になりました。
“居抜き” であったならば,おそらくさまざまな制約が入っていたことでしょう。
スケルトンだったために上記したホワイトボードの大きさの統一,生徒がゆったりと座れる前後左右の間隔の確保,そしてトイレの広さや配置にいたるまで全てを決めることができました。
基本となる製図は私がミリ単位で行ない,建築士の方と何度も打ち合わせを重ね,微調整を繰り返しながら創り上げていきました。
私のこれまでの塾教員としての経験をもとに,“生徒たちにとっての理想の学習空間” とはどんなものなのかを追求した結果を当塾の空間に織り込んであるのです。
とはいえ,まだ理想の形には到達できておりません。
細かな部分で手を加えたい箇所が残っておりますから,今後少しずつ改善していこうと考えております。
9月 1日をもちまして,開塾から 6ヶ月が経過しました。
これを受け,上記した改善の第1弾として,塾内の計4箇所に W1,200 × H900 という小振りのホワイトボードを設置しました。
設置したのは写真の自習専用室と,拡張を見越して使用していなかった部屋です。
自習時のちょっとした質問受付にホワイトボードを用いて説明する機会も多いことから,以前から小型ホワイトボードの設置を検討しておりました。
集団指導教室のホワイトボードと比較するとちょうど 4分の 1というサイズです。
当塾は,生徒たちにとって役立つであろう,または有益となるであろう投資を,今後も惜しみなく行なっていく所存です。
探究コーナーの書籍もどんどん数が増えておりますから,そろそろ本棚も拡張しないといけません。次はこれかな…。